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英語スピーキングに効果的な7つの勉強法!おすすめサイト・アプリもご紹介

英語 スピーキング 勉強法
  • 英語がなかなか口からでてこない…。
  • 英語を話す機会を増やしたいけれど、英会話に通う時間がとれない…。

そんな悩みをお持ちではありませんか?

英語学習者の中で英語スピーキングが特に苦手という人は多いものです。

しかし自分に合った方法でスピーキングのトレーニングを行い、スピーキングに必要な能力をしっかりと伸ばしていけば、誰でも必ず英語スピーキングができるようになります。

この記事を読めば

  • 英語スピーキングに必要な能力
  • 英語スピーキングを伸ばすために効果的な学習方法
  • 一人での英語スピーキング練習にもおすすめなサイト・アプリ
  • 英語スピーキングを伸ばすためのコツ

などがわかりますよ。

英語スピーキングに苦手意識を持つ人、効率よくスピーキング力を伸ばしていきたい人、必見です。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

シャドーイング添削サービスについて

シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。

もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。

その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。

  • 英語のプロが、毎日フィードバックをくれる
  • ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応している
  • スマホ一つで完結!毎日30分、いつでもどこでも好きなタイミングでできる

教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。

ぜひこの機会にご検討ください。

目次

英語スピーキングを伸ばすために必要な能力とは?

英語のスピーキング力を伸ばすには、どんな能力が必要なのでしょうか。

まずは英語スピーキングに必要となる能力を知り、自分に欠けている能力はなんなのかを明確にしていきましょう。

すべての土台になる基礎力

基本的なレベルの英文法知識や単語力などは、英語力の土台とも言えるものです。

英語スピーキング力を伸ばしていきたいと考えるのであれば、まずは英語の基礎力をしっかりと身につけましょう。

リスニング学習にせよスピーキング学習にせよ、基礎的な英語力なしでは単語や文法の調べものがメインになってしまい、効率よく学習していくことができないからです。

英単語なら3000語レベル、文法なら中学校卒業レベルはおさえておきたいもの。

このレベルの単語・文法知識もあやふや…という人は、まずは最初に単語や文法を集中的に学習しましょう。

シャドーイングやディクテーションなどの英語学習は、それから始めても遅くありません。

聞かれたことを理解できる能力

英語のスピーキング力向上には、聞かれたことを理解する能力≒リスニング力も大きく関わってきます。

なぜなら適切なスピーキングを行うには、相手の発言の意図を理解する必要があるからです。

例えば「Where are you going tomorrow?(明日どこへ行きますか?)」という質問に対し、「I went to the library.(私は図書館へ行きました。)」と答えるのはおかしいですよね。

