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ビジネス英語で提案を成功させるコツ:相手を動かすフレーズと伝え方!

「英語で提案すると、数字やロジックは通っているのに相手の反応が薄い……」。そんな経験はありませんか?

実は英語提案の成否を左右するのは、語彙や発音だけでなく「共感を呼ぶ流れ」と「相手視点の配慮」も非常に重要です。

本記事では、英語の提案が伝わらない理由から、場面別フレーズ、資料作成術、リスニング強化法まで網羅的に解説します。読了後には、あなたの提案が「相手を動かすもの」へと進化するはずです。

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目次

英語の提案が伝わらない理由とは?

英語で提案が通らない原因は大きく3つあります。

第一にスピーキング力不足。語彙が的外れだったり、 “Our profit will be big…”(利益は大きくなる)と曖昧な形容詞を多用すると説得力が半減してしまいます。

次にリスニング不足。相手の説明を取り違え、論点がずれると “That’s not our priority” と一刀両断されかねません。

最後に感情面の軽視。ビジネスでも「好き・嫌い」の感情は無視できません。単に数字を並べるだけでは共感が得られず、“Let me share how this benefits your team”(御社チームにどんな利点があるかご説明させてください) のような配慮ある前置きが差を生みます。

提案を通すための基本構成と必須フレーズ

効果的な提案は「問題→解決策→メリット→行動依頼」の順で組み立てると端的に伝わります。ここではその流れを支える3つの観点と必須フレーズを、まず俯瞰して押さえておきましょう。

英語で提案を説明するときの基本的な流れ
Problem / Solution / Benefit / Action の4段構成で筋道を示すのが基本的な流れです。

相手に響く提案の背景や目的の伝え方
市場データや相手企業の痛みを具体的な数値とともに示し、「なぜ今動くべきか」を論理と感情の両面で訴求するようにしましょう。

例:“Given the recent 18% surge in shipping costs, your team is facing mounting pressure.”(直近の輸送費が18%高騰し、御社チームはコスト増に苦しんでいます)で課題を可視化。その後 “Our goal is to cut logistics expenses by 10% within six months through route optimization.”(ルート最適化で6か月以内に物流費を10%削減することが目的です)と目的と成果指標を結び付け、さらに “According to Deloitte 2024 report, companies that digitized routes saved on average 12%.”(デロイト2024年調査によると、ルートをデジタル最適化した企業は平均12%節減)と第三者データを添えて裏付けると説得力が跳ね上がる。

メリット・デメリットの伝え方と表現例
メリットだけを強調すると「都合の良い情報だけ提示している」と受け取られがちです。必ずデメリットと緩和策までセットで提示し、リスクも織り込んだ現実的な提案であると示しましょう。

例:“This upgrade will reduce server downtime by 40%.”(このアップグレードでサーバーダウンタイムを40%削減できます)と数値付きで利点を示した後、“The initial investment will increase by $8,000.”(初期投資が8,000ドル増加します)とコスト増を明示し、最後に “To offset this cost, we can phase the rollout over three quarters.”(費用を3四半期に分割導入することで負担を平準化できます)と緩和策を提案する。

利点・欠点・対策の3点セットで提示することで、聞き手は全体像を把握でき納得度が高まります。

場面別:提案の際に使える英語フレーズ集

一言に提案と言っても、提案する場がメール上、会議など場面が変われば響くフレーズも変わります。

ここでは使用頻度の高いシーン別に、すぐ使える英文と和訳を厳選しました。

提案メールの効果的な件名と書き出し例

ビジネスメールでは件名で開封率の9割が決まり、冒頭1行で“読む価値がある”と直感させなければ最後まで読まれません。以下のように件名と最初の段階で具体的な内容を記載するようにしましょう。

  • 件名 “Proposal: Streamlining Customer Support”(提案:カスタマーサポートの効率化)
  • 冒頭例 “I hope you are doing well. I’m reaching out to propose a solution that could cut response time by 30%.”(ご多忙のところ失礼いたします。応答時間を30%短縮できる解決策をご提案させてください)

    その後、「結論の先出し」で要点明示します。
    “In short, implementing a chatbot will reduce workload.”(要するに、チャットボット導入で業務負担を軽減できます)

相手の関心を引くシンプルな提案フレーズ

会議やチャットで長い前置きを省き、10秒で切り出せる短い提案フレーズを持っておくと意思決定が加速します。ここでは相手をハッとさせ、次の議論へ誘導できる一言を厳選しました。

