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シャドーイングは日本語でもできないほど難しい?そんな時の対策を解説!

  • 日本語ですらシャドーイングできない……。
  • シャドーイングできなければリスニングは上達しないの?

シャドーイングに挑戦したものの、難しすぎてできないと悩んでいませんか?

シャドーイングは高度なトレーニング法のため、最初は誰でも難しさを感じるものです。しかし、正しいステップで取り組むことで、段々とできるようになります。シャドーイングはリスニングの向上に最適なため、できる限り習得し、毎日の英語学習に取り入れたいですよね。

この記事では、日本語でもシャドーイングが難しいと感じてしまう理由や、シャドーイングができない際の対策方法などを紹介します。

シャドーイングに対する悩みを解消し、効果的にリスニング力を伸ばしたい方、必読です!

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

シャドーイング添削サービスについて

シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。

もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。

その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。

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教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。

ぜひこの機会にご検討ください。

リスニングにはシャドテン
目次

シャドーイングとは?

シャドーイングとは、聞こえてくる音源を影(シャドー)のように追いながら再現する学習法です。主にリスニング力の向上に効果的で、続けることで英語の正確な音やアクセント、リズム、イントネーションを自然に習得できます。

音声を聞きながら発話するため難易度は高いものの、正しく取り組むことで初心者でも効率よくリスニング力を向上させられる方法です。

また、シャドーイングには、以下の2種類があります。

種類主な効果実施方法
プロソディシャドーイング音声知覚の自動化聞こえてきた音を素早く正確に再現する
コンテンツシャドーイング内容理解の強化聞こえた音を再現し、英文の意味を理解する

プロソディシャドーイングは、聞こえてきた音を素早く正確に再現することで音声知覚を自動化(英語の音そのものの習得)させる方法です。一方、コンテンツシャドーイングは、音を正確に再現しながら英文の意味まで理解する方法です。『プロソディシャドーイング→コンテンツシャドーイング』の順に進めることで、スムーズにステップアップしやすくなります。

シャドーイングについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

日本語でもシャドーイングができないと感じてしまう理由

「日本語ですらシャドーイングができない」と感じている方もいるかもしれません。その場合、以下のような理由が考えられます。

  • 音源のスピードが速すぎる:

速いスピードの音源は、母国語でも再現が難しいです。さらに、無理に追いかけようとすることで、焦りや苦手意識が強まり、より困難に感じることがあります。

  • 認識と発声にズレが生じている:

頭で理解していても、実際に声に出して再現しようとすると、スムーズに発声できないことがあります。認識と発声のズレは、即座に音を口に出す経験が未熟な場合に起こりやすいです。

  • 間隔を空けすぎている:

シャドーイングする際に、お手本の音源と発声の間隔が空きすぎていることも問題となります。音源を聞いてから発声するまでの時間が長すぎると、追従が困難になり、正確に再現することが難しくなります。

  • 集中力が欠けている:

シャドーイングは高い集中力が必要です。注意が散漫になると、母国語でも音声を正確に追いかけられません。

これらの要因が重なることで、母国語でもシャドーイングが難しく感じることがあります。

英語のリスニングを向上させるにはシャドーイングしかない?

リスニングを向上させる方法として、シャドーイングはとても効果的ですが、唯一の方法ではありません。

シャドーイング以外にも、多聴やディクテーションがリスニングの向上に役立ちます。それぞれの実施方法と得られる効果は、以下の通りです。

<多聴>

さまざまな英語の音源をたくさん聴く方法です。一語一句を聴き取るのではなく、全体の大意をつかむことがポイントです。多聴を通して、英語の自然なスピードに慣れることができ、リスニング力全体が向上します。

<ディクテーション>

聞こえた音源を一語一句書き出す方法です。英語の自然な音や音声変化を聞き取り、単語やフレーズに置き換えられるようになります。また、書き出すことで足りない知識が明確になり、効率よく不足を補うことができます。

とはいえ、リスニング力を効率良く向上させるためには、シャドーイングを取り入れることが近道です。

なぜシャドーイングがリスニング向上に最適なのか?

なぜシャドーイングがリスニング向上に最適なのかを理解するためには、リスニングのメカニズムを知ることが重要です。

英語のリスニングは、主に以下の2つのプロセスで成り立っています。

  • 音声知覚(音を聞き取ること)
  • 意味理解(聞いた音を理解すること)

音声知覚とは、聞こえてきた音を言葉として認識するプロセスです。例えば、「ラナウェイ」と聞こえたときに、すぐに「run away」と認識できる状態を指します。この時、私たちは脳内の「知識データベース」(※)を活用して、聞こえた音がどの単語かを特定しています。

※単語の音、意味、文法、例文など、記憶している情報の集まり

もう一方の意味理解とは、認識した言葉が持つ意味を理解するプロセスです。音声知覚と同様に、このステップでも、脳内の知識データベースを使って言葉の意味を探し出します。

リスニング メカニズム

リスニング力を向上させるには、『音声知覚の自動化→意味理解』をスムーズに行う必要があります。そして、シャドーイングは、音声知覚と意味理解の両方を効果的に鍛えられる方法です。

シャドーイングでは、同じ音源を繰り返し聴くため、脳内の音声データが着実に蓄積されます。その結果、音声知覚が自動化され、スムーズに英語の音を認識できるようになります。

また、シャドーイングは音源をただ聞き流すのではなく、能動的に学習を進めるアクティブラーニング。意識的に音に反応しながらリスニングを行うため、記憶に定着しやすくなることも利点です。

