- TOEFLのスピーキングで思うように話せない。
- TOEFLのスピーキングの点数が伸びない…。
そんな悩みをお持ちではありませんか?
TOEFLのスピーキングは難易度が高い一方、各taskごとに決まった「回答の型」があり、それをおさえることで得点はかなりとりやすくなります。
この記事を読めば
- TOEFLのスピーキングで話せない理由
- TOEFLスピーキングTask別回答の型&使えるフレーズ
- TOEFLスピーキングの点数を伸ばす学習法
などがわかりますよ。
TOEFLスピーキングで話せない、点数が伸びないと悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
当社のLINE公式アカウントで簡単なアンケートにお答えいただくと、無料で『リスニング力を飛躍的に上げる英語学習法』のWeb bookをプレゼント。




下のボタンからぜひ「友だち追加」をお願いいたします!

TOEFLスピーキングが話せない理由とは?
TOEFLのスピーキングが苦手という人は多いもの。
しかしTOEFLスピーキングで「話せない」原因を理解し適切な対策をとれば、TOEFLスピーキングで高得点を狙えます。
まずはTOEFLスピーキングが話せない理由を見ていきましょう。
準備時間が短く、何を話せばいいかわからない
TOEFLスピーキングでは、Task1で15秒、Task2・3で30秒、Task4で20秒の準備時間しか与えられません。この短い時間で回答を考える必要があるため、何を話すべきか分からず焦ってしまう人が多いです。
特に論理的に話を展開するのが苦手な人は支離滅裂になりやすく、スコアが伸びにくくなります。
この問題を克服するには、「回答の型」を身につけることが重要です。
例えばTask 1なら「意見→理由①(+例)→理由②(+例)→結論」といった構成をあらかじめ決めておくと、スムーズに回答を組み立てやすくなります。
また普段から15秒といった短い時間で話の構成を考える練習をすることで、限られた時間内でも落ち着いて対応できるようになります。
スムーズに話すためのフレーズやテンプレートを知らない
TOEFLスピーキングで流暢に話せない原因の一つに、適切なフレーズやテンプレートを知らないことがあげられます。試験本番で使える表現が少ないと言いたいことがあっても言葉に詰まってしまい、結果としてスムーズな回答ができなくなります。
例えば意見を述べる際に「I believe that…」や「In my opinion…」といったフレーズを事前に準備しておくことで、最初の一言がスムーズに出てきます。
また理由を説明するときに「One reason is that…」や「For example,…」を活用することで、論理的に話を展開しやすくなります。
TOEFLスピーキングの練習では、まずは使いやすいテンプレートをしっかりとおさえることから始めましょう。そしてそれを活用して、実際に話す練習を重ねることが大切です。
リスニングが不十分でTask2・ 3・4の内容を理解できない
Task 2・3・4では、リスニングの内容を正確に理解した上で要点をまとめる必要があります。
しかしリスニング力が不足していると、肝心なポイントを聞き逃してしまい、うまく要約できなくなることがあります。
特にネイティブスピーカーの速い英語やアカデミックなトピックに慣れていないため、聞き取るだけでも一苦労という人も多いでしょう。
この問題を解決するには、リスニング力を鍛えることが必須です。またTask 2・3・4では、ノートテイキングのスキルも重要です。
リスニング中に要点を素早くメモする練習をしておくと、話の流れを整理しやすくなりスピーキングの回答にも自信を持てるようになります。
発音やイントネーションに自信がなく、聞き取りづらい英語になっている
TOEFLスピーキングでは、発音やイントネーションも採点の対象になります。自分の発音に自信がないと、「伝わらないかもしれない」と不安になり、話すこと自体に躊躇してしまうこともあるもの。
またアクセントが強すぎたり抑揚がない話し方をしたりしていると、採点者が聞き取りにくくなるためスコアに影響する可能性があります。
発音を改善するには、ネイティブスピーカーの発話を真似る「シャドーイング」がおすすめです。特にイントネーションやリズムを意識しながら練習することで、自然な英語の発話が身につきます。
さらにシャドーイングを継続することで、発音だけでなくリスニング力も向上し、Task 2・3・4の理解力も高まります。
スピーキングとリスニングは実は密接に関係しているため、スコアアップを狙うなら両方を並行して鍛えるのが理想的です。
本番で緊張しすぎてうまく話せない
TOEFLスピーキングの本番では、試験会場の環境や限られた時間のプレッシャーによって、普段の実力を発揮できないことがあります。
特に日本人は英語を話す機会が少ないため本番で緊張してしまい、言葉が詰まるケースが多いです。
緊張を和らげるには、試験本番を想定した練習を繰り返すことが大切です。例えば時間を測りながらスピーキングの模擬試験を行うことで、実際の試験形式に慣れることができます。
またオンライン英会話やスピーキング練習アプリを活用し、英語を話す機会を増やすのもおすすめです。
TOEFLスピーキングで高得点を取るための「回答の型」をおさえよう!
