英語のリスニング力を伸ばしたいと思いながら、
- なかなか英語を聞き取れるようにならない
- そもそもどう学習すればいいか分からない
と悩んでいませんか? 特に社会人として忙しい日々を送る方々は、学習時間の捻出が難しく、「英語を始めても挫折してしまう」ケースが少なくありません。しかし、リスニングができるようになれば、海外ドラマや映画の理解が深まるだけでなく、仕事でも英語を使ってスムーズにコミュニケーションを図れるようになり、キャリアアップの可能性が広がります。
そこで本記事では、多くの英語学習者が見落としがちな「リスニングとスペルの関係」にフォーカスしてどのように学習したらいいか解説していきます。
この記事を読み進めていただければ、
- リスニングでもスペルを意識する学習がなぜ大切なのか
- 具体的な練習法やおすすめのアプリ
などがわかり、納得感を持って取り組めるようになります。ぜひ最後までお読みください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
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そもそもスペルとは? リスニングとの関係性
スペルとは、英単語のつづりを指します。
日本語と英語では音声の特徴が異なるうえ、アルファベットのつづり(スペル)と音との対応関係が複雑で、つまずきやすいポイントがたくさんあります。そのため、ただ英語を聞き流すだけでは「音の切れ目」や「単語の形(スペル)」がイメージしづらく、結果としてリスニング力がなかなか伸びないというケースが多いです。
リスニングの観点からみるスペルを意識する重要性・メリット4選
英語は「読む」のと「聞く」の両面で学習が進むほど相乗効果が出やすいと言われます。実際、音と文字の対応関係を理解すると、未知の単語を聞いたときにも発音やつづりを推測しやすくなります。
では具体的に見ていきましょう。
①未知の単語に遭遇しても推測しやすい
英語の単語には「綴りからある程度発音が推測できる」「発音を聞くとある程度つづりが想像できる」という特徴があります。日本語とは仕組みが大きく異なるぶん、慣れるまでは苦労しますが、一度音と文字の対応を習得すれば、新しい単語を耳にしたとき「このスペルかもしれない」と予測しやすくなるのです。
②リスニングとリーディングの相乗効果
リーディング教材や単語帳などで「文字ベースの学習」をするときにも、音声のイメージが湧くようになるので、記憶に定着しやすくなります。反対にリスニング時には文字情報が頭に浮かびやすくなり、聞き取るスピードがアップする好循環が生まれます。
③聞き流す学習より「どの音がどの文字に対応しているか」が明確になる
聞き流しているだけの学習だと、そもそも何の単語なのか意識していないことが多く呪文のように文字が流れていってしまうことが多いです。
しかし、スペル(単語)を意識すると必然的にどの音がどの単語なのかを把握することになるので、「どの音がどの文字に対応しているか」が明確になります。
④単語の発音や音の変化を捉えやすくなる
第二言語習得論では、「文字言語と音声言語を結びつける学習が読解力だけでなくリスニング力の向上にも寄与する」と示唆されています。
単語単体なら聞き取れるけど、文章になったら聞き取れないという人も多いのではないでしょうか?その理由は英語特有の「音の変化」にあります。音の変化とは、特定のアルファベットが横並びになった際に、音が消えたり繋がったりすることを指します。
日本語ネイティブが英語のリスニングに苦手意識をもってしまう多くは、まさにこの「音と文字のズレ」をクリアしないまま学習を続けてしまうからです。
ここを解消すれば、リスニングをとてもしやすくなります。その解消におすすめなのがシャドーイングという学習です。
リスニングをしながらスペルを練習するのにおすすめな学習法は?
リスニングをしながらスペルスキルを身につけるには、「音声を聞く → 書く(または文字をイメージ) → 間違いを見つける → 修正する」を繰り返すことが基本となります。具体的には以下のような手順が効果的です。
■ステップ1:ディクテーション(書き取り)
1)まずは短い音声素材を用意
初心者のうちは1分ほどの英語ニュースや会話文など、短めの素材を選ぶのがおすすめです。
2)音声を止めながら書き取る
通しで聞いた後、数秒ごとに止めて、一語一句を書き起こします。単語がうろ覚えでもいいので、自分でスペルを推測して書いてみることが大事です。
3)答え合わせと原因分析
教材のスクリプトと比べながら、どの部分を聞き間違えたか、つづりを間違えたかをチェック。発音がつかみにくかったのか、単語そのものを知らなかったのかなど、原因を明確にすると次の学習につながります。
■ステップ2:口を動かして確認する
ディクテーションだけで終わらせず、そのフレーズを実際に声に出してみましょう。リピーティング(聞いてから同じ文章を音読)やオーバーラッピング(同時に音読)、さらにはシャドーイング(1~2語遅れて発話する)といった方法を通じ、音とスペルのズレをさらに修正していきます。
■ステップ3:理解と定着
書き取った単語やフレーズで、特にスペルや発音が曖昧だったものは改めて単語帳や辞書でチェック。フォニックスルール(発音と文字の対応)もあわせて確認すると、同じミスを繰り返しにくくなります。
リスニングにおすすめのアプリ2選
英語学習をアプリで行う場合、「音声中心の教材が充実しているか」「ディクテーションや発音チェックなど、リスニングとスペルを結びつける機能/サービスがあるか」に注目すると良いでしょう。
ここではリスニングにおすすめのアプリ2つをご紹介します。
シャドテン

