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【英語コンサルが厳選】多読におすすめの本11選をレベル別でご紹介!

英語 多読 本

楽しみながらたくさん英語に触れられる英語多読。

英語学習の定番とも言える学習法です。

その一方で

  • 多読を取り入れているけれど英語力がアップしない。
  • 英語多読は英語力アップに効果なし…?
  • 英語初心者で、一冊の本を読み切ることができない…。

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな悩みを、プログリットで英語コンサルタントを経て現在は海外移住をしている私Karinが、多読におすすめの本を11冊厳選しました。

自分のレベルに合った適切な本を用い、適切なやり方で多読すれば必ず英語力アップにつながります。

多読を英語力アップにつなげていきたい人は、ぜひご一読ください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

シャドーイング添削サービスについて

シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。

もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。

その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。

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教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。

ぜひこの機会にご検討ください。

目次

英語多読を本でする3つのメリットとは?

リーディング力だけではなく、リスニング力や単語力アップなど様々な効果がある英語多読。

「本」で行う英語多読には、それ以外にも多くのメリットがあります。

本で英語多読をする3つの主なメリットを見ていきましょう。

①書き込みができる

本なら書き込みが可能です。

読み進めていく中でわからない単語やフレーズがあったとしても、下線をひいておくことで多読後に調べることができます。

「自分で調べる」というアクションをすることで、能動的に英語知識をインプットでき単語やフレーズが記憶に残りやすいです。

また線をひく、意味を書き込むなど手を使いながら英語学習することで、単語やフレーズが印象に残りやすくなります。

受け身になりがちなリーディングですが、本を用いて書き込みながら学習を進めていくことで、能動的に効果的に英語力を伸ばしていくことができますよ。

②薄い本が多いので持ち運びに困らない

ラダーシリーズなど英語多読に向いたgraded series※は薄い本が多く、持ち運びが楽です。

※英語を母国語としない人に向けた、使用語彙や文法によりレベル分けされた本の総称

また洋書は分厚いものが多いですがそのほとんどがペーパーバッグなので、日本の本と比べると軽いものが多くなっています。

電子書籍向けデバイス等と比べてもコンパクトなサイズ感のものがほとんどで、持ち運びに困らないのもポイントです。

③目が疲れづらい

電子書籍はブルーライトや光の刺激で目が疲れやすいと言われています。

電子書籍を読んでいると目が疲れて頭が痛くなってしまう…。

実際にそんな経験がある人も多いでしょう。

紙の本はアプリや電子書籍向けデバイスと比べて疲れづらく、長時間の読書も快適に行うことができます。

英語多読を本でする2つのデメリットとは?

上記のように、紙の書籍を用いた英語多読には多くのメリットがあります。

その一方でいくつか残念なポイントがあるのも事実です。

英語多読を本でする2つのデメリットを見ていきましょう。

①たくさん読もうとすると金額がかさむ

紙の本は電子書籍やアプリに比べ高額である場合が多いです。

多読の場合大量に本を読みますから、結果として金額がかさんでしまいます。

メリットの多い紙での多読ですが、安くおさえたいなら電子書籍やアプリの方が向いているもの。

またアプリやサイトなら無料で読めるものも多いです。

無料サイトはこちらで紹介していますので、お金をかけずにたくさんの英語に触れたい人はぜひチェックしてみてください。

②洋書の場合はサイズが大きい

一部の洋書はサイズが大きいです。

通勤中などに多読を行いたくても、サイズが大きくてカバンに入れづらいこともあります。

通勤時間の車内などで手軽に英語の多読をやりたい人はアプリがおすすめです。

多読に向いたアプリはこちらのページでご紹介していますので、ぜひご一読ください。

【レベル別】英語多読におすすめの本11選

ここからは英語多読におすすめな本を11冊ご紹介します。

レベル別にご紹介しますので、自分に合ったレベルの本が簡単に見つかりますよ。

各本のレベルと音源の有無は以下の通りです。

タイトルレベル音源
ラダーシリーズ全レベル△一部タイトルに音源あり(音声DL・有料)
Cambridge English Readers全レベル○全タイトルに音源あり(音声DL・無料)
Penguin Readers全レベル○全タイトルに音源あり(音声DL・本に付属したコード入力でDL可能)
Pearson English Readers全レベル○ほぼすべてのタイトルに音源あり(CD付き書籍/書籍のみから選択可能)
Oxford Bookworms Library全レベル○ほぼすべてのタイトルに音源あり(audioパック付き書籍/書籍のみから選択可能)
生きろ! Seize the day! (東進ブックス 大学受験 英文多読シリーズ)
初級・初心者~中級者○英語・日本語・対訳音声無料ダウンロード付
英語でちょっといい話 ベストセレクション
初級・初心者~中級者○音源あり(音声DL・無料)
英語多読入門初級・初心者~中級者○CD付
The Midnight Library
上級者x
All the Light We Cannot See上級者○(Audible)