TOEFLは特にスピーキングとリスニングが厳しいと言われる試験です。
この2つを苦手とする人も多いでしょう。
一方TOEFLスピーキングには、高得点を取りやすい「回答の型」が存在しており、これをしっかりとおさえることでスピーキングは格段に対処しやすくなります。
各Taskごとの回答の型と使えるフレーズを見ていきましょう。
Task 1(Independent Task)の「型」|自分の意見を論理的に伝える
【出題形式】
Task 1では、自分の意見を述べる問題が出題されます。
具体的には身近なテーマに関する質問に対して、自分の考えを理由とともに説明する形式です。
【回答の型】
- 同意か同意しないか
- 理由1(+例)
- 理由2(+例)
- まとめ
【回答の型に合わせたフレーズ】
- I believe/I don’t believe that ~ because … (~だと思います/〜ではないと思います。なぜなら…)
- One reason is that ~. For example, ~(理由の一つは~です。例えば、~。)
- Another reason is that ~. For instance, ~(もう一つの理由は~です。例えば、~。)
- Therefore, I strongly support the idea that ~. (したがって、私は~という考えを強く支持します。)
【回答例】
I believe that studying alone is better because it allows me to focus more. One reason is that there are fewer distractions. For example, when I study alone, I can concentrate without unnecessary conversations. Another reason is that I can learn at my own pace. Therefore, I strongly support the idea that studying alone is the best way to learn.
(「私は、一人で勉強する方が良いと思います。なぜなら、その方が集中しやすいからです。一つ目の理由は、気が散ることが少ないことです。例えば、一人で勉強すれば、無駄なおしゃべりに邪魔されずに集中することができます。もう一つの理由は、自分のペースで学習できることです。したがって、私は一人で勉強するのが最も効果的な学習方法だと強く思います。」)
Task 2(Integrated Task)の「型」|要点をまとめて比較するコツ
【出題形式】
Task 2では、リーディングとリスニングの情報を統合して答える問題が出題されます。
具体的にはまず短い記事(リーディング)を読み、その後に関連する話し手の意見(リスニング)が流れます。その後リーディングとリスニングを基にして、話し手の意見とその理由などを説明します。
【回答の型】
- リーディングパッセージの説明
- リーディングパッセージに対する話し手の主張
- 主張に対し2つ理由があること
- 主張の根拠1
- 主張の根拠2
- まとめ
【回答の型に合わせたフレーズ】
- The reading passage states that ~. (リーディングパッセージは~について述べています。)
- On the other hand, the speaker argues that ~. (一方で、話し手は~と主張しています。)
- He/She gives two reasons for this opinion. (彼/彼女はこの意見の理由を二つ述べています。)
- First, he/she mentions that ~. (最初に、彼/彼女は~と述べています。)
- Second, he/she points out that ~. (次に、彼/彼女は~と指摘しています。)
- Therefore, he/she agree/disagree 〜(だから彼/彼女は〜に同意します。/同意しません。)
【回答例】
The reading passage states that the university will increase tuition fees to improve library facilities. On the other hand, the speaker argues that this is not a good idea. He gives two reasons for this opinion. First, he mentions that many students rarely use the library and prefer online resources. Second, he points out that increasing tuition will put a financial burden on students. Therefore, he strongly disagrees with the policy.
(リーディングパッセージでは、大学が図書館の設備を改善するために授業料を引き上げる予定であると述べられています。一方、スピーカーはこの考えに反対しており、その理由を2つ挙げています。まず1つ目の理由は、多くの学生が図書館をあまり利用せず、オンラインの資料を好んで使っているという点です。2つ目の理由は、授業料の引き上げが学生にとって経済的な負担になるという点です。したがって、彼はこの方針に強く反対しています。)
Task 3(Integrated Task)の「型」|リスニング内容を正しく整理する
【出題形式】
Task 3では、リーディングとリスニングを組み合わせた内容に基づいて答える形式です。具体的には、まず短いリーディング記事が提示され、その後関連するリスニングの音声が流れます。リーディングとリスニング両方の情報を統合して、課題に対応することが求められます。
【回答の型】
- 定義・概念の説明
- 教授が定義・概念を説明するために例をあげていること
- 例1の説明
- 例2の説明
- まとめ
【回答の型に合わせたフレーズ】
- From the reading passage, X is referred to as〜. (読解文から、Xは~として言及されています)
- The professor explains/demonstrates X with the help of one/two examples.(教授は、1つ/2つの例を使ってXを説明しています)
- In the first instance,〜(最初の例では、~)
- In the second case,〜(2番目の例では、~)
- To sum up / As a result, these examples illustrate/show X. (まとめると/その結果、これらの例はXを示しています)
【回答例】
From the reading passage, the concept of opportunity cost is referred to as the value that is gained and lost by making alternative choices.
