- 英語のリスニング問題を解いても、音が全然頭に入ってこない…
- スクリプトや字幕がないと内容が理解できない
- いろいろ試したのに、結局“聞き取れない状態”から抜け出せない
そんなお悩みはありませんか?
リスニング力が全く伸びず、「これは才能の問題なのかな」と落ち込んでしまう方は少なくありません。ですが、実は学習の進め方や練習内容を変えるだけで、“まったく聞こえない”状態からでもリスニング力を大きく伸ばすことは可能です。
本記事では、ゼロからリスニング力を鍛えるための考え方や学習ステップを、納得できる根拠とともに丁寧に解説します。諦めかけていた人こそ、今日がリスニング脱出の新たなスタートになるかもしれません。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。
- 英語のプロが、毎日フィードバックをくれる
- ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応している
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教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。
ぜひこの機会にご検討ください。

なぜ「全く聞こえない」状態になるのか?
そもそもなぜリスニングが「全く聞こえない」という状態になるのでしょうか?もちろんその日のコンディションなどもありますが、主には以下の3つが足りていないことが原因となることが多いです。
①語彙力の不足
全く英語が聞こえないと感じる人の多くは、そもそもの語彙量が十分でない可能性があります。自分が知らない単語ばかりが連なると、音声の意味を組み立てようにも理解が追いつきません。リスニング問題や英語音声の中で知らない単語が頻出する場合、まずは基礎的な英単語を増やす意識を持ちましょう。
- 単語学習のコツ
- 日常生活でよく使われる単語を重点的に覚える
- 例文の中で覚えることで、文脈を通じた理解がしやすくなる
- 同義語や関連表現も合わせて押さえる
- 単語を覚えるときは音もセットで覚える
語彙が身につくと、それまで雑音として流れていた英語の中身が徐々に見えてきます。単語レベルからしっかり積み上げるのは遠回りのようで、実は最短ルートの一つです。
②英語の音声変化への不慣れ
英語は単語同士が繋がって発音されたり、音が脱落したりと、日本語とは異なる独特のリズムがあります。特に初学者は、こうしたリエゾン(音のつながり)やリダクション(音の省略)に慣れていないため、耳が英語の流れをキャッチできません。例えば「What do you think?」が「Whaddya think?(ワッヂャスィンk)」のように短縮される場合があります。
- 対策
- ネイティブが日常でどのように発音を崩しているのか学ぶ
- 実際の会話音声を細かく聞いて、どこで音が繋がっているかをチェックする
- シャドーイングを実施する
特にシャドーイングは「音の変化」に慣れるだけでなく、「音声処理スピード」も向上させることができるのでおすすめの学習法です。
シャドーイングがどのような学習か、なぜ効果があるのか気になる方はこちらの記事で解説していますので、ぜひあわせてお読みください。

③聞き取れない不安からの“集中力ダウン”
「どうせ聞き取れないから」と最初から諦めムードで音声を聞いていると、わずかに理解できる部分も逃してしまいます。緊張感や焦りが高まることで、自然と集中力が落ちるケースも少なくありません。結果として、ただ“音が流れているだけ”の状態になりがちです。
- メンタル面の対策
- 聞き取れなくても「次のフレーズはどうだろう?」という気持ちで前向きに耳を傾ける
- 短いセクションごとに「今度はどれだけ理解できるか」をミニゲーム感覚で試す
- 少しでもわかった単語やフレーズがあれば自分を褒める
「まったく理解できない」と思っていても、1~2割程度は既に分かっているケースも多いです。その小さな理解の積み重ねが、大きなリスニング力アップへと繋がります。
リスニングが「全く聞こえない」を抜け出すための4つのステップ
①スクリプトと音声をセットで確認
“聞き取れない”段階では、音声だけを繰り返し聞いても上達しにくいもの。スクリプト(英文テキスト)を併用しながら、どの部分がどう発音されているのか、目と耳で確認していく方法をおすすめします。
- 音声を聞いて大まかに意味を推測する
- スクリプトを見ながらもう一度聞く
- 自分が聞き落とした部分や知らない単語をチェック
- 最後にもう一度、スクリプト無しで聞いて理解度を確認
こうしたプロセスを踏むことで、英語の音声に対する“見えない壁”が少しずつ崩れ、聴こえ方がクリアになっていきます。
②シャドーイングを組み込む
スクリプトと音声をセットで確認できたら、次はシャドーイングに取り掛かりましょう。
- オーバーラッピング(スクリプトを見ながらお手本の音声と同時に発話する)
- マンブリング(スクリプトを見ずに、お手本の音声を頼りに小さな声でぶつぶつと発話する)
- シャドーイング(スクリプトを見ずに、お手本の音声から1~2語遅れて追いかけるように発話する)
- 録音・振り返り
上記の手順を行う際に大事なポイントは以下の2つです。
- お手本の音声をできるかぎりそっくりそのまま発話する
- 発話している際は常に「どの単語を発話しているか」を意識する
より詳しくシャドーイングについて知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

