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シャドーイングは同じ文章を繰り返すべき?その理由とおすすめ練習法を紹介!

シャドーイング 同じ文章

英語力アップのためにシャドーイングに取り組む英語学習者が増えています。

しかし、その練習方法については、以下のような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

  • 毎日違う文章を練習すべき?それとも、同じ文章を繰り返した方が良い?
  • 同じ文章を覚えるまでやるべき?
  • 完璧にできるようにならないと効果がない?
  • 同じ文章を覚えるまで練習したら逆効果?

結論から言うと、シャドーイングは同じ文章を繰り返すことが効果的です。

同じ音声を繰り返すことで、正しい音声データが脳に蓄積され、リスニング力や発音が飛躍的に向上するからです。ただし、正しい練習方法と注意点を押さえた上で実施しないと、思うような結果を得られない場合もあります。

この記事では、シャドーイングの効果やメリットを詳しく解説し、同じ文章で繰り返しシャドーイングを行う際の具体的な方法や注意点について紹介していきます。

この記事を読めば、自信を持ってシャドーイングに取り組むことができ、シャドーイングの効果を最大化することができますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

シャドーイング添削サービスについて

シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。

もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。

その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。

  • 英語のプロが、毎日フィードバックをくれる
  • ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応している
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教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。

ぜひこの機会にご検討ください。

リスニングにはシャドテン
目次

ずばりシャドーイングは同じ文章を繰り返すべき!その理由とは?

シャドーイングを同じ文章で繰り返すべき理由は、正しい音声モデルが脳に定着しやすいという点にあります。

毎回違う文章を使ってシャドーイングを行っていると、脳に正しい音声データが蓄積される前に次の文章に移ってしまうことになります。そのため、いつまでも上達が感じられなかったり、自分の苦手とする発音が分からなかったりする原因になってしまうのです。繰り返し同じ文章でシャドーイングを行うことで、これらの問題を克服することができるようになります。

また、シャドーイングで正しい音声モデルを身に付けることは、リスニング力の向上に効果的です。リスニングが苦手だと感じる人の多くは、英語特有の音の変化に慣れていないことが原因だと言われています。

日本人が苦手とする音の連結や脱落も英語特有の音の変化の一例です。

これらのリズムやパターンを聞いて理解できるようにするためには、同じ音声を繰り返し聞き、自分でも実際に口に出して発音できるようになることが必要です。

同じ文章を使ってシャドーイングをすることで、英語特有の音の変化に対応することができるようになります。

シャドーイングがリスニングに効果がある仕組み

なぜシャドーイングはリスニングに効果があるのでしょうか。

その理由は、リスニングのメカニズムに関係があるのです。

リスニングは以下の2つのプロセスで構成されています。

  • 音声知覚
  • 意味理解
リスニング メカニズム

「音声知覚」とは、聞こえてきた音を言葉として認識することを指します。例えば、「ェアポゥ」という音を聞いて、”apple”の事だと分かることです。

この時、私たちは脳内にある「知識データベース」にアクセスして、聞こえてきた音が何という言葉なのかを特定します。

「知識データベース」とは単語の音や意味、文法、例文など、私たちが脳内に知識として保有しているデータのことです。

「意味理解」のステップでは、認識した言葉の意味を理解するというプロセスに入っていきます。

音声知覚の時と同様に、このステップにおいても脳内の知識データベースにアクセスして、認識した言葉の意味を探すのです。

主に「英語のリスニングが追いつかない」原因は、「音声知覚」または「意味理解」のいずれかの処理に時間がかかりすぎていることや、知識データが不足していることによって起こります

シャドーイングでは聞き取った音を再現するというプロセスを通して、脳内で正しい音声データを蓄積していくことができます。

シャドーイングでリスニング力が伸びるのは、こうした脳内での音声処理がスムーズに行われるようになるためです。

同じ文章のシャドーイングを繰り返すことで、正しい音声データが蓄積されやすくなり、音声知覚の処理速度を大幅にアップさせることができるのです。

とはいえ、さまざまな音声データに出会うことも大切なため、同じ文章で繰り返しシャドーイングを行うのは3~4日程度がおすすめです。

シャドーイングの効果をどれくらいから感じ始めるのか気になる方はこちらの記事で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

同じ文章でシャドーイングをするメリット3点

シャドーイングで同じ文章を繰り返すことには、以下のようなメリットがあります。

  1. 音声データを蓄積できる
  2. 発音やリズムが自然に改善される
  3. 実際の会話で使えるフレーズが無意識に出てくるようになる

これらの利点はリスニング力やスピーキング力の向上に直結しており、実際の会話でも役立つスキルとなります。

特に、ビジネスシーンやTOEICなどの資格試験など、迅速な対応が求められる場面でこれらのメリットは大きな力を発揮するでしょう。

以下で1つ1つについて詳しく解説していきますね。

①音声データを蓄積できる

同じ文章でシャドーイングをするメリットの1つ目は、音声データを蓄積できることです。

シャドーイングで同じ文章を繰り返すと、脳内に正確な音声データを蓄積することができます。これにより、英語の音声パターンが自然と身につき、音声知覚の処理速度が向上します。