The professor explains opportunity cost with the help of two examples.
In the first instance, the professor gives the example of a school choosing between building a swimming pool or a library. If the school builds the swimming pool, they gain the benefits of having a recreational facility but lose out on having a space for students to read and study.
In the second case, the professor uses the example of a student who chooses to go to school and take out loans. The student loses the potential income they could have earned if they had worked instead of attending school.
To sum up, these examples illustrate how opportunity cost is the price paid by making one choice over another, highlighting the trade-offs we face when making decisions.
(リーディングパッセージでは、「機会費用」という概念が、ある選択をすることで得られる価値と失われる価値のこととして説明されています。教授は、この機会費用の概念を2つの例を使って説明しています。1つ目の例では、学校がプールを建てるか図書館を建てるかを選ぶ場面を挙げています。もし学校がプールを建てることを選べば、レクリエーション施設としての利点は得られますが、学生が読書や学習をするための空間を失うことになります。2つ目の例では、学生が学校に通うためにローンを借りるケースを紹介しています。この学生は、学校に通うことで得られる教育の価値を得る一方で、もし働いていたら得られたはずの収入を失うことになります。まとめると、これらの例は、機会費用とは「ある選択をすることで他の選択肢を失う代償」であり、意思決定の際に直面するトレードオフを示していることを説明しています。)
Task 4(Integrated Task)の「型」|専門的な話をシンプルに伝える方法
【出題形式】
Task 4では、学術的な内容に関するリスニングが流れ、その内容について要点を整理して答える形式です。具体的には、短い学術的な講義が流れ、その後リスニングの内容を基にして与えられた課題に答えることが求められます。
【回答の型】
- 講義の要約
- 2つの例があげられていること
- 1つ目の例
- 2つ目の例
- まとめ
【回答の型に合わせたフレーズ】
- The lecture focuses on~. (この講義は~について話しています。)
- The professor discusses two examples. (教授は2つの例を説明しています。)
- The first point/example is ~. (最初のポイント/例は~です。)
- The second point/example is. (2番目のポイント/例は~です。)
- In conclusion / As a result / In the end, ~. (結論として / その結果 / 最終的に、~。)
【回答例】
The lecture focuses on the impact of climate change on ecosystems.
The professor discusses two major effects of climate change on the environment.
The first point is the melting of polar ice caps. As the temperature rises, ice in the polar regions melts at an accelerated rate, leading to rising sea levels and the loss of habitats for many species.
The second point is the increase in the frequency of extreme weather events. The professor explains that warmer temperatures contribute to more intense storms, floods, and droughts, which disrupt ecosystems and pose a threat to biodiversity.
In conclusion, the professor highlights that climate change has significant and far-reaching effects on ecosystems, which could lead to the disruption of natural habitats and the loss of biodiversity.