シャドーイングができないときの対策3選

シャドーイングができない際には、ここで紹介する3つの対策を試してみてください。

シャドーイングは難しいトレーニングですが、適切なステップと対策を講じることで確実に効果を得られます。挫折しないためにも、ぜひ読み進めてください。

対策①:シャドーイングのやり方を見直す

シャドーイングができないと感じたら、シャドーイングのやり方を見直しましょう。見直すポイントは以下の3つです。

  • 事前準備を徹底する
  • 1~2語後を追いかけるように発話する
  • 同じ課題を繰り返す

それぞれ順に解説します。

①事前準備を徹底する

まずは、事前準備がしっかりとできているのか見直しましょう。

シャドーイングは、同じ音源を3〜4日継続して行いますが、初日と2日目以降はやるべきことが異なります。いきなりシャドーイングに取りかかっている場合は、初日にするべき以下3つの事前準備がぬけている可能性があります。

<シャドーイングの事前準備>

1.音声のみを聞き、どれくらい理解ができるか確認する(Max 3 回):

新しい課題でシャドーイングをする前に、まずは音源をすべて聴きましょう。おおまかな内容や、音源のスピード・リズムを掴むのが目的なので、この段階ですべて意味が理解できなくても大丈夫です。

2.オーバーラッピング(音源に合わせてスクリプトを音読する) 5 回:

音源を聴いたら発話していきます。といってもいきなりシャドーイングを行うのではなく、オーバーラッピングから始めましょう。

オーバーラッピングは、英語の音源と同時に発声する練習方法。オーバーラッピングをすることで、文章の抑揚やスピード、リズムや間の取り方などが掴めます。5回を目安に行い、シャドーイングの下準備をしましょう。

3.必要に応じてマンブリング(スクリプトを見ずに小声で音源を追いかける)1~3回:

もしオーバーラッピング実施後に、音声についていくのが難しすぎると感じる場合は、音源に慣れるためにもマンブリングを実施しましょう。マンブリングとは小声で発話する方法。明確に発話する必要はなく、ぶつぶつ言うようなイメージです。
このプロセスは必ず必要なわけではなく、オーバーラッピング後にそのままシャドーイングに進めそうな時は進んで大丈夫です。

②1~2語後を追いかけるように発話する

音源をうまく追えない場合は、音源と発声の間隔が空きすぎていないか確認しましょう。

シャドーイングは、聞こえた音を影のように再現することがポイントです。音源を聞いてから発話するまでの時間が長すぎると、追従が難しくなります。

発話するタイミングは、音源の1〜2語後です。3語以上遅れると、間隔が空きすぎている状態です。音源と自分の発話の間隔が適切かどうか確認しながら練習しましょう。

③同じ課題を繰り返す

シャドーイングは、同じ課題を3〜4日繰り返し行いましょう。繰り返すことで、音源に慣れ、スムーズにシャドーイングができるようになります。

また、毎日自分のシャドーイングを録音し、お手本の音源と自分の音声を比較して、違いを確認しましょう。できていない部分は、翌日の練習で改善することが大切です。

対策②:教材を見直す

シャドーイングがうまくいかないと感じたら、教材が自分に合っているか確認しましょう。教材選びのポイントは以下の通りです。

  1. レベルは「i+1」
    自分のレベル(i)より少し上(+1)の教材を選びましょう。理想のレベルは、スクリプトを見て9割理解でき、30回ほど練習すれば音源についていけるものです。
  1. 音源の長さは30秒~1分程度
    短い音源なら集中力を保ちながら繰り返し練習できます。長すぎる音源は途中で疲れてしまい、効果的な学習が難しくなる可能性があります。
  1. 音声のスピードが一定
    初心者には、スピーチやドラマのように速度が変化する音源よりも、TOEICや英検リスニング対策用の教材がおすすめです。教材の音源は、一定のスピードで話されているため、テンポが安定していて再現しやすいです。

適切な教材を選ぶことで、効率よくシャドーイングを進められ、効果も実感しやすくなります。教材を見直して、自分に合ったものを使いましょう。

対策③:毎日トレーニングを行う

シャドーイングの効果を最大限に引き出すためには、継続的なトレーニングが重要です。

英語は日本語とは異なる口の筋肉や舌の動きを使うことが多いため、普段使い慣れていない筋肉を駆使する必要があります。そのため、日々の練習が欠かせません。

まとめ

この記事では、「日本語でもシャドーイングができない……」と悩む方に向けて、シャドーイングが難しいと感じる原因や、その対策を紹介しました。

もしシャドーイングが難しすぎると感じたら、やり方や教材のレベルを見直すことが大切です。適切な方法で進めることで、着実に効果が実感できるようになります。

また、より効果的かつ正しくシャドーイングを進めたいなら、プロの力を借りることも有効です。そこでおすすめなのが「シャドテン」です。

シャドテンであれば教材選びから添削、学習の進め方までビジネス英語のプロがサポートしてくれます。アプリ1つで学習が完結するため、学習時間や場所を選ばず忙しい人でも学習を続けられます。

教材は初心者から上級者、日常会話からビジネスまで幅広く用意されているため、自分のレベルや目的に合った内容でシャドーイングが行えます。

まずは7日間の無料体験で、シャドテンの効果や使いやすさを実感してみてくださいね。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

カナダ在住。渡加以前はPROGRITのコンサルタントとして100人以上の英語力向上に尽力。
IELTS7.5/Versant73/TOEIC965 を保持。

コンサルタントとしてのクライアントの実績抜粋
IELTS 5.5 → IELTS 6.5 (3ヶ月)
IELTS 6.5 → IELTS 7.5 (3ヶ月)
Versant 45 → Versant 55 (3ヶ月)
Versant 40→ Versant 60 (6ヶ月)

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