「英語を聴いて理解できるようになりたい」「リスニング力が大事なのはわかるけど、そもそも“リスニング”の本当の意味って何?」
そんな風に思ったことはありませんか?
英語学習においてリスニングは非常に重要な要素ですが、「ただ音を聞いているだけ」「何となく流して聞いているだけ」といった状態で停滞してしまう方も多いようです。
この記事では、英語学習におけるリスニングの本質的な意味を掘り下げながら、そのスキルを効果的に身につけるためのポイントと具体的な学習法をご紹介します。
「リスニングの本当の意味を理解し、うまく学習に取り入れたい」と思っているあなたの疑問や悩みに寄り添いながら、少しでも前向きに英語の音と向き合えるようサポートできれば幸いです。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
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リスニングの本当の意味とは?
「リスニング」とは、ただ音声を耳に入れて音を拾うことではありません。英語が発する音声の背後にある情報や意図をキャッチし、正しく理解することがリスニングの根本的な意味です。たとえば、以下のような要素が含まれます。
- 話し手が伝えたい内容の理解
文法構造や単語の音を拾うだけでなく、その文脈や場面に合った意味を推測する力が求められます。 - 話し手の感情やニュアンスの把握
イントネーションや強調、間の取り方などから、発言の裏にある気持ちや意図をくみ取ることも重要です。 - リアルタイムでの処理能力
リスニングは基本的に一度きりの音声情報を瞬時に処理して理解する能力が鍵となります。
つまり、リスニングとは「単語を耳で聞き取る」こと以上に、言葉全体の流れから意味や意図をくみ取る総合的な理解力を磨くプロセスだといえるでしょう。
リスニング力が重要視される理由
英語学習をするときに近年ではリスニング力を重視する傾向にあります。一体それはなぜでしょうか?
理由を見ていきましょう。
コミュニケーションの土台
英語を使ったコミュニケーションは、話す(スピーキング)だけでなく「相手の発言を理解する」ことが欠かせません。リスニング力が不足していると、会話そのものが成り立たなくなってしまいます。
情報収集の効率向上
ビジネスシーンでも、海外のカンファレンス映像やニュースソースなどをリアルタイムで理解できるようになると、大量の情報を素早くキャッチアップできます。英語のリスニング力は学習や仕事の効率を上げる要素としても注目されているのです。
テストや資格試験での配点増加
近年の英語資格試験(TOEIC、英検など)ではリスニングセクションの比重が高まっています。例えば、TOEICではリスニングが合計495点満点で、総合の半分近くを占めるため、スコアアップには避けて通れません。
リスニングを高めるための基本ステップ
リスニング力を効率よく伸ばすためには、以下のようなステップを踏むことが効果的です。
- 音声を区切って集中して聴く
いきなり長い音源を聴くよりも、短いセクションに区切って何度も聴き、わからない部分を集中的に確認する。 - スクリプトや字幕で答え合わせ
曖昧だった表現をスクリプト(文字情報)で確認することで、聞き逃していた音や言い回しを正しく把握できる。 - ディクテーション(書き取り)
聴こえた英語を一語一句書き取るトレーニングは、リスニングの弱点を発見しやすく、細部の音声認識力を高める。 - シャドーイング
音声の後を追って発声する練習によって、音と口を連動させる習慣がつき、英語独特のリズムや音の連結も身につきやすい。またお手本の音声についていかなければいけないため、音声処理速度も向上します。
このような方法を繰り返し行うことで、英語音声を頭の中で正確に処理するスキルが徐々に培われます。
“聞く”から“聴く”への意識改革
「聞こえている」と「理解している」は別物
テレビやラジオをBGMのように流していても、“音”は耳に届いていても意味が取れていない状態が続くことがよくあります。
「リスニングは量が大事」と言われる一方、ただ“耳に流れてくる英語”を聞き流すだけでは、確かな力になりにくいのも事実です。
集中力を高める工夫
リスニング学習をする際は、短時間でもいいので集中できる環境を整えることが大切です。
スマホの通知を切る、静かな部屋を選ぶなど、意外に小さな工夫が学習効率を上げます。学習時間が確保できない人は、通勤・通学などのスキマ時間に音源を聴き込むだけでも構いませんが、その代わりに後で必ずスクリプトなどを使って復習してみましょう。
インプットとアウトプットの組み合わせ
リスニングは、実際に発話してみる(アウトプット)ことで理解が深まります。シャドーイングやリピートを行いながら、音の変化を“体験”として身につけることで、単なる受け身の「聞く」から、積極的に「聴く」姿勢へと進化していきます。
効果的な教材やツールの選び方
自分のレベルに合った素材
難しすぎるニュース番組や専門性の高いポッドキャストをいきなり聴くより、自分の現状のレベルと同じか、少しだけ背伸びする程度の難易度の素材を選んだ方が継続しやすいです。
たとえば、英語学習者向けの初級~中級ニュースサイトや、発音がクリアでスピードが速すぎないYouTubeチャンネルなどから始めるのもおすすめ。
素材を選ぶときは字幕やスクリプトがあるかどうかも確認しましょう。ない場合は文字起こしツールを使用することもできますが、話者の発音や収録環境によっては間違った文字起こしになることもあるので注意が必要です。
英語学習アプリやオンラインサービス
最近ではいろんな英語学習用アプリやサービスが世の中にあります。自分の興味にあう教材があるアプリや欲しい機能があるアプリを選ぶのがおすすめですが、スピード調整ができるアプリは特におすすめです。
最初はゆっくり目の再生で内容を把握し、慣れてきたら等倍・1.2倍など速度を上げて聴くなどできると、挫折しづらく学習を継続しやすいでしょう。
こちらの記事でおすすめのアプリを紹介しているので気になる方はあわせてご覧ください。

