- リスニング練習をしているのに、どうしても集中できない
- 聞き流しているはずが、いつの間にか意識が他に飛んでしまう…
そんな経験はありませんか?
耳で音声を捉える英語学習は、他の情報に惑わされやすいという特徴があります。特に、視覚から入る情報や周囲の雑音で集中が途切れ、「結局、何を話していたかわからない」ということも多いですよね。
そんな中、「目を閉じるとリスニングに集中できる」という学習法に興味を持つ人が増えています。実際に試した人からは「雑念が減って音だけに集中できる」といった声も。一方で、「眠くなる」「効果がいまいち実感できない」との意見もあり、賛否両論があるのも事実です。
本記事では、「リスニング中に目を閉じる」とは具体的にどんなメリットがあるのか、また注意点や正しい活用法について詳しく解説します。短い時間でもしっかり効果を出したい方、集中力に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
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リスニング中に目を閉じると本当に効果はある?
結論、目を閉じると一定の聞きやすさはあるとされています。一方で、眠気を誘ってしまったり学習で意識するべき点をしづらくなることもあるので注意が必要です。
視覚情報を遮断して聴覚に集中する理論
人間は五感の中でも視覚情報に大きく頼って生活していると言われます。
実際、脳の処理リソースの大部分が視覚に費やされるという研究もあり、日常的に大量のビジュアル情報を受け取っています。
また視覚情報の一部を操作した研究でもほとんどの人が集中しやすくなったとの報告(古志将樹,2020)があるため、このことからも我々は普段たくさんの情報を視覚から受け取っていることがわかりますね。
なので、逆に目を閉じることで視覚情報を遮断すると、一時的に視覚以外の情報処理に回せる脳のリソースが増え、聴覚にフォーカスしやすくなる可能性があります。
短時間ならリラックス効果も期待できる
目を閉じると、外界の視覚刺激が遮断されるだけでなく、気分的にも落ち着きやすくなると感じる人も多いようです。これには、軽いリラックス効果があるとの見方があります。適度にリラックスした状態は、逆に集中力を高めるとも言われます。
呼吸を整えながら目を閉じて音を聴くと、自律神経が少し安定し、雑念を減らせる可能性があるのです。
ただし、あまりにもリラックスしすぎると、そのまま眠くなってしまうリスクも。特に夜に行う場合は、自分の眠気レベルを把握したうえで学習に取り組むのが大切です。
「聞き流し」になりやすい懸念も
一方で、目を閉じることで退屈感が増し、「聞いているつもりが意識が飛んでしまう」「眠気で頭に入らない」という声も存在します。夜や疲れているときにこれを行うと、寝落ちしやすいリスクが高いでしょう。
また、視覚情報を完全に断つことで、口の動きやジェスチャーなどの補助的情報を得られないデメリットがあります。動画で英語を学ぶ場合、スピーカーの口元を見ることも発音理解に役立つため、一概に目を閉じるだけが正解というわけでもありません。
結論として、「目を閉じる」ことのメリット・デメリットをしっかり理解し、自分の学習スタイルに合わせるのがベストと言えます。
目を閉じてリスニングする具体的メリット・デメリット
メリット
- 雑念が減りやすい
視覚的な刺激(周囲の光景や動画の映像)から意識をそらせることで、耳に集中できる。 - 脳の負荷を聴覚処理に集中させる
視覚情報を遮断すると、聴覚へのリソースが増える可能性がある。 - 短時間のリラックス効果
目を閉じることで精神的に落ち着き、音の細部まで聴き取りやすくなる。
デメリット
- 眠くなりやすい
夜間や疲れが溜まっているときに目を閉じると、そのまま寝落ちしてしまう恐れがある。 - 視覚的ヒントを得られない
スピーカーの唇の動きやジェスチャーなど、補助的情報が活用できない。 - 飽き感や退屈感を感じる人も
映像やテキストなしでずっと音だけだと、モチベーションが続かない場合がある。
目を閉じるリスニングの正しい取り入れ方
3短いセクションから始める
いきなり長時間目を閉じてリスニングを行うと、集中力が途切れたり眠くなったりしやすくなります。
まずは1~2分の短い音声セクションに絞って取り組むと良いでしょう。
- ニュースを30秒流す→目を閉じて頭の中でイメージしながら内容を捉える
- ドラマのセリフ部分だけ抜き出し、1分程度を繰り返し聴く
このように短い単位で練習すれば、意識が散漫になりにくく、達成感を得やすくなります。
重要な語彙や文脈を先に把握する
目を閉じて聴く場合、耳からの情報だけが頼りです。そこで事前にスクリプトをざっと確認したり、重要単語を頭に入れておくと理解度がぐっと上がります。
- スクリプトを先に一読し、話の流れや登場人物を頭に入れておく
- 主要単語や表現を把握することで「耳で聞いた瞬間に理解できる」確率を高める
特に中級者レベルまでは「先行情報」を持っておくと、目を閉じても内容が想像しやすく、混乱しにくいでしょう。
リラックスしすぎない姿勢と環境
夜や疲れているときは、椅子に背筋を伸ばして座るなど、適度な緊張感を保てる姿勢がおすすめです。ベッドやソファに横になったままでは、どうしても眠気に負けやすいかもしれません。
- 背筋を伸ばせる椅子に座り、イヤホンやヘッドホンで音声を聴く
- 軽く深呼吸を行いつつ、目を閉じて雑念を払いながら音に集中
少しでも眠くなれば、目を開けて姿勢を正し、リスニング時間と休憩を明確に分けると集中が続きやすいです。
終了後に内容を“イメージ再生”してみる
音声を目を閉じて聴き終わったら、「自分が聞き取った内容」を頭の中で再度再生し、どんなシーンや会話だったかをイメージすると効果的です。
- 登場人物は何人いた?
