【2024年】瞬間英作文におすすめの教材7選！これで教材迷子卒業

• 英語で言いたいことがなかなか口から出てこない…。
• 英文なら比較的しっかりと書けるのに、英語を話すとなると途端に口ごもってしまう。

そんな悩みをお持ちではありませんか。

英語初心者　だけではなく、TOEIC高得点で一般的には英語上級者と言われる人であっても、英語がすらすらと口から出てこない悩みを持つ人は多いものです。

そんな悩みを持つ人におすすめなのが「瞬間英作文」です。

この記事を読めば

• 瞬間英作文とは何か
• 瞬間英作文用教材の選び方
• 瞬間英作文におすすめの教材

などがわかりますよ。

ストレスなく英語を話せるようになりたい人、スピーキング力や英会話力を上げていきたい人はぜひご一読ください。

瞬間英作文とは？

瞬間英作文とは、「日本語を見て（あるいは聞いて）、瞬間的に英語に訳し発話する」英語学習法です。

瞬間英作文では、基本的に「これはあなたのペンですか？」といった中学英語で対応できる簡単なレベルからスタートします。

簡単な文章であっても日本語を聞いて（見て）即座に英語にするトレーニングを繰り返すことで、日本語を介さずに英文を発話できるようになり自然でテンポの良い話し方に変わっていきますよ。

また瞬間英作文は、単語ではなく「英文」で伝える訓練をしていきます。

例えば「このペンを買った店を教えてください。」を相手に伝えるとき、「this pen…you bought…store…where」といった単語のぶつ切りではなく、「Please tell me the store where you bought this pen.」という正しい英文を発話になおしていくのです。

この正しい英文を作る過程を通じて文法や構文の理解が深まり、リーディング力やリスニング力の向上にもつながります。

瞬間英作文はスピーキングはもちろん、総合的な英語力向上にぜひ取り入れたい英語トレーニング方法です。

瞬間英作文の教材は本とアプリどちらがおすすめ？

瞬間英作文教材の多くはアプリか本ですが、どちらのほうが瞬間英作文トレーニングにおすすめなのでしょうか。

まずは本で瞬間英作文トレーニングをするメリットを見ていきましょう。

瞬間英作文初心者向けの書籍は、文型ごとに項目がわかれていることが多いです。

文型ごとに学習することで、「この表現ならこの文型を使う」という英文のパターンが捉えやすくなります。アプリと違い書き込みができ、単語の意味や文法事項の補足などメモしておけるのも本ならではのメリットです。

また瞬間英作文に限った話しではありませんが、アプリの場合ついLINEやゲームアプリなどを見てしまいがち。本の方が学習に集中しやすいと言えるでしょう。

アプリはなんといっても手軽です。持ち運びやすく、携帯1つあればいつでもどこでも瞬間英作文トレーニングが行え、隙間時間にも取り組みやすいです。

また音声も確認しやすく、正確な発音も一緒に学べるのもアプリならではのメリットと言えます。

さらにアプリでは日本語の例文が読み上げられた後、一定時間が経過すると自動で英文が読み上げられるものが多いです。

本と違い制限時間があることで、適切な負荷をかけながら瞬間英作文のトレーニングが行えます。

ご紹介した通りアプリも本もどちらもメリットがありますが、大切なのは自分のレベルに合った勉強しやすいものを選ぶことです。

瞬間英作文におすすめのアプリ「スピフル」

スピフルは英語コーチングサービスを行なっている株式会社PROGRITが提供しているスピーキング能力向上に特化したサブスクサービスです。

アプリ1つで、スピーキング力向上に欠かせない「口頭英作文」こと瞬間英作文と、アウトプットにフォーカスした「独り言英会話」の2つをトレーニングすることができます。

口頭英作文	・発話スピードの計測が可能なため自分の成長が可視化できる。 ・文法項目やシーン別に2000以上の例文を収録されており。ビジネスに特化しているので実践的。
独り言英会話	・難易別/シーン別に300以上もの豊富なテーマがあるため話題に困らない。 ・発話した英語が正しいかAIが添削してくれ、間違いの指摘のみならず表現も提案してくれるので、効率的なインプット&アウトプットが可能に。