リスニング上達を加速させる学習テクニック3選
①シャドーイングで音と口を連動させる
シャドーイングは、音声を少し遅れて自分の声で再現する訓練です。英語のリズムや発音のつながりをリアルタイムで体感できるので、耳と口を同時に鍛えられるのが特徴です。
実際に声を出すことで、曖昧に聞こえていた音や弱点が浮き彫りになり、聞き逃しを減らせるメリットがあります。さらに、正しい発音を体に覚えこませる効果もあるため、リスニング力だけでなくスピーキング力の強化にもつながります。短い時間でも継続して行えば、驚くほど英語が“聞こえ”始め、話す自信も高まっていくでしょう。
詳しいやり方はこちらの記事で紹介しているのでぜひあわせてお読みください。

②ディクテーションで細部を正確にキャッチ
ディクテーションとは、音声を聴き取りながら文章として書き起こす練習法です。一語一句を正確に拾う必要があるため、表面的に“何となく聞こえる”状態から“正しく理解する”状態に引き上げてくれます。
英語学習者にとって難しい発音やつながり(リエゾン)、弱形、アクセントなども、書き取り中に意識しやすいのが特長。聞こえなかった箇所を後でスクリプトと照らし合わせることで、どのポイントでつまずいたのか分析し、次の学習に活かせます。短いフレーズでも繰り返し行えば、精度の高いリスニング力が身につくでしょう。

③リピート再生+要約
同じ音源や動画を繰り返し視聴しながら、内容を自分の言葉でまとめることで聞き漏らしや誤解を減らし、要約というアウトプットを通して理解を定着させます。
特に、曖昧な表現や長めのセリフが登場する場面を重点的に再生すると、徐々に耳が慣れ、頭の中で整理しやすくなるでしょう。加えて、まとめた内容をノートに書き出したり、口頭で説明したりする過程で、“聞く力”と“伝える力”を同時に鍛えられます。
さらに理解度に自信がついたら、英語字幕を外すなど負荷を少しずつ上げながら、段階的にリスニング力を伸ばすことが可能です。こうした手順を習慣化すれば、リスニングの精度と要約力が自然に高まり、英語理解全体を強化できます。
リスニングに関するよくある悩みとQ&A
ここではよくある悩みや質問に回答しています。
Q1. BGM的に英語を流しっぱなしにしても効果はある?
A. 英語の環境に慣れるうえで「英語が常に耳に入る状態」は悪くありませんが、それだけではリスニング力は大きく伸びにくいです。ポイントは「意味を取りに行く集中した時間」をしっかり確保することです。
Q2. 速すぎる音声が聞き取れないのですが……
A. 最初は速度調整できるアプリでゆっくり再生し、段階的に速くする方法がおすすめです。実際の会話や試験は一定のスピードで進みますが、まずは正しく理解できる速度を上げることから始めましょう。
Q3. 英語学習の初級レベルでもディクテーションは有効?
A. 初級者でも、短めの音声を使って行うディクテーションは効果的です。単語の綴りや発音を同時に学べるため、単にリスニングだけでなく単語力や文法の理解も深まります。
Q4. 聞き取れない単語が多くて凹みます……
A. わからない単語が出てきたら、その都度調べてメモする習慣をつけましょう。地道なステップですが、この積み重ねが「知っている単語=聞き取れる単語」を増やす最短ルートです。
まとめ:リスニングは“意味を捉える”プロセス
英語学習においてリスニングの意味を正しく理解することは、これからの学習効率を大きく左右します。
「ただ音を聞く」から「音の背後にある情報や意図を瞬時に理解する」段階へ移行するために、集中して聴く習慣やスクリプトを併用した学習、そしてアウトプット(発話や書き取り)を交えたアクティブなトレーニングをぜひ取り入れてみてください。
最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、正しい学習方法で少しずつ理解できる量が増えてくると、英語を聴くことが楽しくなってくるはずです。
9. リスニング学習に役立つ「シャドテン」のご紹介
ここまで読んで、「よし、リスニングを本気で鍛えてみよう!」と思った方も多いのではないでしょうか。しかし実際にやってみると、「自分のシャドーイングや発音が正しいのか判断しづらい」「どういう教材で学べばいいのか迷う」などの悩みに直面するかもしれません。そんなときに頼りになるのが、シャドーイング特化型アプリの「シャドテン」です。
シャドテンの主な特長は以下のとおりです。
- 英語のプロのから的確なフィードバックがもらえる
自分では気づきにくい改善点をプロが指摘してくれるので、効率よくリスニング力を向上できます。 - アプリ1台で完結する設計
忙しい方でも無理なく取り組めるよう教材選びから録音・提出、フィードバックの確認までスマホ1台で完結するので、いつでも学習を行うことができモチベーションを保ちやすいです。 - 4つのアクセント・1000以上の豊富な教材
ビジネス系からTOEICやIELTSなどの試験系まで教材が揃っているため、自分の目的・レベルに合った教材を見つけることができます。
「リスニングの本当の意味を知り、集中して聴き、アウトプットを組み合わせれば英語はもっと楽しくなる」という流れを、サポートしてくれる心強い味方になるはずです。英語の音声を“正しく聴いて、しっかりと意味を捉えられる自分”を目指したい方は、ぜひ一度シャドテンのサービスをチェックしてみてください。
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