同じ文章を繰り返しシャドーイングすることで、先ほどご説明した英語独特の音の変化(音の連結や脱落など)、強弱のパターンなどの音声のデータを蓄積していくことができるのです。

シャドーイングの完成度が不十分なまま次の文章に移ってしまうと、正しい音声データを蓄積することができません。

また、繰り返し聞くことで自信がつき、シャドーイングに対するストレスも軽減されるので挫折しにくくなります。

②発音やリズムが自然に改善される

同じ文章でシャドーイングをするメリットの2つ目は、発音やリズムが自然に改善されることです。

同じ文章を繰り返しシャドーイングすることで、微妙な発音やリズムのズレを発見しやすくなり、自分のクセを自然に修正することができます。

その理由は、同じ文章を使うことで、自分の苦手とする発音に気づきやすくなったり、自分の発音がネイティブスピーカーのイントネーションやリズム感とどう違うのかを比べやすくなったりするからです。

例えば、単語間の音がどのようにつながるのか、どの部分で音が消えるのかを理解し、それを自分がシャドーイングするときに取り入れることで、より自然な発音で英語を話せるようになります。

さらに、自分のシャドーイングを録音して確認することで、改善点を見つけやすくなります。

③実際の会話で使えるフレーズが無意識に出てくるようになる

同じ文章でシャドーイングをするメリットの3つ目は、実際の会話で使えるフレーズが無意識に出てくるようになることです。

シャドーイングで覚えたフレーズや表現は、会話の中でスムーズに使えるようになります。なぜなら、シャドーイングでは音声を聞くための聴覚や、正しく発音するための口の動き・舌の位置など、さまざまな感覚を駆使してトレーニングを行うからです。

このようにさまざまな感覚を用いたトレーニングの方が、単に目で見ただけや耳で聞いただけの場合よりも、よりフレーズが定着しやすくなります。

無意識に使える表現が増えることで、スピーキング力が向上し、英語でのコミュニケーションにより自信を持てるようになるのです。

また、覚えたフレーズが瞬時に出てくるため、会話中に考える時間が減り、テンポよく話すことができるようになります。こういったスキルは、特にスピードが求められるビジネスシーンやTOEICなどの英語資格試験でとても役に立ちます。

同じ文章を繰り返すシャドーイングの効果的なやり方

ここでは、同じ文章を繰り返すシャドーイングの効果的なやり方について説明していきます。

同じ文章を繰り返すシャドーイングは、リスニング力やスピーキング力を効率的に伸ばす上で、大きな効果が期待できます。しかし、ただ漫然と繰り返すだけではなく、効果的な手順を踏むことが成功の鍵になります。

同じ文章を繰り返すシャドーイングを始める際に特に意識したいのは、単語を「意味を持つ語」として捉えることです。意味を意識せずに進めると、ただの音マネになってしまい、学習効果が半減してしまいます。

また、同じ文章で繰り返しシャドーイングを行う期間としては、3〜4日間を目安とし、その後は新しい文章に移ることがおすすめです。同じ課題を続けすぎるとマンネリ化してしまうだけでなく、新しい音声データを蓄積することができなくなります。そのため、適度なタイミングで切り替えることが効果を最大化するポイントです。

それでは、シャドーイングのやり方について、以下で解説していきますね。

初日

初日は、以下の手順で行いましょう。

  1. 音声のみ聞き、どれくらい理解ができるか確認する。(最大3回)
  2. スクリプトと音声を照らし合わせながら、発音や文章全体の意味を確認する。(5~10分程度)
  3. オーバーラッピング(音源に合わせてスクリプトを音読する)5回
  4. 必要に応じてマンブリング(スクリプトを見ずに小声で音源を追いかける)1~3回
  5. シャドーイング(スクリプトを見ずに、聞こえてきた音声を即座に反復する)
  6. 録音・振り返り

特に気を付けたいのが、手順5のシャドーイングの際に単なる「音マネ」にならないことです。音を聞いたら、どの単語を発話しているか意識しながら発声するようにしましょう。

単なる「音の素通り」にならず、「この音はこの単語なんだ」として捉えられるようになることを意識するのがポイントです。

2日目以降

2日目以降は、上記手順の5と6のみ行っていきます。

この段階になると、スムーズに発話できる部分と、まだ改善が必要な部分が見えてくるはずです。このとき意識したいのが「聞こえてきた音を素早くで着る限り正確に再現する」ことです。

ここでも単なる「音マネ」になるのではなく、「どの単語か」を意識しながら練習するように注意しましょう。

初日のシャドーイングで上手くいかなかった箇所を意識しながら練習するのがポイントです。また、2日目以降は文全体を通してスムーズに発話することに意識を集中させ、細部の改善と全体的な流れの両方を意識するようにしてください。

同じ文章でシャドーイングをする時の4つの注意点

同じ文章でシャドーイングを効果的に行うためには、次の4つの注意点を意識するようにしましょう。

  1. どの単語・文を発話しているか意識する
  2. 教材のレベルは自分に合ったものを使用する
  3. できるだけ忠実に音声を再現する
  4. 記憶から発話するのではなく、音を聞いて発話する

