ビジネスシーンで英語メールを送る機会が増えるなか、「最後に何て書けばいいの?」と悩んだ経験はありませんか?英語メールの結びは、相手に好印象を与えるだけでなく、次のアクションを促す大切な要素の1つです。
この記事では、目的や相手に応じた英語メールの締め方を、具体的なフレーズとともに紹介します。
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英語メールの結びが重要な理由
日本語では「よろしくお願いします」で締めるのが一般的ですが、英語では目的やトーンに応じて表現を変える必要があります。
この章では、結びの役割と、なぜビジネス英語で注意すべきなのかを解説します。
メール全体の印象を左右する
本文がどれほど丁寧でも、締めくくりが曖昧だと印象が下がります。
反対に、簡潔ながら心のこもった一文で締めれば、誠実さとプロ意識が自然に伝わります。メールの「第一印象」と同じくらい「最後の一言」も重要です。
相手との関係性・文化的背景を考慮する
英語圏では関係性や文化に合わせてトーンを調整します。
初対面や上司にはフォーマルな結びを、親しい同僚にはカジュアルな表現を選ぶなど、相手の立場や業界を踏まえて使い分けることで誤解を防ぎ、信頼関係を築けます。
返信やアクションを促すことができる
結びには「次のステップを明確に示す」という役割があります。お願いや期限をはっきり示すことで、相手が行動しやすくなり、業務のスピードが向上します。
例文
- I look forward to your reply.— ご返信をお待ちしております。
- Please let me know your thoughts at your earliest convenience.— お手すきの際にご意見をお聞かせください。
- Could you confirm the schedule by Friday?— 金曜日までにスケジュールをご確認いただけますでしょうか。
シーン別・英語メールの結びフレーズ集
目的や相手に合わせて使い分けると、より自然で信頼感のあるコミュニケーションになります。
以下ではシーン別に活用できるフレーズを紹介します。
丁寧に依頼やお願いを伝えたいとき
急ぎの案件でも失礼にならないよう、丁寧表現と感謝をセットで使いましょう。
- I would greatly appreciate your assistance. — ご協力いただけますと幸いです。
- Could you kindly review the attached file? — 添付ファイルをご確認いただけますでしょうか。
- Your prompt support would be invaluable. — 迅速なご対応をいただけると大変助かります。
- Any guidance you can provide would be helpful. — ご助言いただけると幸いです。
- Thank you in advance for your cooperation. — あらかじめご協力ありがとうございます。
お礼を伝えて気持ちよく締めたいとき
感謝の気持ちはストレートに伝えるほど好印象です。
- Thank you for your continued support. — いつもご支援いただきありがとうございます。
- I truly appreciate your time and effort. — お時間とご尽力に感謝いたします。
- Many thanks for your prompt response. — 迅速なご対応ありがとうございます。
- Thank you again for your kind assistance. — ご親切なご対応に改めて感謝いたします。
- Your cooperation is greatly appreciated. — ご協力に深く感謝いたします。
返信・アクションを促したいとき
負担をかけずに行動を促すには、期限と目的を明確に示します。
- I look forward to hearing from you soon. — お返事をお待ちしております。
- Please let me know if you have any questions. — ご不明点があればお知らせください。
- Your prompt reply would be appreciated. — 早急にご返信いただけると幸いです。
- Kindly respond at your earliest convenience. — お手すきの際にご返信ください。
- I await your confirmation. — ご確認をお待ちしております。
カジュアルな関係性に合った結び方
フレンドリーさを保ちつつ、ビジネスの礼儀も忘れない表現です。
- Talk soon! — またすぐに話しましょう!
- Thanks again! — 改めてありがとうございます!
- Catch you later. — ではまた後ほど!
- All the best, — ご活躍をお祈りします。
- Cheers, — それでは!
フォーマルで格式ある相手への結び方
格式を重んじる場面では、伝統的なサインオフが安心です。
- Yours sincerely, — 敬具(相手の名前を知っている場合)
- Yours faithfully, — 敬具(相手の名前を知らない場合)
- Kind regards, — 敬意を込めて
- Best regards, — よろしくお願いいたします
- With appreciation, — 感謝を込めて
NG例から学ぶ!避けたい英語メールの結び方
自然なつもりが逆に失礼にならないよう、次のような表現は避けましょう。
和訳直訳のままでは通じないフレーズ
以下のようなフレーズは日本語のようなニュアンスはなく、意味が通じないため注意しましょう。
- Please take care of me.(× お世話になります)
- Thank you always.(× いつもありがとうございます)
- I’m looking forward to working hard.(× 頑張ります)
- Please let me know your convenience.(× ご都合をお知らせください)
フレンドリーすぎて失礼に聞こえる表現
友人とのチャットやメールなどであればいいですが、ビジネスでのメールやまだ出会って間もない人には適切ではありません。
- Later! — くだけすぎです
- Bye‑bye — 子どもっぽい印象を与えます
- XOXO — 親しすぎるため不適切です
- Peace out — スラングで不真面目です
- Take it easy — 目上には失礼です
トーンがぶれることで意図が伝わらない結び
以下のようなフレーズは、そのつもりがなくても威圧的だったり、相手が不安に感じる要因なので使わないようにしましょう。
- I demand your reply. — 高圧的に聞こえます
- Respond soon or else. — 脅迫と取られる恐れがあります
- I guess I’ll wait. — 消極的すぎて不安を与えます
- Whatever works for you. — 責任放棄に聞こえます
- I don’t know what to say. — 意図が曖昧です
伝わる英語メールを書くためのスピーキング力
スピーキング力とライティング力は「思考を英語で表現する力」という点で共通しています。
音読やシャドーイングで声に出して練習すると、語順やリズムが体に染み込み、メールでも自然な表現が使えるようになります。
慣用句や定型表現は声に出して覚えたほうが、実際のビジネスシーンでスムーズに出てきますよ。
まとめ|伝わるメール表現は「慣れ」で磨かれる
英語メールの結びは、場面に合った表現を覚え、繰り返し使うことで自然に身につきます。
ぜひ書いて覚えるだけでなく、声に出して確認する習慣も取り入れてみてください。
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