瞬間英作文の本・教材を選ぶ時におさえたい4つのポイント

瞬間英作文を効果的にスピーキング力アップ、あるいは英語の総合力アップにつなげていきたいのなら、適切な教材を使いトレーニングする必要があります。

瞬間英作文の本・教材を選ぶ時におさえたいポイントは以下の4つです。

• 文型ごとに勉強できるようになっているか
• 音源が付いているか
• 例文は自然な表現か
• 解説は豊富か

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①文型ごとに勉強できるようになっているか

瞬間英作文初心者ならフレーズ集のようなものではなく、文型ごとに勉強できるようになっているものを選びましょう。

なぜなら瞬間的に英文が作れない理由の1つに、文型の使い方やパターンを理解していないことがあげられるからです。

例えば「私は娘に英語を教えた。」を英文にするとします。

これは『SがO₁にO₂を与える（Vという行為を与える）』ということであり、第4文型（SVO₁O₂）で表現可能です。

瞬間英作文のトレーニングを通じて、「SがO₁にO₂を与える（Vという行為を与える）」イメージの文章は第4文型を使えば良いと理解することができます。

このようにまずは文型ごとに勉強することで、「この文型はこの表現をしたいときに使う」ことがわかるようになり英文が格段に作りやすくなるのです。

すでに表現と英文パターンが頭に入っている中級以上の人は、色々な文型がミックスしている教材を使いましょう。

様々な文型が混ざっているものを使いトレーニングすることで、「この表現のときは、どの文型を使えば良いのか」が瞬間的に判断できるようになり、色々なパターンの英文がスムーズに作れるようになります。

また様々な文型を使って文章を作る中で、自分が苦手とするパターンがあることに気付いたら、初級向けの文型ごとにわかれた教材に戻り苦手なパターンを集中的に学習するのがおすすめです。

②音源が付いているか

教材は音源が付いているものを選びましょう。

なぜなら瞬間英作文を行う「目的」は単に瞬間的に日本語を英語に訳すことではなく、スムーズな発話を通じてコミュニケーションを円滑にすることだからです。

いくらスムーズに英文が作れたとしても、それが相手に伝わりやすい発音やリズムでなければ意味がありません。

音源が付いているものなら、正しい英文かどうかが確認できるだけではなく、正しい発音やイントネーションを学べます。

また音声データの蓄積、および音声知覚向上にも、音源を使った瞬間英作文は有効です。

音声知覚とは英語の音を単語やフレーズとしてとらえる力のこと、音声データとは各単語の音や、単語がつながったときの音変化といった知識のことを言います。

例えば「ラナウェイ」という音が聞こえたときに、「run」「away」という2語であると認識する力が音声知覚、「run away」がつながったときに「ラナウェイ」と音変化が起こるという情報が音声データです。

音と単語やフレーズのつながりを確認しながら学ぶことで、音声知覚は向上し音声データも蓄積されていきます。

瞬間英作文をスピーキングだけではなくリスニング力アップにもつなげるために、音源の付いた教材を選ぶようにしましょう。

リスニング力アップにも興味のある方はこちらの記事もおすすめです。

③例文は自然な表現か

英語力中級以上の人は、自然な例文が載った教材を使って瞬間英作文のトレーニングを行うのがおすすめです。

先ほども書きましたが、瞬間英作文を行う目的は「円滑なコミュニケーション」です。

基本的な英文の型と使い方を理解したあとは、自然な表現で話すトレーニングを行い、より相手に伝わりやすい話し方ができるようにしていきましょう。

一方瞬間英作文初心者の場合は、教材的な表現の本でも大丈夫です。

なぜなら英語初心者がスムーズに英文を作れない理由の1つが文型および文型ごとの使い方の理解不足であり、「この表現のときはこの文型」といったパターンを理解することが最優先だからです。