特に同じ文章を繰り返す場合、上記の注意点を意識して進めないと効果が半減することがあります。

それでは、シャドーイングの効果を最大化するための4つのポイントを詳しく説明していきますね。

①どの単語・文を発話しているか意識する

ポイントの1つ目は、どの単語・文を発話しているか意識することです。

シャドーイングは聞こえてきた音をそのまま再現して発音するトレーニングですが、この時どの単語・文を発話しているのかを意識していないと、ただの「音マネ」になってしまいます。

ただの「音マネ」を繰り返すだけになってしまうと、音が意味を持つ単語として認識されていないままなので、正しい音声データが蓄積されません。

せっかく繰り返し練習しても、全く意味のないものになってしまう可能性があります。

シャドーイングを行う際は、聞こえてきた音を単に繰り返すことだけに意識を集中するのではなく、どの単語・文を発話しているかをしっかり意識するようにしましょう。

②教材のレベルは自分に合ったものを使用する

ポイントの2つ目は、自分のレベルに合った教材を使用することです。

教材のレベルが自分に合っていないと、学習効果が半減してしまいます。自分のレベルよりも簡単すぎるものだと英語力が伸びませんし、逆に難易度の高すぎるものを選んでしまうと、挫折する可能性があります。

教材の目安としては、初日に30回程度シャドーイングをしてみてついていけるようなスピードや難易度のものが最適です。また、4日程度シャドーイングを続けてみて改善点がほぼなくなるようであれば、自分に合ったレベルであるということができます。

自分のレベルよりもはるかに難しいまたは簡単である単語を多く含む教材も避けた方がいいでしょう。

もし、教材の難易度は問題ないはずなのに、口が回らないからずっと同じ課題を行なっているという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

③できるだけ忠実に音声を再現する

3つ目のポイントは、忠実に音声を再現することです。

シャドーイングの目的は、正確な音声データを蓄積し、自然な発音やリズムを身につけることにあります。そのため、できるだけお手本となる音声に忠実に再現することを心がけましょう。

ここでは特にシャドーイング実施後の録音・確認のステップが重要となります。自分の録音した音声と、ネイティブのモデル音声とを比較し、改善していきましょう。個々の子音や母音の発音に加えて、音の連結や音の脱落、リズムやイントネーション、音の強弱など確認する項目は多岐に渡ります。

その上実際に自分で正しく発音を矯正していくのもとても難しく、忍耐力の必要なプロセスになりますが、このプロセスを疎かにしてしまうと、正しい音声データを蓄積できず、英語力アップに繋がらないのでしっかり頑張っていきましょう。

④記憶から発話するのではなく、音を聞いて発話する

4つ目のポイントは、記憶から発話するのではなく、音を聞いて発話することです。

何度も同じ文章を繰り返しシャドーイングしていると、その文章を暗記してしまいますよね。そうなってしまうのは避けられませんが、可能な限り音声を聞いた上で音声に忠実に発話することを意識するようにしましょう。

暗記に頼りすぎると、どうしても音声に忠実に再現するのではなく、自分の発音しやすい方法で発話しがちになってしまいます。そうなると、自分の持つ発音のクセからいつまでたっても抜け出せず、発音を正しく矯正することができません。

前述の通り、あくまで音声に忠実に、というところがポイントです。

シャドーイングにおすすめのアプリは?

今回は「シャドーイングは同じ文章を繰り返すべき?」という疑問について、その理由や練習方法についてご紹介してきました。

同じ文章を使ってシャドーイングすることは、正しい音声データを蓄積するという観点から、非常に効果的であるというのが結論になります。

しかし、前述の通り、「音声に忠実に再現する」ということと、「ただの音マネにならない」ということに注意しながら進めていくことが必要です。

特に「音声に忠実に再現する」ためには、自分のシャドーイングの音声とお手本となるネイティブの音声とを比較・分析し、正しく矯正しなければなりません。実は、このステップを自分だけで行うのはなかなか難しいのです。

そこでおすすめなのが「シャドテン」です。「シャドテン」は、弊社プログリットが提供するシャドーイングに特化したアプリになります。

シャドテンでは、自分だけで行うことが難しい発音の分析や矯正についても、ビジネス英語のプロからのフィードバックを受けることができます。

他にも、シャドテンには、シャドーイングの効果を最大限に高めるための機能が満載です。

  • 録音からシャドーイングの練習・提出までアプリ1つで完結できる
  • 4カ国音源対応・1000以上ある教材の中から自分に合ったものを選べる
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本気で英語力をアップさせたい方、英語学習に挫折した経験があるという方は、ぜひ7日間の無料体験を試してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

カナダ在住。渡加以前はPROGRITのコンサルタントとして100人以上の英語力向上に尽力。
IELTS7.5/Versant73/TOEIC965 を保持。

コンサルタントとしてのクライアントの実績抜粋
IELTS 5.5 → IELTS 6.5 (3ヶ月)
IELTS 6.5 → IELTS 7.5 (3ヶ月)
Versant 45 → Versant 55 (3ヶ月)
Versant 40→ Versant 60 (6ヶ月)

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