聞かれたことが理解できなければ適切な返しはできません。

つまりスピーキング力向上には、リスニング力向上も必要不可欠なのです。

そんなリスニング力ですが、主に2つのスキルで構成されます。

  • 音声知覚・・・英語の音を単語およびフレーズとして捉える力
  • 意味理解・・・音声知覚で捉えた音の意味を理解する力

具体的に言うと、「ラナウェイ」という英語の音が聞こえたときに「run」「away」で成り立つと捉える力が音声知覚です。

音声知覚の説明画像

そして「run away」が「逃げる」という意味だと理解する力が意味理解と言えます。

このうち、日本人の多くが苦手とするのが音声知覚です。音声知覚の力が低いと、英語の音を捉えることで脳内のキャパシティが一杯になってしまいます。

脳内のキャパシティに余裕がなければ意味理解が難しくなるだけではなく、スピーキングをするのも困難になります。

相手の意図を理解するためにも、そして余裕を持ってスピーキングを行うためにも、リスニング力向上は必要不可欠です。

自分の言いたいことを瞬時に英語で組み立てる能力

自分の言いたいことを英文にするには、主に以下2つの能力が必要です。

  • 概念化:言いたいことを頭の中でまとめる
  • 文章化:概念を英語に直すスキル

まず「概念化」ですが、これは「言いたいことを英語で伝わるように表現を工夫すること」とも言い換えられます。

例えばドラえもんの「4次元ポケット」の英語訳。

そのまま直訳して「four dimention pocket」としても、そもそもドラえもんがどんなものか知らない人にはまったく伝わりません。

ドラえもんの

「4次元ポケット」=「未来的な道具が無限に詰まったポケット」

という概念を伝えた方が、どんな相手にもわかりやすくなります。

そしてその概念を英文に直すのが「文章化」です。

上記ドラえもんの4次元ポケット=「未来的な道具が無限に詰まったポケット」という概念であれば

「A pocket filled with unlimited futuristic tools」

といったところでしょうか。

文法力や単語力は概念を文章化するのに必要不可欠です。

高度な単語力や文法力があれば、文章化も行いやすくなります。

しかしドラえもんの「4次元ポケット」の例のように、自分の言いたいこと(=概念)を相手に伝わる形でまとめる力も非常に重要です。

スピーキング力を上げたいのであれば、自分が持つ英語知識内で自分の言いたいことを瞬時に英語で組み立てる能力、つまり概念化と文章化の能力を向上させることが重要になります。

間違いを恐れない実践力

上記3つの能力があれば、スピーキングはできます。

しかし上記3つの能力が完璧だったとしても、間違いを恐れていては実際の会話に入っていけず宝の持ち腐れになってしまうもの。

スピーキングを上達させるには「慣れ」は絶対に必要です。

失敗しても何度も発話することで、スピーキング力は必ず向上します。

間違いを恐れずインプットしたことはどんどんアウトプット=発話していき、実践的な力を養っていきましょう。

英語スピーキングを伸ばすためにおすすめの勉強法7選

英語のスピーキング力を伸ばすには、以下の勉強法がおすすめです。

  • 基本的な単語・熟語や文法を覚える
  • シャドーイングを実施する
  • 多読を取り入れる
  • シンプル化・具体化の練習をする
  • 瞬間英作文を実施する
  • 独り言英会話を実施する
  • オンライン英会話を組み込む

それぞれについて、詳しくご説明します。

①基本的な単語・熟語や文法を覚える

前述した通り、基本的な単語や熟語・文法の知識は、英語スピーキングの土台とも言えるものです。

まずはしっかりと英語の基礎をおさえましょう。

単語や熟語学習なら必ず「音」と一緒に覚えてください。リスニングにもスピーキングにも役立つ実践的な単語・熟語力が身に付きます。

文法は例文と一緒に覚えていくのがおすすめです。
「どのように」その文法項目が使われているか理解しやすく、正しい英文が組み立てられるようになります。

また頭の中にある例文量が増えると、単語を変えるだけで様々なことが表現できるようになっていき、概念の「文章化」にも大いに役立ちますよ。

英単語の最適な覚え方などはこちらの記事で詳しくご説明していますので、ぜひご一読ください。

②シャドーイングを実施する

シャドーイングとは、英語音声2~3語あとを「シャドー(影)」のように追いかけて発話するトレーニング方法です。

シャドーイングは音声知覚を鍛えるのに、もっとも有効な手段の1つと言われています。

なぜならシャドーイングを行うことで、英語の音や単語がつながったときの音変化といった知識が蓄積され、英語の音を「単語」あるいは「フレーズ」として捉える力が向上するからです。