それぞれの本について詳しくご説明します。

全レベルに対応のおすすめの本5選

初心者から上級者まで対応できる本は以下の通りです。

どの本も英語を母国語としない人に向け使用語彙や文法でレベル分けされており、自分にぴったりの一冊が見つかりますよ。

①ラダーシリーズ

【特徴】

  • 英検4級~英検準1級レベルまで計5レベル
  • 100を超えるタイトル
  • クラシックからビジネスまで幅広いジャンル
  • 巻末にワードリストあり
  • 一部書籍は音声あり

【価格帯】

700円~1400円あたり

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、7Netなど

ラダーシリーズは単語レベル1000の英検4級レベルから、単語に制限のない英検準1級レベルまで展開されている英語学習者向け書籍です。

レベルに応じて使用する単語や構文を限定して書き改められており、自分にぴったりと合ったレベルの本で多読ができます。

タイトル数はすでに100を超えており、ビジネスからノンフィクションまで自分の興味に合わせてタイトル選択が可能です。

Level1,2にはすべての語彙が、Level3以上は中学校レベル外の単語が掲載されており、使い勝手も◎です。

②Cambridge English Readers

【特徴】

  • 単語数250のStarter~3,800語レベルのLevel 6まで計7レベル
  • 全作書き下ろしのオリジナル作品
  • 全タイトルオーディオあり
  • 現代的なテーマのものが多数

【価格帯】

800円~2500円

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

Cambridge English Readersはイギリスのケンブリッジ大学出版局が発行する、英語学習者向け書籍です。

単語数250でも読めるStarterから英検1級・CEFRC1レベルのLevel6まで細かく7段階にレベル設定されており、自分にぴったりの一冊が必ず見つかりますよ。

graded seriesの本は古典の書き直しや、既存の本の簡易版といったものが多いですが、このCambridge English Readersはすべて書き下ろしのオリジナル作品であり、読みごたえも十分です。

現代的なテーマのものが多く、興味をもって取り組める一冊が見つかるでしょう。

全タイトルにオーディオがあり、リスニングやシャドーイング教材として使えるのもポイントです。

③Penguin Readers

【特徴】

  • 単語数200語レベル~3000語レベルの計8レベル
  • 古典から最新映画まで幅広いジャンル
  • 全タイトルに音源あり
  • 全タイトルにワークシート・テストあり

【価格帯】

1000円前後

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

Penguin Readersは古典から伝記、最新の映画のノベライズ版まで様々なジャンルの本があります。

レベルも単語レベル200語から3000語レベルまで幅広く、自分の興味のあるジャンルやぴったりのレベルの本で多読できますよ。

全タイトルに音源が付いているため、リスニングなどのトレーニングにも◎です。

またPenguin Readersがほかのgraded seriesと大きく違う点が、各タイトルごとにテストやワークシートが付いていること。音源やテスト、ワークシートは全てイギリスの公式サイトでダウンロードすることができます。

理解度をしっかりと確認しながら段階的に英語レベルを上げていける魅力的なシリーズです。

④Pearson English Readers

【特徴】

  • 英検3級レベル~1級レベルまで7段階のレベル分け
  • ほぼすべてのタイトルに音源あり
  • アクティビティノートなど豊富なリソース
  • 古典からオリジナルストーリーまで豊富なジャンル

【価格帯】

600円~1500円

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

Pearson English Readersは英検3級レベル~1級レベルまで7つのレベルが用意されています。

初級者~中上級者向け教材が充実したgraded seriesは多いですが、Pearson English ReadersはCEFR・C1レベルといった上級者レベルも豊富なのが特徴です。

