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リスニング時の脳内翻訳を乗り越える!おすすめの学習法4選をご紹介

  • 英語を聞いたとき、頭の中でいちいち日本語に訳してしまう
  • ネイティブの会話を理解したいのに、どうしても脳内で翻訳作業が止まらない…

そんな経験はありませんか?
多くの日本人学習者が抱えるこの“脳内翻訳”の悩みは、単に語彙力や文法力が不足しているからだけではありません。実は、脳が英語をそのまま処理する「回路」が十分に育っていないために、どうしても日本語を介した理解に頼ってしまうのです。


「もっと英語を英語のまま理解したい」「頭の中をスッキリさせて、スラスラとリスニングしたい」――そんな思いを抱えている方のために、本記事では脳内翻訳を乗り越えて英語を自然に聴き取るための方法を詳しく解説します。脳科学的な研究の裏付けや具体的なトレーニング法を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

リスニング時の「脳内翻訳」とは? その正体を理解しよう

英語を耳にしたときに頭の中で日本語へと置き換えてしまう――これは“脳内翻訳”とよく呼ばれます。多くの学習者は学校教育で英語を学ぶ段階から「英語=日本語訳」をセットにして覚えてきました。そのため、英語の音声を聞いた瞬間に自動的に日本語を思い浮かべる回路が形成されているのです。

脳内翻訳をすると、

  • 英語を素早く処理できない
  • 会話のスピードについていけない
  • 「この英文はどういう構文だっけ?」と文法的に考えてしまい、内容理解が遅れる

などの弊害が出がちです。結果としてリスニングが苦手意識に直結し、「英語を英語のまま聴き取る」感覚が遠ざかってしまいます。

一方で、ネイティブスピーカーやバイリンガルの人たちは、英語の音を直接意味と結び付ける回路が発達しています。そのため、日本語を挟まずに理解できるのでリスニングスピードも速く、会話もスムーズ。ここがまさに、脳内翻訳から抜け出せずに苦しむ学習者との大きな差と言えます。

なぜ「脳内翻訳」が生じるのか? 脳科学的観点から

脳内翻訳は学習者特有の“クセ”というわけではなく、生まれ育った言語環境や脳の回路の作り方に起因するとされています。

脳科学的には、言語処理においてブローカ野ウェルニッケ野などが関係し、聴覚情報を処理する領域と意味情報を結び付ける領域が相互にやり取りをしています。

母語での思考回路が優先される

日本語が第一言語の場合、脳は母語で情報を処理する回路を最も強く使うようになっています。英語を聞いたときも「まずは日本語に置き換えて理解する方が楽だ」という判断が瞬間的に働きます。


これは「すでに習得している母語の回路を使うほうがエネルギー消費が少ない」からです。脳はエネルギーを節約する性質があるので、慣れない英語回路の活性化よりも、日本語回路を通すほうが簡単なのです。

勉強の仕方が「日本語訳ありき」

学校教育や英語教材の多くは、日本語訳と英単語が1対1で対応している形で学びます。たとえば、単語帳で「Apple=りんご」「Interest=興味・関心」などと暗記してきた方は多いでしょう。


こうした学習方法は初期段階では必要かつ有効ですが、長い期間それを続けると「英語を聞く→頭で日本語に置き換える」という回路が強化され、脳内翻訳が抜けにくくなる可能性が高まります。

研究事例:バイリンガル脳の処理メカニズム

たとえばある言語処理に関する研究では、バイリンガルの脳は2つの言語を「平行」に管理し、状況によってスイッチをスムーズに行っていることが報告されています。母語と第二言語を行き来する際に、逐一翻訳するのではなく、それぞれの言語ごとにダイレクトに意味を処理しているというわけです。


