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TOEICのリスニングは「先読み禁止」!?その実態にせまる!

「TOEICのリスニング中に、リーディング問題文を先読みしてはいけない」という話を耳にしたことはありませんか?

実際にTOEICの受験会場では、「音声が流れている間にリーディングセクションを含む他の問題に手をつけないでください」という注意が行われるケースがあります。とはいえ、TOEIC全体を通して「先読み自体が一切禁止されている」というわけではなく、特にリスニングセクション実施中に「リーディングの問題文」へ目を通す行為が原則として認められていない、というのが正しい理解です。

「リスニングが苦手だから、リーディング問題を事前に少しでも解いておきたい……」と思うかもしれませんが、それが試験監督に見つかると警告を受けることもあります。

本記事では、TOEICリスニング中の「先読み禁止」の実際の運用や理由を整理しつつ、リスニングパート内での先読みのコツやリスニング力の底上げ方法を紹介しております。ぜひご一読ください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

TOEICにおける「先読み禁止」の実際と背景

すべての先読みが禁止されているわけではない

TOEICでは、リスニングセクション中にリーディング問題を先読み・解答する行為が禁止されています。これは、受験会場の試験官アナウンスや受験案内でも明示的に案内されており、違反行為とみなされると注意を受けるリスクがあります。

一方で、リスニングのパートごと(Part3→Part4など)や問題文そのものの“簡単な下読み”については、公式サイトの注意事項に記載も無いため、基本的に注意を受けることはないでしょう。

しかし「リスニングの音声が流れている最中」に、隣のページをめくってリーディングセクションの設問を先読みしていると、試験官の目に止まり警告を受ける可能性があります。

公式サイトには以下のように記載がされています。

(6) 決められた時間を超えて解答する行為
     試験開始前または試験終了後に問題内容を見る、または解答する行為
     リスニングテスト中にリーディングセクションの問題内容を見る行為、またはリーディングテスト中にリスニングセクションの問題内容を見る行為

引用元:IIBC TOEIC 注意事項

公平性と試験運営を守るための措置

TOEICを主催する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の受験案内には、「試験監督者の指示に従う」「指示があるまでページをめくらない」といったルールが明確に示されています。

ここで想定されているのは、全員が同じタイミングで同じパートを解くという公平性の維持です。リスニング音声が流れている最中にリーディング問題を解いてしまうと、他の受験者との間に不公平が発生しかねず、また音声を聞く意識が散漫になるため、試験全体の進行にも支障をきたす恐れがあります。

なぜリスニング中にリーディングを先読みすると危険なのか

ペナルティリスクだけでなく理解力の低下にもつながる

先読みを強行すると、試験監督に見つかった場合のペナルティリスクだけでなく、リスニングへの集中力が途切れてしまうという弊害もあります。

リスニング中にリーディングの文章を目で追ってしまうと、耳と目で処理する情報が多くなりすぎて、「音声が頭に入らない」状態になりがちです。結果的にリスニングの正答率も下がってしまい、総合スコアダウンにつながる可能性があります。

リスニングの設問読みに集中する時間もなくなる

TOEICのPart3やPart4では、問題文や選択肢を確認しながら音声を聴く必要があります。

そこに加えてリーディングパートの先読みまでやろうとすると、パート3・4の設問を読む時間がさらに削られ、結局「どちらも中途半端」になりかねません。リスニング本来の問題である会話内容やトピックを丁寧に聴き取れず、正解を逃してしまうリスクが高まります。

リスニングのスコアを上げるには?

リスニング力を底上げする:本質的アプローチ

リスニングとリーディングを同時進行できないのであれば、なおのことリスニング力の地力を上げるのが最重要です。いくら先読みをしたところで、肝心の英語音声が聞き取れなければ得点は伸びません。根本的には、

  1. 音声変化(リンキングや弱形)の習得
  2. 英語特有のリズムやイントネーションに慣れる
  3. 簡単な語彙・文法を素早く理解し、日本語に逐一置き換えず内容をとらえる

この3点を日常的にトレーニングすることで、先読みを頼らなくても音声から直接情報を処理する力を身につけるのが理想です。

パートごとの時間配分を最適化する

TOEICのリスニングセクション(約45分〜47分)は、Part1〜4まで徐々に問題数が増え、会話やナレーションの長さもアップします。リーディングパートを先読みしようとしなくても、各パートでの時間の使い方を把握し、音声を聴くタイミングに合わせて問題を処理する能力を高めるだけで、得点率は大きく変わります。