  • “What if we tried a pilot run next month?”(来月パイロット運用を試してみては?)
  • “Have you considered outsourcing the low‑value tasks?”(付加価値の低い業務の外注化をご検討されたことはありますか?)
  • “I believe there’s a quick win here.”(ここには短期的な成果が見込めます)
  • “Let’s aim for a 10% boost in efficiency.”(効率を10%向上させましょう)
  • “This idea could save us both time and money.”(この案は時間とコストの双方を削減できます)

承諾を促すスマートな英語表現

提案に賛同を得たら次に必要なのは具体的なアクションを促す一言。相手がイエスと言いやすい聞き方と期限の示し方を押さえれば、実行フェーズへスムーズに移行できます。

  • “Would it be possible to move forward with this by Friday?”(金曜までに進めることは可能でしょうか?)
  • “Could I get your approval to begin the trial phase?”(試験段階を開始する了承をいただけますか?)
  • “If you agree, I will draft the implementation plan.”(ご承認いただければ実行計画を作成します)
  • “Your go‑ahead would allow us to hit the Q2 target.”(ご承認いただければQ2目標を達成できます)
  • “Shall we proceed to the next step?”(次のステップに進めましょうか?)

提案の優位性をアピールする表現例

競合案が並ぶ中で自社提案を選んでもらうには、ROIや実績、独自性をワンフレーズで示し差別化することが不可欠です。ここでは「数字×独自価値」を端的に伝えるフレーズを紹介します。

  • “Our solution offers a 2x ROI within a year.”(当社の解決策は1年以内に投資対効果が2倍です)
  • “Unlike competitors, we provide end‑to‑end support.”(競合と異なり、当社は一気通貫のサポートを提供します)
  • “This approach leverages AI to cut manual work by 40%.”(この手法はAIを活用し、手作業を40%削減します)
  • “The scalability makes future expansion seamless.”(拡張性が高く将来の拡大もスムーズです)
  • “Our track record includes 50+ successful rollouts.”(50件以上の導入実績があります)

代替案を示す際の丁寧な英語表現

1つのプランが受け入れられにくいと感じたら、相手の制約を尊重しながら柔軟な選択肢を提示することが交渉成立の鍵になります。負担感を抑えつつ提案する表現を身につけましょう。

  • “Alternatively, we could start with a smaller scope.”(代案として小規模スコープから始めることも可能です)
  • “Another option might be to phase the rollout.”(段階的な導入という選択肢もあります)
  • “If budget is a concern, we could opt for a SaaS model.”(予算が懸念であればSaaSモデルを採用することもできます)
  • “We can postpone module B until Q4 if needed.”(必要に応じてモジュールBをQ4まで延期できます)
  • “Should we consider a joint venture instead?”(代わりにジョイントベンチャーを検討しましょうか?)

相手が受け入れやすいクッション言葉

強い主張やお願いの前にクッション言葉を添えると心理的抵抗が下がり、協調的な雰囲気を維持したまま踏み込んだ議論ができます。

  • “Just to make sure we’re on the same page…”(認識合わせのために念のためですが…)
  • “From my perspective, it might be helpful if…”(私見ですが、もし…であれば役立つかもしれません)
  • “I completely understand your viewpoint, and…”(ご意見は十分理解した上で…)
  • “Would you mind if I suggested…?”(…をご提案してもよろしいでしょうか?)
  • “Perhaps we could explore this idea further.”(この案をもう少し検討してみませんか)

提案後のフォローアップ&対応表現

提案を出して終わりではありません。その後のフォローが丁寧だと、採択率もリピート率も向上します。以下では典型的なシチュエーション別に使える表現をまとめました。

提案後の丁寧なフォローアップ方法

提案送付から2〜3日後にフォローするのが目安です。

例:“I’m following up on the proposal I shared on Tuesday.”(火曜にお送りした提案についてご連絡いたします)。

質問がないか確認し、次のアクションを示しましょう。

例:“Please let me know if I can provide further details.”(詳細が必要でしたらお知らせください)。

さらにいつまでにどうしたいのかまで設定できると相手も動きやすいです。

例:“Could we aim to finalize this by next Friday?”(次の金曜までに確定できればと思います)。

提案に対する質問や反対意見への対応フレーズ

疑問や批判をポジティブに受け止め、データと代替策で返す姿勢は提案の信頼性を高めます。ここでは典型的な反論パターンに対する切り返しフレーズを用意しました。

  • “That’s a valid concern. Here’s how we can mitigate it.”(ご懸念はもっともです。以下の対策があります)
  • “Let me clarify that the cost includes support.”(費用にはサポートが含まれる点を補足させてください)
  • “We conducted a pilot with similar results.”(同様の結果を得たパイロットを実施済みです)
  • “I see your point about timing; we can adjust the schedule.”(時期についてのご指摘は理解しました。スケジュール調整可能です)
  • “Would a phased approach address your concern?”(段階的導入でご懸念は解消しますでしょうか?)