ジャンルも古典からオリジナルストーリーまで幅広く、自分にぴったりと合った本で多読ができますよ。

さらにアクティビティノートなどの副教材も充実しており、理解度をチェックしながら能動的に取り組めるようになっているのも◎です。

⑤Oxford Bookworms Library

【特徴】

  • 単語数250のStarter~2500語レベルのLevel 6まで計7レベル
  • コミック形式・物語形式・インタラクティブ形式の3つのスタイル
  • ドキュメンタリから古典まで幅広いジャンル
  • 音源有

【価格帯】

800円~2500円

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

Oxford Bookworms LibraryはOxford大学出版局のgraded seriesです。

幅広いジャンル・レベルの良質な本が揃っています。

Oxford Bookworms Library最大の特徴は、コミック形式・物語形式・インタラクティブ形式の3つのスタイルが用意されていること。

コミック形式はその名前の通り漫画のようなコマ割りがされており、初心者でも取り組みやすくなっています。

インタラクティブ形式は読み手の選択によって物語の展開が変わっていくため、一つのタイトルを複数回楽しむこともできますよ。

本のみと音源付きがあり、使用目的に応じて選択可能です。

初級・初心者~中級者におすすめの本3選

初級・初心者〜中級者におすすめの本は以下の通りです。

どの本も物語として面白く、楽しみながら読めるものばかりです。

それぞれの本について、詳しくご紹介します。

①生きろ! Seize the day! (東進ブックス 大学受験 英文多読シリーズ)

【特徴】

  • 英検 準2級〜センター試験基礎レベル
  • 英語・日本語・対訳音声無料ダウンロード付
  • 語句注が多く辞書なしで読みやすい
  • 読みやすいストーリー

【価格帯】

600円~700円

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

生きろ! Seize the day! は、東進ハイスクールの人気講師・安河内先生がプロデュースする東進ブックス 大学受験 英文多読シリーズの1つです。

英検 準2級〜センター試験基礎レベルの英語力で読むことができます。

ドラマチックな展開で物語として面白く、英語の勉強というより一般的な読書のように楽しみながら多読可能です

本文には豊富に語句注が付いており、辞書なしでもすらすら読み進めていけるのもポイントです。

②英語でちょっといい話 ベストセレクション

【特徴】

  • 短い話が多く読みやすい
  • 語句注が付いており読み進めやすい
  • 読んで「前向きになれる」興味深いストーリー
  • 音源付き
  • 中学校レベル+αの単語で読める

