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リスニングと文法力を同時に強化する方法?おすすめの4ステップを紹介

英語学習において「聞き取れない」「文法がわからず意味がとれない」という悩みを抱える方は多いでしょう。

実際、私自身も「単語は聞こえるのに、文全体の意味がスッと入ってこない」という経験を何度もしてきました。 そんな悩みを解消するため、文法の重要性や、実際にどのような勉強をすればいいのかを、本記事でわかりやすくご紹介します。

「文法は苦手」「リスニング練習はしているけど伸び悩んでいる」という方の気持ちに寄り添いながら、学習のヒントや具体的なステップをまとめていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

リスニングの文全体の意味が取れないのは文法力がないから?

リスニングの練習をしていると、「単語だけなら聞き取れるのに、文全体の意味が取れない」という声をよく耳にします。これは、主に以下の2つの事象が原因となっていることが多いです。

  1. 単語は聞こえているが、文としては聞こえていない(音声知覚と意味理解が不十分)
  2. 文として聞こえているが文法知識が不十分のためわからない

では1つずつ見ていきましょう。

①単語は聞こえているが、文としては聞こえていない(音声知覚と意味理解が不十分)

リスニングにおいて、文全体が取れない原因の1つは「音声知覚と意味理解が不十分な状態」にあります。

音声知覚とは「アポォ」と聞こえてきた音が「Apple」であると認識する能力のことで、意味理解は「Apple」が「りんご」であると認識する能力です。

リスニングをしている際に「聞こえた単語のみで推測している感覚」がある場合は、細かな音を拾えていなかったり意味理解の処理が追いついていないことが考えられます。

②文として聞こえているが文法知識が不十分のためわからない

あまりありませんが、もし文章としてしっかり聞こえているのに、どのような意味なのかわからない場合は文法の知識が不十分な可能性があげられます。

英語の文法は日本語とは語順や時制の表し方が異なり、たとえば、英語では「どの時制で話されているか」「主語がどこにあり、どういった行為をしているのか」が日本語よりも明確に表現されます。文法力がしっかりしていないと、リスニングの最中に文の組み立てが頭の中で追いつかず、意味が断片的にしか取れないのです。

特に、文章を読んでも意味が取れない人は語彙・文法の知識が不十分の可能性が高いです。

リスニングと文法を同時に伸ばす学習4ステップ

リスニングのトレーニングと文法学習をバラバラに進めるのではなく、同時並行的に取り組むことで効率よく力を伸ばすことができます。以下のステップがおすすめです。

ステップ1:基本文法の復習

まずは過去形・現在形・未来形といった時制の整理や、品詞(名詞・動詞・形容詞など)の役割、句や節の概念など、英語の基礎文法を復習しましょう。これらはリスニング時に即座に文の構造を把握するための土台となります。

ステップ2:短い音声で「文法の気づき」を得る

基礎文法を復習したら、短い音声を使って「文法要素に注意しながら聞く」練習をします。TOEICのPart 1やPart 2の短文、もしくは英検のリスニングパートなどは、短めで文法構造がはっきりしているため取り組みやすいです。

聞き取れなかった部分はスクリプトを確認し、どの文法部分が理解を妨げていたかを特定します。

ステップ3:シャドーイング

シャドーイングは聞こえてきた音を1~2語遅れながら発話するトレーニングです。

リスニングの中でも特に音声知覚を向上するのに有効なトレーニングのため、単語は聞こえるけど文の意味が取れない人に特におすすめです。ですが、文自体は聞こえているけど内容がわからないという人も、音声知覚がより向上することによって聞きやすくなり、結果内容がわかるようになる方もいます。

また、たくさんの英語の文章に触れることから、自然に英語の文型にも慣れていきやすいです。

なぜシャドーイングがリスニングに効果的なのか気になる方や具体的なやり方を知りたい方は、ぜひこちらの記事もお読みください。

ステップ4:ディクテーション

ディクテーション(音声を書き起こす作業)は、文法と語彙力、リスニング力が必要になるトレーニングです。音声を何度か聞きながら文章をすべて書き出し、その後スクリプトと照らし合わせることで自分の弱点が明確になるので、その後の学習計画を立てやすくなります。

間違えたところは何度も復習しましょう。

4. リスニング教材と文法書の選び方

ここからはリスニング教材や文法書の選び方について解説していきます。教材選びはとても重要なのでおさえておきましょう。

リスニング教材の選び方

リスニング教材を選ぶ際は下記3つを意識するとスムーズに学習を進めやすいです。

  • レベルに合った教材: 自分のレベルより難しすぎる教材だと挫折しやすいです。最初はやや易しめのものを選び、徐々にステップアップしていきましょう。
  • スクリプトの有無: できる限りスクリプト付きの教材を選びましょう。後から文法構造を確認できるので効率的です。もしスクリプトがない場合は文字起こしアプリを使って作成することも可能ですが間違っていることもあるので注意が必要です。
  • 多様なジャンル: ニュース、会話、インタビューなど、多様なジャンルの音声を使うようにすると、さまざまな文法表現や語彙に触れられるのでおすすめです。