多少の不自然さがある教材的な表現であっても、まずは各文型の使われ方がイメージしやすいものを使っていきましょう。

自然な話し方のトレーニングは、そのあとから始めても十分です。

④解説は豊富か

瞬間英作文の教材は、解説が豊富でわかりやすいものを選ぶとより学習がしやすくなるのでおすすめです。

瞬間英作文トレーニングを通じ「この表現のときはこの文型」というパターンを学んでいきます。

しかしパターンを応用し様々な文章を作っていくためには、この文型のときは「この要素（形容詞・名詞・代名詞等）」が入るといった理解や、この動詞はこの文型では使えないといった文法的知識も必要だからです。

例えば「彼女は屋根を赤に塗った」という文章を英文にするとします。

これは「屋根＝赤」にするということであり、O＝Cとなる第3文型「SVOC」を使い「She painted the roof red.」とするのが正解です。

しかし英語初心者の場合、Cには形容詞や名詞（あるいはそれに準ずる詞）が入るという知識がないために、「赤”に”」という言葉につられて「She painted the roof  ”to” red.」としてしまうことがあります。

詳しくわかりやすい解説があるものを選ぶことで、感覚的なものではなく論理的に英文が作れるようになり、正しい英語が話せるようになっていくのです。

瞬間英作文におすすめの本・教材7選

ここからは瞬間英作文におすすめの本・教材を7つご紹介します。

教材名およびレベル感や音源の種類等は以下の通りです。

書籍名	おすすめ対象者	文法別	文法解説	音源
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング	初心者~	○	x	CD
スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング	中級者~	○	x	CD
英語構文を使いこなす瞬間英作文トレーニング　マスタークラス	中級者~	○	○	音声DL
７日間で学べる ぼくらの瞬間英作文	初心者~	○	○	x
英会話のための英作文トレーニング	初心者	○	○	音声DL
たったの72パターンでこんなに話せる英会話	初心者	○	○	CD
会話できる英文法 大特訓	中上級者~	○	x	CD

瞬間英作文の教材と一言で言っても、それぞれに違った特徴があります。

教材ごとのレベルや特徴を理解し、自分に合った教材で瞬間英作文トレーニングを行いましょう。

おすすめのアプリを知りたい方はこちらの記事で紹介しております。

①どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

どんどん話すための瞬間英作文トレーニングは、瞬間英作文トレーニングシリーズの第一弾です。

瞬間英作文とは何か、瞬間英作文トレーニングのやり方といったことから始まり、中学1年生レベルから段階的にトレーニングを進めていきます。

また現在進行形、whichから始まる疑問文、最上級といった項目ごとにわかれているため、「この表現のときはこの文型」といったパターンも理解しやすいです。

中学校レベルの英文でもすらすら出てこない英語学習者や、瞬間英作文初心者にぴったりの内容になっています。

②スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニングは、瞬間英作文トレーニングシリーズの第二弾にあたります。

レベル自体は中学校英語で対応可能なものばかりで、上記どんどん話すための瞬間英作文トレーニングと変わりませんが、文型がミックスされているため「この表現のときは、どの文型を使えば良いのか」を瞬間的に判断する力が必要になります。

そのため瞬間英作文トレーニングを終え基本的な文型と使い方が頭に入っている人や、英語中級者の人におすすめです。

また書籍後半になると、複数の文型が組み合わさった長めの英文になっていきます。

中学校レベルではあるものの負荷が高く、これ1冊をやりきればかなりスムーズに英文が作れるようになっているはずです。

③英語構文を使いこなす瞬間英作文トレーニング　マスタークラス

英語構文を使いこなす瞬間英作文トレーニング　マスタークラスは、瞬間英作文トレーニングシリーズの第三段にあたります。

高校レベルの英語構文が含まれており、いわば瞬間英作文トレーニングシリーズの集大成とも言える一冊です。

第一弾・二弾に比べるとレベルは上がっていますが、解説が丁寧なので中学校レベルの瞬間英作文がこなせる力があれば十分に対応できます。

この本で何度も瞬間英作文をトレーニングすることで一般的な英会話だけではなく、英語のプレゼンやビジネスシーンでの英会話といったワンランク上の英語力が身に付くでしょう。