脳内翻訳を減らすためには、英語の音を直接イメージや概念と結び付ける回路を強化する必要があると言えるでしょう。

「英語を英語で理解する」メリットとゴール

脳内翻訳を経ずに英語を英語のまま理解できるようになると、以下のようなメリットがあります。

  1. 会話速度が上がる
    母語に訳す時間が減るため、相手の話すスピードに合わせて理解が進みやすい。
  2. 自然な表現が身に付く
    英語の表現をそのまま覚えられるので、スピーキングでもネイティブらしいフレーズやイントネーションが出やすくなる。
  3. リスニング試験やTOEICなどで高得点に直結
    一語一句訳す手間が減る分、問題文や設問を短時間で処理できるため、試験にも有利。
  4. 英語のコンテンツをダイレクトに楽しめる
    映画やドラマ、YouTubeなどを日本語字幕なしで理解するハードルが下がる。

最終的なゴールは、英語の音と意味を直接結び付ける回路を育てることです。その結果として“脳内翻訳”が自然と減り、聞こえてくる英語がスムーズに頭へ入ってくるようになります。

脳内翻訳を減らす学習方法4選

脳内翻訳を減らすためには、以下のようなステップを踏むと効果的です。

①イメージで捉える習慣を身に付ける

英単語やフレーズを覚えるとき、なるべく日本語を挟まずにイメージ(映像や情景)と結び付ける工夫をしましょう。

<例>

  • “apple” という単語を「りんご」と覚えるのではなく、実物のりんごの映像や味、匂いを思い浮かべる。
  • “run” は「走る」と訳すのではなく、「自分が走っている動き」を頭に描く。

このようにイメージと結合する癖をつけると、英語→日本語訳という回路を通さずに、脳に直接意味が入りやすくなります。

②シャドーイングで音声をなぞり、英語の“音”に慣れる

英語学習においては、音声を追いかけるシャドーイングが非常に有効です。シャドーイングによって英語の音の流れやリズムが体得できると、いちいち頭の中で日本語に変換することが少なくなります。

  • 30秒~1分ほどの短い音声素材(ネイティブの会話やニュースなど)を選ぶ
  • 音声を少し遅れてそのまま声に出して再現する

このプロセスで、脳が「英語の音=意味」を即座に結び付ける回路を鍛えられます。

シャドーイングには「音」を意識する「プロソディシャドーイング」と「意味」を考えながら行う「コンテンツシャドーイング」という2つのものがあるため、両方をうまく組み合わせながら行うのが上達の近道です。

③多聴と精聴のバランスを取る

脳内翻訳をやめたい場合は、同じ英語音声を何度も聴いて“反射的に意味が浮かぶ状態”を目指すのが理想です。

  • 多聴:映画やドラマ、YouTubeなど、膨大な英語の音声を幅広く聴く
  • 精聴:短めの素材を細かく聴き込み、一言一句自分のものにする

両方のアプローチを組み合わせることで、英語の“量”と英語の“質”の両面からリスニング回路を鍛えられます。

④文法や意味を直感でつかむ「多読」も重要

文法や意味理解に時間がかかると、「いまの文法的に合ってる?」「これはどう訳せばいい?」と脳内で日本語翻訳が始まってしまいます。
そこで、英語多読のように大量の英文を比較的易しいレベルから読み、英語の構造を直感的につかむのもおすすめです。すると、リスニング時にも同じ構文が出てきたときに即座に理解できるようになり、翻訳を挟む頻度が下がります。

脳内翻訳ゼロを目指すには「継続」がカギ

脳内翻訳を減らす学習法を実行しても、すぐに劇的な変化があるわけではありません。母語の日本語回路は非常に強力で、長年かけて形成されたものだからです。
しかし、毎日のトレーニングや意識改革をコツコツと積み重ねていけば、徐々に「英語を英語のまま理解できる感覚」が芽生えてきます。

  • 1日30分でもシャドーイングを継続する
  • 英語を読んだり聴いたりするときは“イメージ”を持つ
  • 日本語訳に頼るときは「これって英語のまま理解できないかな?」と常に自問してみる

小さな意識の積み重ねが、いずれ脳内翻訳を手放し、ナチュラルなリスニング力を育む大きな一歩になるでしょう。

脳内翻訳を乗り越えたいなら「正しいシャドーイング」から始めよう

ここまで紹介してきたように、脳内翻訳を減らすうえでシャドーイングは非常に効果的です。ただし、自己流でやっていると「どこが悪いのか分からない」「発音やリズムが正しく身についているか不安」といった壁にぶつかりがちです。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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