とは言え、正しくシャドーイングをしなければ効果はあまり上がりません。

下記の手順を基本に、シャドーイングを実施していきましょう。

シャドーイングの手順

1.音源を聞く

まずは何も見ずに音源を聞いて下さい。

ここでの目的はスピードやリズムを掴むことです。

2.文章を読み内容を理解する

スクリプトを読み、内容を理解していきます。

わからない単語などがあれば、この段階で調べておいてください。

また、音源とスクリプトを合わせてチェックし、音と単語・フレーズのつながりも確認しておきましょう。

3.オーバーラッピング

音源にかぶせるように発話するトレーニング「オーバーラッピング」を行います。

音源のリズムや抑揚、スピードなどを意識しながら発話してください。

4.シャドーイング

1~3の下準備が終わったらシャドーイングを実施します。

音と単語・フレーズのつながり、そして意味を意識しながらシャドーイングをし、単なる「音真似」にならないように注意しましょう。

5.振り返り

最後に自分の音声を録音し、振り返りを行います。

音源と比べてスピードやリズムはどうか、正しく発音できているかなどをチェックしてください。

シャドーイングの効果や詳細なやり方は、こちらのページで詳しくご説明していますのでぜひご覧ください。

③多読を取り入れる

英語多読とは、わからない単語があっても辞書を引かずに大量の本を読み進めていく英語学習法です。

多読はリスニングに必要な能力のうち、特に「意味理解」の力を向上させるのに役立ちます。

なぜなら多読を行うことで

  • 単語の意味を推測する力
  • 英語を英語の語順のまま理解する力

が身に付き、意味理解のスピードを上げることができるからです。

多読の手順】

1.自分に合った本・教材を選ぶ

多読に使う教材は

  • 自分と同じレベルか少し簡単なもの
  • 興味が持てるもの

を選びましょう。

2.返り読みをせず読み進める

返り読みとは英語を日本語の語順に沿って、後ろから前に戻って訳しながら読むことです。

英語を素早く理解できるようになるためには、返り読みはしてはいけません。

返り読みをせず英文を前から理解する癖をつけることで、リスニング時にも英語の語順のまま捉えることができるようになり、意味理解の力が向上します。

3.知らない単語を読了後に調べる

多読は、読んでいる最中に辞書を使いません。

わからない単語がある場合は一旦線を引くなどしておき、読了後に調べるようにしてください。

こうすることで文脈から意味を推測する力が養われます。

多読のメリットややり方、おすすめの本などはこちらの記事で詳しく説明していますのでぜひご一読ください。

④シンプル化・具体化の練習をする

自分の言いたいことを「シンプル」に、そして「具体的に」表現するトレーニングを行いましょう。

このトレーニングを実施することで、英文を作る際の「概念化」がスムーズに行えるようになります。

概念化が上手くなると、自分が知っている範囲の単語や文法で伝えられる物事が増え、スピーキングが格段にやりやすくなりますよ。

【概念化トレーニングの手順】

1.言えなかったことを書き出す

説明しようとしたけれど英文が作れなかったことや、上手く伝えられなかったことを書き出してみましょう。

2.シンプル化・具体化する

1で書き出した文章を、5歳くらいの子供でもわかるような簡単な日本語に書き換えます。(=シンプル化

また文章の内容が曖昧で上手く英文にできなかったのであれば、概要をより具体的にイメージできる文章に書き換えてみましょう。(=具体化

例えば「七転び八起き」ということわざを英語にできなかったとします。