文法書の選び方

文法書を選ぶ際は、「どのレベルものが必要なのか」「どんな解説方法なら理解しやすいか」にフォーカスすると自分に合ったものを選びやすいです。

  • 基礎を固めるタイプ: 基礎的な文法が不安な場合や、かなりの時間英語から遠ざかっていた方にはまず中学~高校英語レベルの文法を網羅した参考書が1冊あると安心です。
  • 応用・実践重視: 基礎はある程度入っている人は、長文リーディングやライティングの解説も含めた実践的な文法書を使うのがおすすめです。
  • 例文が豊富: 具体的な例文が多い文法書や絵付きで解説してくれている文法書を使用すると、音として聞いた時のイメージがわきやすいでしょう。
リスニングにはシャドテン

テスト対策としての文法とリスニング学習

TOEICや英検などの資格試験を受ける方にとって、リスニングパートのスコアを上げることは大きな目標となるでしょう。その際、「リスニングはリスニング、文法は文法」と分けて考えるのではなく、相互に関連させることがスコアアップの近道です。

TOEICのリスニングパートと文法知識

TOEICは日常会話やビジネスシーンが中心なので、動詞の時制や助動詞、比較構文など、比較的基礎的な文法をしっかり把握しているかが問われます。特にPart 2(応答問題)やPart 3・4(長めの会話・説明文)では、時制や疑問詞などの聞き取りがスコアに直結します。

英検のリスニングパートと文法知識

英検は級ごとに出題傾向が異なりますが、文法力がリスニングの理解度に大きく影響するのはどの級でも共通です。特に英検2級や準1級では、仮定法や関係詞、分詞構文など、より高度な文法事項に注意しておきたいところです。

リスニングと文法力を伸ばすための注意点

「文法=暗記」というイメージを払拭する

文法を学ぶ目的は「コミュニケーションの土台」を作ることです。英文法をただ暗記するだけではなく、「この構造でこういう意味になるんだ」「だから聞き取れなかったんだ」と理解を深める姿勢が大切です。

リスニング素材を選びすぎない

教材を選ぶときに「もっといい教材があるかも」と探し回って時間を浪費しがちです。まずは1~2種類の教材を決めて、しっかり取り組んでみましょう。

アウトプットが不足すると記憶に定着しない

リスニングで理解した英文法を、実際に自分で使う機会を持つことも大切です。スピーキングやライティングで文法をアウトプットすることで、頭の中にしっかり定着します。

学術的視点から見る「文法とリスニング」

第二言語習得(SLA: Second Language Acquisition)の研究では、文法理解とリスニング能力の関係について多くの示唆が得られています。例えば、Ellis (2006) は、文法指導が学習者のインプット理解をサポートし、結果としてリスニング力やその他の言語技能向上に寄与すると指摘しています[1]。これは、文法が単なる記号ではなく、言語の意味理解に深く結びついていることを示唆するものです。 また、Vandergrift & Goh (2012) はリスニングのメタ認知的戦略を重視しており、リスニング時の構造把握が理解度を高めると論じています[2]。言い換えれば、文法知識を使って“どのような文構造になっているか”を意識的に推測しながら聞くことが、リスニング力の伸びに直結するというわけです。

参考文献

  1. Ellis, R. (2006). Current issues in the teaching of grammar: An SLA perspective. TESOL Quarterly, 40(1), 83–107.
  2. Vandergrift, L., & Goh, C. (2012). Teaching and Learning Second Language Listening: Metacognition in Action. Routledge.

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ここでご紹介したいのが、英語のリスニング力アップを目指す方にとって心強い味方となる「シャドテン」です。シャドテンはシャドーイングに特化したアプリで、トレーニングを効率的に行えるのが特徴です。

前述でも紹介したように、リスニングには「音声知覚」の能力が欠かせません。こちらを鍛えることで、より英文の内容理解に注力できるようになります。

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    音の変化に基づいたフィードバックを毎日英語のプロがくれるため、効率的に学習を進めることが可能。
  • モチベーションを維持しやすい
    LINEでのサポートもあり、日々のシャドーイングの添削もAIではなく人が行なっていることから、一人で学習をしている感が少ない設計になっている。

さいごに

以上、リスニングと文法を同時に強化するための学習法や考え方をまとめました。

リスニング力を高めるためには、実は文法が欠かせない要素であり、逆に文法力を伸ばすためにもリスニングは強力な助けとなります。ぜひ、日々の学習にリスニングと文法を組み合わせる工夫を取り入れてみてくださいね。

これまでリスニングと文法を別々に学習してきた方は、最初は少し戸惑うかもしれません。しかし、実践を重ねるうちに「今まで聞き取れなかった音が聞こえるようになった!」という瞬間がきっと訪れます。あなたの英語学習が、リスニングと文法を味方につけてさらに充実したものになることを願っています。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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