(この講義は、気候変動が生態系に与える影響に焦点を当てています。教授は、気候変動が環境に及ぼす2つの主な影響について説明しています。1つ目のポイントは、極地の氷帽の融解です。気温の上昇に伴い、極地の氷は加速度的に溶けており、それによって海面上昇が起こり、多くの動物種の生息地が失われています。2つ目のポイントは、異常気象の頻度の増加です。教授は、気温の上昇がより激しい嵐、洪水、干ばつなどを引き起こし、それが生態系を混乱させ、生物多様性に脅威をもたらしていると説明しています。結論として、教授は、気候変動が生態系に対して重大かつ広範な影響を及ぼし、自然の生息地の破壊や生物多様性の喪失につながる可能性があることを強調しています。)
TOEFLスピーキング向上はリスニングが鍵!シャドーイングで鍛えよう
TOEFLスピーキングで高得点を狙うには、リスニング力の向上が不可欠です。
なぜならTask2・ 3・4では、リスニングで得た情報をもとに回答を組み立てるため、正確に聞き取れなければ適切な返答ができないからです。
TOEFLスピーキング向上はリスニングが重要である理由と、リスニング攻略方法をご紹介します。
Task2・ 3・4はリスニング力が重要!シャドーイングを実施する
Task2とTask 3では大学生活に関する話題、Task 4ではアカデミックな講義が出題されることが多いです。しっかりと回答するにはリスニングでの正確な内容理解が求められます。
逆に言えば、リスニングができなければTask2・ 3・4には対応できません。
日本人がリスニングを苦手とする主な原因の一つに「音声知覚」の問題があります。
音声知覚とは英語の音を単語・フレーズとして認識する能力のことです。
音声知覚力が不足していると、単語がつながって音変化が起こったときなどに音が捉えられず、意味を理解するのが不可能になります。
この問題を克服するのにおすすめなのが「シャドーイング」です。
シャドーイングとは、聞こえた英語の音声の1〜2語後を影のように追いかけながら真似して発話するトレーニングで、音声知覚を鍛えるのに非常に効果的です。
Task2・ 3・4に対応できるリスニング力をつけるためにも、シャドーイングを積極的に取り入れましょう。
【シャドーイングの基本的なやり方】
- スクリプト付きの音声(30秒~1分程度)を用意する
- 音声のみを聞き大まかな内容を把握する
- スクリプトを見ながら音声を聞き発音や全体の意味を理解する
- 5回を目安にオーバーラッピングを行う(スクリプトを見ながら発話する)
- シャドーイングを行う(20回以上:スクリプトを見ずに発話する)
- 録音した自分の音声を聞き振り返りを行う
シャドーイングでリスニングとスピーキングを同時に鍛える
シャドーイングはリスニング力向上に優れた学習法ですが、スピーキング力の向上にも効果的です。シャドーイングを行うことで英語の発音・リズム・イントネーションを正しく再現する力が養われるからです。
TOEFLスピーキングの評価基準の一つに「Delivery(発音・流暢さ)」があります。
発音が明瞭でスムーズに話せると高評価を得やすいため、シャドーイングなどで発話の質を向上させることが重要です。
AIや添削サービスを活用して効率的にスピーキングを練習しよう
シャドーイングは効果的な学習法ですが、正しくできているかを確認しながら進めることが大切です。
自己流で行うと間違った発音やリズムが定着してしまう恐れがあるためです。
一方、正しくシャドーイングができているか自分で判断するのは難しいもの。AIツールや添削サービスを活用しながら学習を進めるのがおすすめです。
◆AI発音チェックツール
AI技術を活用したアプリやサービスでは、発音の正確さやイントネーションのフィードバックをリアルタイムで得ることができます。例えば、録音した音声をAIが分析し、どの部分の発音が間違っているかを指摘してくれる機能があるものを活用すると、より効果的に発音を改善できます。
◆プロの添削サービスを活用する
本気でTOEFLスピーキングの高得点を狙うなら、英語のプロによるフィードバックを受けるのがおすすめです。専門家にスピーキングを添削してもらうことで、文法ミスや話し方の癖を修正でき、より自然な英語を話せるようになります。
シャドテンを取り入れてTOEFLスピーキングで話せない問題を解決しよう
TOEFLスピーキングで高得点を目指すためには、回答の型を理解し、実際に使えるフレーズを身につけることが重要です。
これらの「型」とフレーズを使いこなせるようになることで、TOEFLスピーキングの点数は向上します。一方で型とフレーズの理解だけでは、高得点は狙えません。
なぜならTask2・3・4では内容を聞き取るリスニング力も重要だからです。
リスニング力を鍛えるのにおすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンでは、毎日プロの添削を受けながらシャドーイングが実施できます。
発音の間違いや抑揚のコツなどのフィードバックを受けながら正しくシャドーイングができ、より効果的にリスニング力と発音力を向上させることができます。
また1000以上の教材に加え4つのアクセントにも対応しており、TOEFLの様々なテーマにも対応しやすいです。
さらにAB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなど便利な機能も充実している他、LINEでの学習相談もあるため独学でも安心して学習を進めていけます。
シャドテンを使用してTOEFLスピーキングで高得点を取得しましょう!
また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

シャドテンオリジナルWeb book『究極のリスニング学習法』をプレゼント!!
全5問のアンケートに答えるだけで無料でGETできるので、ぜひ友だち追加してみてくださいね。
- 最新のリスニングTips
- リスニング診断
- 限定セミナー情報
など、リスニング力を上げたいあなたにピッタリなお役立ち情報を配信中です。