まずは「七転び八起き」を紙に書き出してみましょう。

そして

七転び八起きとは

七回転んでも八回起き上がること

悪いことがあっても何度も立ち上がること

諦めないこと

のように「七転び八起き」の概念をシンプルに具体的に書き換えていくのです。

七転び八起きの英文を知らなくても、七転び八起きの概念である「諦めないこと=Never give up」なら英文にできたのではないでしょうか。

難しい単語や構文を知らなくても、概念化が上手くなるだけで、伝えられる物事は格段に増えていきますよ。

⑤瞬間英作文を実施する

瞬間英作文とは、日本語を即座に英文に訳すトレーニング方法です。

瞬間英作文を実施することで、言いたいことを英語で「文章化」する力を向上させることができます。

【瞬間英作文の手順】

1.日本語を見て英文を考える

日本語を見て即座に英文に訳します。

慣れるまでは、中学校英語レベルでも英訳可能な日本語文を用いてトレーニングしていきましょう。

2.正解を確認する

英訳したら正解と照らし合わせます。

複数形・単数形の間違いが無いかなど、細かなところも含めてしっかり確認してください。

3.日本語の意味を意識をしながら、英文を複数回発話する

正しい英文を発話していきます。

ただの発声練習にならないよう、しっかりと日本語の意味を意識しながら発話するのがコツです。

⑥独り言英会話を実施する

独り言英会話は、自分の言いたいことを概念化・文章化するのにぴったりのトレーニングです。

なぜなら独り言英会話には以下のような効果があるからです。

  • 英語で考える癖がつく
  • 英語を話すことに慣れる
  • 語彙力がアップする
  • 瞬間的に英文が作れるようになる

また独り言英会話はいつでもどこでも実施できますから気軽に始められるのもポイントです。

独り言英会話の手順】

1.身の回りの物を英語にしてみる

まずはカーテンや机など、身の回りの物の英単語を口に出してみましょう。

少し負荷を大きくしたいのであれば、物の状態の説明(「窓がしまっている」など)を行うのもおすすめです。

2.自分の行動や感情を英語にしてみる

自分の行動や感情などを英文にしてみましょう。

自分が主体で主語が「I」から始まるため、英文作成に慣れていない人でも取り組みやすいです。

3.様々な場面での会話を想定してみる

ビジネスの交渉やホテルでのチェックインなど、様々な場面を想像しながら独り言英会話を行ってみましょう。

いきなり会話を想定するのは難しい人は、自己紹介や初対面での挨拶など定型的な表現が多く使われるシーンを想定するのがおすすめです。

4.振り返りを行う

独り言英会話で言えなかったことを、どのように英語で表現するのかチェックします。

また独り言英会話の内容を振り返り、英文に間違いがないか確認することも大切です。

瞬間英作文と独り言英会話には専用アプリ「スピフル」がおすすめ!

英語コーチングの会社PROGRITが提供しているアプリ「スピフル」なら、スピーキングにとても重要な瞬間英作文と独り言英会話を1つのアプリで完結することができます。

瞬間英作文は文型や文法ごとに練習できるように作成されているだけでなく、例文1つ1つが実践的なビジネス内容になっているため、普段の練習から本番を意識して行うことができます。またビジネスパーソンでなくても、使える表現はたくさんあるためビジネスが目的でない人にもおすすめです。

独り言英会話は、300以上のテーマから選ぶことができ、かつAIが添削をしてくれます。文法のミスから表現の提案までしてくれるので、自分では気づけない部分にも気づくことができ、効率的にインプット/アウトプットのプロセスを行えます。