【価格帯】

1700円~1900円

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

英語でちょっといい話 ベストセレクションは、英語教材大手アルク出版から発行されている英語多読向け教材です。

英語圏、特にアメリカで長く広く読み継がれている物語を中心に、読んで前向きになれる「ちょっといい話」が収録されています。

物語の単語レベルは中学校レベルの英単語に200~700語程度プラスされたものが多く、初級~初中級の英語学習者にぴったりです。

語句注が豊富で、辞書なしでも読み進めやすくなっています。

③英語多読入門

【特徴】

  • 初級~中級レベルの物語が6つ収録
  • 1冊で段階的にレベルアップ可能
  • 音源付き

【価格】

1900円前後

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

英語多読入門は多読のやり方などの解説と、初級から中級レベルまでの物語が6つ収録された書籍です。

「辞書はひかない」「わからないところは飛ばす」「つまらなければ辞める」を謳い文句に、これ一冊で多読の基本がおさえられるようになっています。

簡単な物語から徐々に難しい英文へとシフトしていけるため、少しずつ負荷を上げながら多読できるのもポイントです。

朗読音声CDが付いており、音も一緒に学べるのが良いですね。

上級者におすすめの本2選

TOIEC750・英検準1級以上あたりの英語上級者レベルになってくると、英語ネイティブの大人が読むような本も読めるようになってきます。

読みやすさを意識して選ぶのはもちろん大切ですが、なにより自分が読んでいて面白いと感じるものを選び、英語での多読を楽しみましょう。

英語上級者におすすめの2冊は以下の通りです。

それぞれについて詳しくご説明します。

①The Midnight Library

【特徴】

  • TOIEC750・英検準1級以上の単語レベル
  • 英米Amazonで45万レビュー以上のベストセラー

【値段】

2000円前後

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

The Midnight Libraryは、主人公のノラが体験するパラレルワールドを通じ、人生の選択や幸せを見つめなおす物語です。

英米Amazonで45万以上のレビューがあったことからも、英語ネイティブの大人が読んでも十分に読み応えのある本だということがわかりますね。

決して簡単に読める本ではありませんが日常的なシーンが中心のため、TOIEC750・英検準1級以上の英語力があれば十分対応可能です。

単純に物語として面白く、興味を持ちながら多読を進めていけるのが良いですね。

日本語訳も出ているので、日本語版でだいたいの内容をおさえてから英語版を読むのもおすすめです。

②All the Light We Cannot See

【特徴】

  • Netflixで映像が見られる
  • 英語長文に慣れた上級者向き
  • 美しく独特な英語の言い回し
  • ピューリッツァー賞受賞のベストセラー小説

【値段】

3000円前後

【購入可能なサイト】

Amazon、Rakuten、YahooShoppingなど

All the Light We Cannot Seeはアンソニー・ドーアによるピューリッツァー賞受賞のベストセラー小説です。

第二次世界大戦末期の、目の見えないフランス人少女とドイツ人兵士の物語が描かれています。

単語レベルはTOEIC800レベルあたりでも対応できますが、物語が展開する時系列や場所が頻繁に飛ぶため、英語小説に慣れた上級者向けの本と言えます。

文章も美しくも独特な言い回しが使われていることがあるため、英語の文芸作品になれた人におすすめです。

Netflixで「すべての見えない光」というタイトルで映像化されたものを視聴できます。

読む前に見て本に取り組むと、かなり読みやすくなるでしょう。

英語多読の本を選ぶ際の3つのポイント

英語多読はリーディング力はもちろん、リスニング力やスピーキング力など総合的な英語力向上に効果があります。

しかし多読をさらに効果的に英語力に結びつけたいと考えるなら、「自分に合った本」を用い「適切なやり方」で多読を行いたいもの。

英語多読の本を選ぶ際は、以下3つのポイントをおさえましょう。

  • 自分のレベルか少し簡単なものを選ぶ
  • 興味のある内容を選ぶ
  • ファンタジーものは多読に慣れてから選ぶ

それぞれについて詳しく解説します。

①自分のレベルか少し簡単なものを選ぶ

英語の多読に用いる本は、自分のレベルか少し簡単なものを選ぶようにしてください。

英語多読の目的は、たくさんの英文や単語に触れること。

自分のレベルより上のものを選ぶと負荷が大きくなってしまい、思うように読み進められなくなってしまいます。

おすすめは英文中の単語の9割程度がわかる本です。

読み進めやすく大量に英語に触れられる他、知らない単語やフレーズに出会う機会もあり語彙力アップにもつながります。

また多読に慣れるまでは、短めの本を選ぶのもポイントです。

大量の英文に慣れるまでは仮に自分の英語レベルより下の教材を選んだとしても、それなりに読み進めるのは大変だからです。

短い本なら読み切りやすく、1冊読み切った達成感を味わうこともできますよ。

②興味のある内容を選ぶ

英語多読に用いる本は、自分の興味がある内容の物を選びましょう。

よく「英語初心者は子供向けの本を読むとよい」と言われますが、目的によってはおすすめかどうかは分かれます。

子供向けの本は幼児向けの言葉で書かれていたり、大人同士での会話では使わないフレーズなどもたくさんでてくるからです。

また子供向けの本は、内容に興味がわかないことも多いでしょう。

子供向けの本を含め、興味のない内容の本を読み進めていくのは日本語でも苦痛なもの。