③定期的にディクテーションを実施する
ディクテーション(書き取り)は、集中して音を拾う必要があるため、負荷は高いもののリスニング初心者に効果的なトレーニングです。細部までしっかり耳を傾ける訓練になるほか、文字に起こすことで自分の弱点(聞き落とす音や単語)を明確にできます。
- 実施方法
- 音声を数秒~数十秒単位で止め、聞こえた内容をノートに書き出す
- 聞き取れなかった部分はリピート再生して再挑戦
- 最後にスクリプトを見て答え合わせ
ディクテーションは時間のかかるトレーニングのため、平日はシャドーイング、土日はシャドーイングに追加してディクテーションを行うなどの調整がおすすめです。
④ミニリスニングを追加する
スクリプトと音声の照らし合わせが終わり、シャドーイングやディクテーションを終えたら最後に行いたいのが「ミニリスニング」です。
シャドーイングやディクテーションは一語一語にフォーカスするため、細部まで音を聞こえるようになるものの、一方で「全体を俯瞰して聞く力」を鍛えるのにはあまり向いていません。
そこで、「わからない箇所があっても聞ける力」を鍛えるためにリスニングが必要ですが、長時間のリスニングを一度に一気にしてしまうと、英語初心者やリスニングが全くできない人にとっては集中力を要する学習なので、疲れてモチベーションが下がってしまいやすいです。
そのため、短い音源を数回繰り返して聞く「ミニリスニング」を行うのがおすすめです。少量でも途切れずに英語に触れる機会を維持することが鍵です。
初心者向けの効果的なリスニング教材
シャドテン

シャドテンは英語コーチングサービスを展開しているPROGRITが開発した「シャドーイング特化型」のアプリです。
最大の魅力は英語のプロが毎日あなたが提出したシャドーイングをリスニング力向上に重要な「英語特有の音の変化」を中心に改善点を出してくれること。良かった点も記載してくれるため、1回目に改善点に上がっていた点が2回目に正しくできていたかもわかります。
アプリ1つで学習から録音・フィードバックの確認まで完結するため、忙しい方にもおすすめです。
教材もビジネス系からTOEICやIELTSなど資格系まで1000以上あるため、目的にあった教材でシャドーイングを行うことが可能です。もちろん初級者から上級者まで対応しているので、教材が足りなくなることもないでしょう。
リスニングを「最短距離で向上させたい」「シャドーイングをやってきたが成長実感がない」という方はぜひ一度お試しください。
ざっくり英語ニュース!StudyNow

ざっくり英語ニュースStudyNow!は、無料で使用できる「英語ニュース」アプリです。
英語初心者でも読みやすいように解説もついており、長さも1分以内のものが多いため集中力が続きづらい方にもおすすめです。
速度調整機能はもちろん、英語・日本語のスクリプト、重要単語の解説も記載があるためこのアプリ1つでいろんな学習を行えます。
モチベーションを保つためのメンタル維持のコツ3選
リスニングが全くできないと感じてしまうと学習意欲が軽減してしまいますよね。
しかし、そこで学習を止めてしまうと今までの学習がもったいないため、ぜひ今からお伝えする方法を駆使してモチベーションを保ち、学習を継続していきましょう。
①「小さな成長」に着目
最初はほとんど聞き取れない状況でも、続けていれば「前より単語がいくつか分かった」「最初は0だった理解度が15%くらいになった」という小さな進歩が見えてきます。
<例>
- 学習記録をつける:日々のリスニング時間や理解度を数値化してみる
- 目標設定:最初は「1分間の音声で5つ単語が聞き取れれば合格」のようにハードルを下げる
成長の手応えを積み重ねることで、「まだ全部は無理だけど、確実に進歩している」と感じられるようになります。
②焦らない・比べない
英語が得意な友人やSNSでよく見かける「英語ペラペラ」な人と比べてしまうと、自分の“全く聞こえない”状態が余計につらく感じられるもの。
しかし、リスニングは個人差の大きいスキルです。むしろ少しずつでも継続できていることに目を向けて、他人より過去の自分を基準にしながら進んでいくほうが健全です。
③好きなコンテンツを取り入れる
勉強一辺倒だと、モチベーションが続かないこともあります。
ドラマや映画、音楽など自分の興味をそそるジャンルで“英語を耳にする機会”を増やすのもおすすめです。たとえ理解度が低くても、興味がある話題なら「もっと聴き取りたい」という意欲が湧きやすくなります。
まとめ:少しずつでも続ければ「全く聞こえない」は脱出できる
リスニングが全くできない状態からでも、語彙力の向上・音声変化への慣れ・メンタル面のケアを押さえれば、必ず進歩を実感できるようになります。
一朝一夕で劇的な変化は起きないかもしれませんが、正しい方向性で学習を積み重ねれば、少しずつ理解度が高まる手応えを感じ取れるはずです。とにかく焦らず、学習を習慣化して続けることが大切。
最後に、もし「独学ではどうも発音や音声変化がつかめない」「自分が正しくシャドーイングできているか分からない」という悩みがある方は、プロの指導を受けながらリスニング力を強化してみるのも一手です。
リスニング力は正しい方向で練習すれば必ず伸びていきます。いま「まったく聞こえない」と感じていても、一歩ずつ着実にステップを踏むことで、確実に“英語の音”を捉えられる耳が育っていくでしょう。
以上、ゼロからリスニング力を伸ばすためのポイントや学習ステップをまとめました。最初は大変かもしれませんが、丁寧に積み重ねることで「聞こえる!」という瞬間がきっと訪れますよ。
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