【対応機種】iOS/Android
【特徴】
①シャドーイング学習に特化
英語音声を少し遅れてそのまま発声するシャドーイングが効率的に行えるよう設計されています。そのため、音とスペルの関連を意識しながら、リスニング力と発音を同時に鍛えることができます。
②専門家によるフィードバック
自分の発話を録音・送信することで、1日1回英語のプロからの添削を受けることができます。客観的に音の変化を基本とした添削を受けられるので、正しい音声知識を身につけることが可能です。
③短時間での学習を習慣化できる
アプリで完結するサービスのため、家でも外でも手軽にシャドーイングを続けられます。忙しい社会人にとって、スキマ時間を有効活用できる環境が整っているのは大きなメリットですね。
English Central

【対応機種】iOS/Android/Webブラウザ
【特徴】
1)動画学習の豊富さ
映画、ニュース、プレゼン、アニメなど、多彩なジャンルの動画を通じて英語学習ができる設計。字幕と音声が確認できるため、リスニングと文字の対応づけが視覚的に把握しやすいです。
2)ディクテーション機能
英語字幕が隠れる機能を活用して、ディクテーション感覚で練習できます。
3)段階的な難易度設定
レベル分けが充実しているため、初心者から上級者まで自分のスキルに合った教材を選びやすいです。
リスニングとスペルスキル向上のためのコツ5選
ここからはスペルスキルを向上させるためにおすすめのコツを5つご紹介していきます。
コツ①:短いトレーニングを積み重ねる
英語学習は短時間でも継続してこそ成果が出ます。まとまった時間を取るのが難しい場合、1日10分でもいいので「リスニング→書き取り→確認」を習慣づけるようにしましょう。
コツ②:自分の発声を録音し、客観的に聞く
録音して聞く作業は面倒に思えるかもしれませんが、実際に自分がどこでつまずいているかを知るのに最適です。発音とスペルの対応を強化すればリスニング時の精度も上がります。
コツ③:発音記号やフォニックスの学習も取り入れる
発音記号を理解し、フォニックスの基本ルール(例:aが/æ/と読む場合、単語の中での位置や字母の組み合わせで変化するなど)を学ぶと、スペルから音を推測しやすくなります。これは文字情報からリスニングを補う手掛かりになるでしょう。
音の変化についても学ぶとリスニング中の音のつながりも理解しやすくなるのでおすすめです。

コツ④:苦手音を重点的に攻略する
誰にでも苦手な音は存在します。特にTHやLなど、日本語にない音を苦手とする人は多いです。苦手な音こそ重点的に学習することで、リスニングもしやすくなり結果スペルもつづりやすくなります。
コツ⑤:テストや実践の機会を作る
TOEICや英検などのリスニングセクションに挑戦すると、学習の成果を客観的に測れます。また、オンライン英会話などで実際に会話をすると「自分がどれだけ相手の英語を聞き取れるか」を体感でき、モチベーション維持にもつながります。
まとめ:継続的な学習がリスニング力を変える!
リスニングをする際に、「音を聞く」だけでなく「音をスペルに落とし込む」段階まで意識することで、どの単語であるのか理解しやすくなるため、リスニング力が結果向上します。
日本語と違い、英語は発音と文字の対応が単純ではありませんが、そこを理解すればするほど「聞き取れる範囲」と「正しく覚えられる単語数」が飛躍的に増えていくでしょう。
もちろん、英語学習は一朝一夕で終わるものではありませんが、正しい手順とモチベーションを維持する工夫さえあれば、必ず成果が見えてきます。シャドーイングやディクテーションなど、「音xスペル」の学習をぜひ取り入れて高いリスニング力を手に入れましょう!
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