興味のある内容だからこそ、内容を積極的に理解しようとする態度にもつながります。

自分の興味のある内容を選び、能動的に英語多読に取り組んでいきましょう。

③ファンタジーものは多読に慣れてから選ぶ

英語多読に用いる本は、基本的に「自分の英語レベルより少し簡単な、自分の興味がある内容が書かれている本」を選びます。

しかし興味があるからといって、最初からファンタジーを選ぶことはおすすめできません。

なぜなら非日常的なシーンが多いファンタジーは、日常生活で使わない、一般的ではない表現や単語もよくでてくるからです。

まずはファンタジー以外のものから多読をはじめ、慣れてからファンタジーものに移るようにしましょう。

英語多読の効果を実感するための3つの注意点

英語多読は「正しいやり方」で行うことで、さらに効果を実感することができます。

英語多読の効果を高めるために、以下の3つの点に注意しながら多読を行いましょう。

  • 返り読みはしない
  • できるだけ日本語には訳さない
  • 知らない単語は後で調べる

それぞれについて詳しく説明します。

①返り読みはしない

英語多読の際、返り読みは絶対にNGです。

返り読みとは一度英文をすべて読んでから、前に戻って日本語の語順に直し理解していくこと。

文章を一度読んでから日本語に訳したり、区切っていくのも返り読みに該当します。

英語と日本語の語順は真逆な場合がほとんどですから、返り読みをしているとリーディングスピードは上がりませんし、英語を英語のまま捉える訓練にもなりません。

英語を読むときは、英語の語順のまま前から理解するようにしましょう。

もし英文を前から読むことが難しいと感じるのであれば、スラッシュ(チャンク)リーディングから始めてみましょう。

適当な意味のかたまりを作り読み進めることで、英語を頭から読む感覚が掴みやすくなります。

スラッシュ(チャンク)リーディングのやり方や効果についてはこちらで詳しくご説明していますので、ぜひご一読ください。

②できるだけ日本語には訳さない

英文すべてを日本語に訳しながら読み進めるのはやめましょう。

理想は英語を英語のまま理解すること。

訳すのではなく、イメージとして捉えられるようになっていきましょう。

もちろん慣れるまでは、イメージの思い浮かばない文章は訳してもOKです。

しかし日本語に訳さなくてもわかるものはわざわざ訳す必要はありません。

日本語を介さず理解しようとすることで英語を英語のまま捉える力がついていき、リーディング力をはじめ総合的な英語力アップにつながっていきます。

③知らない単語は後で調べる

英語多読中に出会った知らない単語はとりあえず下線をひいておき、後で調べるようにしましょう。

多読中はその単語の意味を推測しながら読み進めてください。

話の内容を全体で掴むトレーニングになります。

このトレーニングを繰り返すことで、わからない単語があったときも日本語を介さず英文の語順のままで理解できるようになります。

英文を頭から捉えていくことでリーディングスピードは上がりますし、また前に戻って聞き返すことのできないリスニング時にも役立ちますよ。

さらに「自分で意味を調べる」という能動的な行動をとることで、単語帳で単語を覚えるよりも記憶に残りやすくなるのもメリットです。

リスニング力を伸ばすために多読をする場合は?

本を用いた英語多読は、「自分に合ったレベルの本で適切なやり方」で行えばリーディング力をはじめ総合的な英語力向上に効果があります。

その一方で英語多読だけで英語力が完成するわけではありません。

必ず他の英語学習法と組み合わせていきましょう。

英語多読と組み合わせるのにおすすめな学習法が、リスニング力向上に効果を発揮する「シャドーイング」です。

シャドーイングは日本人の多くが苦手とする音声知覚(=英語の音を単語やフレーズとして捉える力)を鍛えるのに有効なトレーニング方法。

音声知覚が向上し自動化することで、意味理解にフォーカスできるようになり、リスニング能力が上がっていきます。

シャドーイングトレーニングを行うなら、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」がおすすめです。

シャドテンならプロからのフィードバックを毎日受けながらシャドーイングが行えるため、正しくシャドーイングができます。

シャドーイングするならシャドテン

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  1. 英語学習のプロフェッショナルがあなたのコーチに
  2. ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応
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シャドーイングを正しく行うことで、シャドーイングの効果を最大化させることが可能ですよ。

また

  • 1000を超える教材
  • 4か国音源あり
  • 初級から上級まで対応可能
  • 豊富なジャンル

という特徴があり、幅広い英語レベルや英語を学ぶ目的に対応できます。

英日スクリプト付き、さらにシャドーイング課題提出から添削までアプリ1つで済むなど、使い勝手も◎です。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

カナダ在住。渡加以前はPROGRITのコンサルタントとして100人以上の英語力向上に尽力。
IELTS7.5/Versant73/TOEIC965 を保持。

コンサルタントとしてのクライアントの実績抜粋
IELTS 5.5 → IELTS 6.5 (3ヶ月)
IELTS 6.5 → IELTS 7.5 (3ヶ月)
Versant 45 → Versant 55 (3ヶ月)
Versant 40→ Versant 60 (6ヶ月)

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