スピーキングを課題に感じているけど、オンライン英会話などでは成長を感じられなかった人はぜひ1度お試しください。

⑦オンライン英会話を組み込む

安くたくさん英語に触れられるオンライン英会話は、スピーキング学習の強い味方です。実践的な練習の場として、上手に取り入れていきましょう。

その際レッスンのテーマや目標を決めたり、積極的に質問したりと、意識的に英語を発話していくことが大切です。

またレッスン後には必ず振り返りを行ってください。間違いを修正し次へつなげていくことで、正しい英語がスムーズに出てくるようになりますよ。

英語スピーキングにおすすめのサイト・アプリ

自分のレベルや目的に合った教材で学習することで、さらに効率的にスピーキング力を向上させていくことができます。

英語スピーキングにおすすめのサイトやアプリをご紹介します。

サイト

まずはスピーキングトレーニングにぴったりのサイト3つです。

English Central

【English Centralの特徴】

  • 15,000本以上のweb動画
  • バランスの良いインプット・アウトプット学習
  • 独自の音声解析技術で発音・流暢さを判断

English Centralは動画を「見て」単語を「学び」、英文を「話す」トレーニングを行う学習ツールです。

動画が中心ですが、音声認識技術を用いた発音トレーニングなどを用いることでインタラクティブに学習できる仕様になっています。

毎週新しいトピックが追加されるため、飽きずに学習できるのもポイントです。

東京外国語大学言語モジュール

東京外国語大学言語モジュールの特徴】

  • 会話・語彙・発音・文法モジュールあり
  • 初級~初中級レベルに対応
  • すべて無料

東京外国語大学言語モジュールは、会話・語彙・発音・文法モジュールで総合的な英語学習ができるように設計されています。

スピーキングに必要な英語の基礎を学ぶことができ、英語初級~初中級者におすすめです。

すべて無料で使えるため、気軽に始められるのも良いですね。

あいうえおフォニックス

あいうえおフォニックスの特徴

  • フォニックスをわかりやすく学習
  • Youtubeチャンネルで動画学習
  • 日本語説明でわかりやすい

あいうえおフォニックスはフォニックスをベースに、英語の発音やリズムをしっかりと学べるサイトです。

日本語で発音の説明などがされているためわかりやすく、スムーズに学習を進めていくことができます。

Youtubeチャンネルもあり、「言えそうで意外と言えない英語フレーズ」などを楽しみながら学べますよ。

アプリ

タブレットや携帯さえあれば、いつでもどこでも英語学習ができるアプリ。スピーキング学習でも積極的に取り入れていきたいものです。

こちらのページではスピーキング学習にも役立つアプリを紹介していますので、ぜひご覧ください。

英語スピーキングを上達するための4つのコツ

英語スピーキングをさらに効率的に向上させるにはどうすれば良いのでしょうか。

英語スピーキング上達のコツを4つご紹介します。

①毎日英語に触れる

上記でご紹介したシャドーイングや独り英会話は、スピーキング力向上にぴったりの学習方法です。

しかしどんな学習法を用いて質の良い学習を実践しても、英語に触れる・話す量が少なければスピーキングは上達しにくいもの。

毎日英語に触れ、英語を聞く時間、話す時間を増やしていきましょう。

英語力は学習の質と量で決まります。

適切な学習法を用い毎日英語学習を行うことで、スピーキング力は必ず伸びていきますよ。

②インプットとアウトプットのバランスを意識する

英語スピーキングの土台となるのは、語彙力や文法力といったインプットです。

インプットなしでアウトプットをすることはできません。

まずは単語や音変化の知識、構文の知識といったものをしっかりインプットしていきましょう。

基本は「インプット9割・アウトプット1割」です。

第二言語習得論から見るとこの割合が最善とされていますが、スピーキングにフォーカスしたい場合などはアウトプットを少し増やしてもかまいません。

英語→日本語の単語学習を日本語→英語に変えるなど、工夫してアウトプット量を調整していってください。

③恥は捨てて練習を重ねる

いきなり間違えずに英語スピーキングができる人はいません。また、スピーキング力は一朝一夕で向上するものでもありません。

間違えるのが恥ずかしいという気持ちは捨て、とにかく練習を重ねていきましょう。

間違えた箇所は記憶に残りやすいもの。

しっかりと間違いを修正し練習を積み重ねることで、だんだんと正しい英語がスムーズに口から出てくるようになりますよ。

④自分のスピーキングを分析する

自分のスピーキングを客観的にチェックすることも大切です。

スピーキング内容を録音し、しっかりと自分のスピーキング力を分析していきましょう。

例えば時制を間違っていることに気付いたのであれば、その時の自分の思考回路まで含めて考察していくのです。

考察の例

彼が戻るよりも前に、彼女は家へ戻っていた」の英訳

正しくは「She had returned home before he came back.」だけれども「She returned home before he came back」としてしまった

最後の「戻っていた」という日本語の過去形につられ、すべて過去形の英文にしてしまった

文章ではなく文章の状況をイメージとしてとらえ時系列化し、時制を判断しよう

このように「なぜ間違えたのか」まで考えることで、今後どのように対処していくべきなのか、何を意識すべきかなどが見えてきます

日本人が英語スピーキングを苦手な理由は?