- どんなキーワードが出てきた?
- スクリプトを読み返して正答率をチェック
こうして理解度を振り返り、聞き取り精度を確かめれば、次回の学習に向けて明確な改善ポイントが見えてきます。
眠気対策と集中力アップのコツ3選
①短時間の学習サイクルを回す
目を閉じるリスニングは高い集中力が必要で、長時間続けにくい面があります。そこで「15分集中→5分休憩」というポモドーロ・テクニックのようなサイクルを活用するのがおすすめです。休憩時間にはストレッチなどを組み込み体を動かすると眠気を誘いづらいです。
②朝や昼に取り組む人はカフェインを上手に活用
眠気は夜だけでなく、昼下がりの時間などにもやってくる可能性があります。少量のカフェイン(コーヒー・紅茶など)を組み合わせると、目を閉じても意識がはっきりしやすくなることがあります。
- 飲み過ぎると心拍数が上がり、逆に集中を乱すこともあるため注意
- 1杯~2杯程度を限度に、うまく眠気をコントロール
カフェインが効き始めるには15~30分ほどかかるのでその時間を見込んで摂取しましょう。
③アプリやツールを使って楽しく取り組む
「音声を流して目を閉じる」だけだと単調になりがち。学習アプリや教材をうまく使うと楽しく続けやすくなります。
- TEDICTやEnglishCentralなど、短い区間のディクテーションができるアプリ
- 1セクション聴いたらスクリプトを見て答え合わせ→再度目を閉じて聴くサイクルが飽きにくい
短い時間でも集中して聴けるからこそ“音の細部”を捉える感覚が身につきます。
目を閉じるリスニングをサポートする「シャドテン」の活用
リスニングに集中するための一手段として「目を閉じる」方法を紹介してきましたが、それをさらに効率化したい方にはシャドーイングがおすすめです。シャドーイングはスクリプト(台本)を見ずに学習を行うだけでなく、音を頼りに発話する学習のため眠気を誘いづらいです。

そのシャドーイングにおすすめなのがシャドテンです。シャドテンはシャドーイングに特化したアプリで、英語のプロがあなたのシャドーイングを添削してくれるのが特徴です。
- 目を閉じて聴く際に発音やリンキングが正確か気になる
- 自己流シャドーイングだと、ズレに気づきにくい
そんな不安を、シャドテンのプロのフィードバックが解消してくれます。正しく声に出すことでリスニング力もぐんと伸びることでしょう。さらに、隙間時間で学習しやすいシステム設計なので、朝でも昼でも夜でも、あなたのライフスタイルに合わせて無理なく継続することが可能です。
「集中力を高めるために目を閉じて聴く」というテクニックと、シャドテンの精度の高い指導を組み合わせれば、リスニング力は一段と強化されます。独学で“なんとなく”リスニングするだけでは得られない、細かな修正やアドバイスを手にしながら“英語耳”を短期間で育てることが可能です。
ぜひシャドテンをチェックして、“目を閉じて耳を研ぎ澄ます”リスニング学習を一歩進化させてみてください。きっと、今までになかった聴き取りの感覚を得られるはずです。
まとめ:目を閉じるリスニングで集中力を高め、効果的な英語学習を
「リスニング中に目を閉じる」学習法は、視覚情報を遮断して耳に集中するメリットがある一方、眠くなったり視覚的ヒントを失うデメリットもあります。大切なのは、自分の生活スタイルや体調、好みに合わせて、短い時間から試すことです。朝の短い時間に集中するか、夜にまとまった時間をとるか、隙間学習と組み合わせるかなど、あなたに合った方法を見つけてみましょう。
もし「独学でやってみてもなかなか発音やリスニングが伸びない」と感じたら、シャドテンのようなオンラインサービスを活用するのも賢い選択です。プロのサポートを受けながら正しいシャドーイングを行えば、“目を閉じて集中”するリスニングでも確実に効果を感じられるはず。ぜひこの機会に、あなたの英語学習をさらに充実させてください。
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