④７日間で学べる ぼくらの瞬間英作文

７日間で学べる ぼくらの瞬間英作文は、中学レベル＋αの英文法がコンパクトにまとめられた瞬間英作文教材です。

会話に役立つ英文法が厳選されており、7日間という短期で使える英語が身に付くよう設計されています。

英文法解説→瞬間英作文という流れで学習を進めますが、一般的な瞬間英作文教材より英文解説が詳細で、文法の復習という面でも◎です。

また文法説明にはイラストもあり、「この表現をしたいときは、どの文型を使えば良いのか」がイメージしやすくなっています。

さらに例文が比較的自然で、そのまま英会話に用いやすそうなものが多いのも特徴です。

⑤英会話のための英作文トレーニング

英会話のための英作文トレーニングは、その名前の通り「英会話」ができるようになることを目標に作られた教材です。

前半は基本的英文法の学習を行い、後半は前半で学んだ英文法を使った瞬間英作文のトレーニングを行っていきます。

5文型や命令形、否定形といった中学レベルの文法項目をバランスよく網羅しているため、英語初心者で文法知識があやふや…といった人も使いやすいです。

さらに後半の瞬間英作文のトレーニングでは、日常会話や仕事、自分について話すときなどシーン別にわかれています。

各シーンで実際に使われそうな自然な例文が載っているため、実践的な英会話トレーニングができるのもポイントです。

⑥たったの72パターンでこんなに話せる英会話

たったの72パターンでこんなに話せる英会話は、その名前の通り英会話に役立つ英文パターンを72個収録した英語教材です。

重要英文パターン21個と頻出パターン51個にわかれています。

重要英文パターン21個ではI am ～やThis is ～といった超基本的なものからスタートするため、中学レベルの英語も曖昧な人や、英語学習からしばらく遠ざかっていた人におすすめです。

またフレーズは短いものが中心のため、瞬間英作文初心者にも取り組みやすくなっています。

シンプルながら使えるフレーズがバランスよく収録されているため、このパターンをしっかり覚え単語等を入れ替え応用することで、簡単な英会話ならこなせるようになるでしょう。

⑦会話できる英文法 大特訓

会話できる英文法 大特訓は、「英会話フレーズから英文法を学ぶ」英語学習教材です。

英文法→英会話フレーズという流れが一般的な中、かなりユニークな学習スタイルと言えます。

英会話フレーズは中学・高校レベルのものが720収録されており、80の文法ルールを学ぶことができます。フレーズから文法を学ぶため、学んだことが即「英会話」に役立つのが◎ですね。

また基本フレーズから実務的な文章まで幅広く扱われており、英文の質も高いのも特徴です。

さらに文法ごとにわかれているため、自分の苦手とする箇所を集中的に学んだりと、自身の文法知識に合わせて途中から学習を始めたりと、使いやすい仕様になっています。

スピーキングをより高めるためには？

瞬間英作文のトレーニングをすることで、「この表現ならこの文型」といった英文のパターンの理解が進み、特にスピーキング力がアップします。

一方で総合的な「英会話力」を上げていきたいのであれば、他の学習と組み合わせるようにしていきましょう。

なぜなら英会話は相手の言っていることを理解するリスニング力と、自分の言いたいことを英語にして発話するスピーキング力の両方が必要だからです。

おすすめはシャドーイングと並行して実施することです。

シャドーイングと組み合わせることでリスニング力が格段にあがり、相手の言っていることを即座に理解できるようになります。

相手の言っていることを即座に理解できるようになることで、英文作成や発話の方に脳内のキャパシティを使えるようになり、スピーキングもスムーズにできるようになります。

シャドーイングを英語学習に取り入れるのであれば、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」がおすすめです。

シャドテンなら英語のプロから毎日フィードバックを受けながらシャドーイングを行うことができ、より効果的にシャドーイングトレーニングができますよ。

また以下のような特徴もあり、幅広いレベルや英語学習の目的にも対応可能です。

• 1000を超える教材
• 4か国音源あり
• 初級から上級まで対応可能
• 豊富なジャンル

アプリですから、トレーニングから課題提出まで携帯1つで完結するシンプルさも魅力です。

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