中学校から高校まで、日本人は学校でおよそ880時間ほど英語の授業を受けます。

日本語を母国語とする場合、英語を完璧に習得するにはまったく十分とは言えない時間ですが、それでも日常会話レベルの英語知識を身に着けることは可能な時間数です。

しかし実際は日常英会話もままならない人が非常に多いもの。なぜ日本人は英語スピーキングが苦手なのでしょうか。

英語をそもそも使う機会が少ない

日本人が英語スピーキングを苦手に感じる理由は、言語教育環境や文化的背景が関係しています。

英語を母国語としない国の英語は、以下2種類に分類されます。

  • ESL(English as a Second Language)- 第二言語としての英語
  • EFL(English as a Foreign Language)- 外国語としての英語

ESLの国では、英語がビジネスや法廷といった場面でも一般的に使用されます。一方のEFLの国では、あくまで英語は「外国語」としての枠から出ません。

日本はEFLの国です。

EFLの環境では、英語の授業でも文法や語彙などの書き言葉が強調され、スピーキングの機会が限られています。

また特に英語が話せなくても困らない環境なので、英語を積極的に話そうというモチベーションも低くなりがちです。

このように日本では英語スピーキングを行う機会が圧倒的に少なく、そのことが日本人が英語を苦手に感じる一因になっています。

音の変化について習わない

英語には日本語にはない音変化がたくさんあります。

子音と母音がつながることで音が連結したり、破裂音(k,g,t,d,p,b)に子音が続くことで破裂音が消失したりするのはその一例であり、このほかにも多くの音変化が存在します。

それにも関わらず、日本の学校では音変化について学習しません。

そのためこの音変化が捉えられず、日本人が英語が聞こえない一因にもなっています。

また音変化を知らないため、スピーキング時にもぶつ切りの不自然な英語になってしまい、英語を話しても伝わらない…ということが起こりがちです。

音変化に対する知識不足は、日本人が英語スピーキングを苦手とする原因の1つになっています。

英語の音変化についてはこちらの記事で詳しくご説明していますので、ぜひご一読ください。

英語のスピーキング力を測るテストはある?

英語のスピーキング力の伸びを知るには、英語テストを利用するのがおすすめです。

英語のスピーキング力を測るテストとしては、以下のようなものがあります。

  • Versant
  • TSST
  • TOEIC Speaking test

Versant

Versantは最先端のAIを使った言語認識&自動採点システムを特徴とするスピーキングテストです。

英語の設問に英語で答えます。

英語初心者からCEFR・C2レベルの上級者まで、正確にスピーキング能力を測定できます。

TSST】

TSSTは実践的な英語のコミュニケーション能力を測定するスピーキングテストです。

日本語でも設問が読み上げられます。

日本人でもっとも多いとされるCEFR・A2~B1レベルを特に正確に測れるよう設計されています。

TOEIC Speaking test

TOEIC Speaking testは、20分で正確なスピーキング能力が測定できるスピーキングテストです。

英語での設問に英語で答える形式ですが、読み上げられている英語が画面にも出るため英語初心者も取り組みやすくなっています。

英語スピーキングをスムーズに行えるようになるには?

英語スピーキングをスムーズに行うには、リスニング力を上げていくことが大切です。

無関係のように感じますが、リスニング力を上げることで、スピーキングに割ける脳内キャパシティが増え、余裕を持ってスピーキングをすることができるようになるからです。

リスニング力を効率的に上げたいのであれば、音声知覚を効果的に鍛えられるシャドーイングをおすすめします。

シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」なら、英語のプロからフィードバックを受けながら正しくシャドーイングが実践でき、さらにシャドーイングの効果を高めていくことができますよ。

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また以下のような特徴があり、英語を学ぶ目的やレベルを問わないのもポイントです。

  • 1000を超える教材
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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

カナダ在住。渡加以前はPROGRITのコンサルタントとして100人以上の英語力向上に尽力。
IELTS7.5/Versant73/TOEIC965 を保持。

コンサルタントとしてのクライアントの実績抜粋
IELTS 5.5 → IELTS 6.5 (3ヶ月)
IELTS 6.5 → IELTS 7.5 (3ヶ月)
Versant 45 → Versant 55 (3ヶ月)
Versant 40→ Versant 60 (6ヶ月)

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