  • Part1: 写真描写問題は比較的短いが、1問ごとの音声が一度しか流れないため、しっかり集中して聴く。
  • Part2: 質疑応答問題。先読みがほとんどできない構造だが、逆にいえば聞いた瞬間に一番合う回答を選ぶ「瞬発力」を磨けば高得点が期待できる。
  • Part3/Part4: 長い会話・説明文。音声前に数秒だけ問題文のキーワードを確認する時間があるため、その短時間を活かして何が問われるかを把握し、音声を聴くと同時に正答を導く。

こうした流れを身につければ、リーディング問題を先読みして解く余裕がなくても、リスニングパートは十分対応できるようになります。

おすすめの学習法:シャドーイングでリスニング力を養成

リスニングのスコアをアップするためには音声をしっかり捉える力が必須。そこでおすすめな学習法がシャドーイングです。

シャドーイングのメリット

  1. 音声変化への慣れ
    英語には “would you” →「ウッジュー」などのリンキング、助動詞や前置詞が弱くなる弱形があります。シャドーイングで実際に声に出すと、こうした音声変化を自然に体得しやすいです。
  2. 情報処理速度のアップ
    音声を数秒遅れで追いかけるため、瞬間的に英語を聞き取って再現する脳の回転が速くなり、リスニング中の集中力が大幅に向上します。
  3. 英語のリズム・イントネーションを定着
    自分が口にすることで、英語特有の抑揚が身につき、実際の試験本番でも「どこを強調しているのか」「話の流れの切れ目はどこか」が掴みやすくなるでしょう。

シャドーイングのやり方

  1. 素材選び: TOEIC公式問題集やTOEIC対策教材のリスニングCDなど、スクリプト付きの音源を用意。
  2. 内容把握: まずは音源を流し全体を確認。その後スクリプトを見て音と単語をすり合わせ、わからない単語をチェック。
  3. 発声:まずはスクリプトを見ながらお手本の音と同時に発話(オーバーラッピング)。5回ほど行い慣れたら、次はスクリプトを見ずにお手本の音から1~2語遅れてお手本に忠実に発話するシャドーイングを行う。
  4. 仕上げ: シャドーイングの音声を録音し、お手本の音と照らし合わせながら音源通りに発話できていない部分をチェックし、数回その部分のみ練習する。

詳しいやり方はこちらの記事で紹介しているので、シャドーイングをやってみようと思っている方はぜひこちらもあわせてご覧ください。

さらに学習効率を高めたい方へ:シャドテンの活用

シャドテンHPの画像

シャドーイングの重要性は分かっていても、「自分だけでは正しい発音や抑揚をチェックできない」「続けられるか不安」という方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、シャドーイング特化型アプリのシャドテンです。シャドテンには、TOEICリスニングで効果を発揮する仕組みが豊富に揃っています。

  1. プロが“音声変化”を中心に毎日フィードバックしてくれる
    • TOEICに頻出するリンキングや弱形を重点的に見てもらえる
    • 「ここは大丈夫」「ここをこう直すとさらに良くなる」というポイントが明確化され、独学の不安が解消する
  2. 充実の教材ラインナップ:4アクセント・1000以上の教材
    • アメリカ英語だけでなく、イギリス、オーストラリア、カナダなど複数アクセントに対応
    • レベルや興味に合わせて多彩な教材から選べるため、飽きずに練習を続けられる
  3. AB再生・スピード調整・スクリプト表示切り替えなど機能が充実
    • まずは遅めのスピードで練習し、慣れてきたら通常〜速めの速度でトライ
    • スクリプト表示のオンオフを瞬時に切り替えながら、耳だけのトレーニング→文字で確認するトレーニングを行える

これらの機能を活用すれば、「音を聞いたらすぐに理解できるリスニング力」が身につきます。

まとめ:リスニング問題の先読みは大丈夫だが、リスニング中のリーディングの先読みはNG

  • リスニング中にリーディングセクションの先読みする行為は運営ルール上認められておらず、試験官から注意される可能性が高い。
  • 先読みに頼るよりもリスニング力自体の底上げが重要で、音声変化や瞬発処理の訓練を重ねれば、高得点は十分目指せる。
  • TOEICの各パートごとに時間配分や聞き取りのコツを理解し、短時間で設問文を把握しながら音声に集中するのが鍵。
  • シャドーイングで、“英語を英語のまま聞く”感覚を磨くと効果的。
  • シャドテンを使えば、プロの添削と豊富な機能を活かして、さらに効率よくリスニング力を高められる。

    リスニング中はリーディングの先読みをするのではなく、リスニングに集中することで正答率も上がり結果トータルスコアも上がるはず。ぜひシャドーイングなどの効果的なトレーニングを取り入れ、次の試験で高得点を目指していきましょう。

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    Daisuke|監修者
    プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
    英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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    この記事を書いた人

    シャドテンラボ編集部です。
    英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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