提案が断られたときの丁寧な返答方法

拒否された場合でも良好な関係を保つことが次の機会につながるため、丁寧な返答をすることが大切です。

  • “Thank you for considering my proposal.”(ご検討いただきありがとうございました)
  • “I appreciate your feedback and understand the priorities.”(ご意見を尊重し、優先事項も理解いたしました)
  • “Please keep me in mind for future opportunities.”(今後の機会にお声がけいただければ幸いです) 相手の決定を尊重しつつ、次へ向けた余地を残しましょう。

提案に感謝を示すフレーズ・例文集

感謝の言葉は人間関係を潤滑にし、次のビジネス機会を呼び込む原動力になります。場面別にトーンを使い分けられる感謝フレーズを押さえておきましょう。

  • “Thank you for the opportunity to present this idea.”(このアイデアをご提案する機会をいただきありがとうございます)
  • “I appreciate your time and insights.”(お時間とご意見に感謝します)
  • “Your constructive feedback was invaluable.”(建設的なフィードバックは大変貴重でした)
  • “I’m grateful for your willingness to discuss this.”(この件をご検討いただけたことに感謝しています)
  • “Thank you for your partnership.”(ご協力に感謝申し上げます)

提案後の返事を催促する際の表現

催促は強すぎれば関係悪化、弱すぎれば期限遅延という難しさがあります。相手を気遣いながらも具体的な期限を示し、行動を促す丁寧表現をマスターしましょう。

  • “May I kindly ask for your decision by Thursday?”(木曜までにご決定いただけますでしょうか)
  • “Could you let me know your thoughts at your earliest convenience?”(お早めにご意見をお聞かせいただけると幸いです)
  • “A prompt response would help us stay on schedule.”(早めのご回答でスケジュールを維持できます)
  • “Just following up to see if you need any further information.”(追加情報が必要か確認のためご連絡です)
  • “Please advise on the next steps when possible.”(可能な範囲で今後のステップをご教示ください)

資料・プレゼンで差がつく英語の提案術

資料はひと目で理解できることが重要です。ここではプレゼンと提案書で説得力を高めるコツと語彙を紹介します。

相手に伝わる提案書・企画書作成のコツ

ビジネスの場で資料を作成したことがある人なら当たり前のことかもしれませんが、改めて以下の要素を満たしているか意識してみてください。

  • 1スライド1メッセージ:情報過多を避け、要点を太字で強調。
  • 数字の可視化:棒グラフやアイコンで比較を示し、“Costs ↓12%” など視覚に訴える。
  • 出典表示“Source: Gartner, 2025”(出典:ガートナー2025年調査)で信頼度向上。
  • アジェンダ提示:冒頭に流れを示し、聞き手を迷わせない。

説得力が増す英語の語彙と便利フレーズ集

財務・市場・リスクなどの専門用語を適切に織り込むと、提案全体のプロフェッショナル度が飛躍的に高まります。覚えておきたいキーワードをカテゴリー別に整理しました。

  • “break‑even point”(損益分岐点)
  • “cost‑benefit analysis”(費用対効果分析)
  • “proof of concept”(概念実証)
  • “benchmarked against”(〜と比較してベンチマーク)
  • “value proposition”(価値提案)
  • “competitive edge”(競争優位)
  • “scalable solution”(拡張可能な解決策)
  • “risk mitigation”(リスク軽減)
  • “stakeholder alignment”(ステークホルダーの合意形成)
  • “return on investment”(投資収益率)

フォーマル・カジュアルな提案表現の使い分け

役員会向けにはフォーマルな表現が適しています。

例:“We respectfully propose allocating additional budget.”(追加予算の配分を謹んで提案いたします)。

スタートアップ同士ならカジュアルな表現でも問題ないと言えるでしょう。

例:“How about we pump a bit more budget into marketing?”(マーケ費をもう少し増やさない?)。

このように、相手の文化と関係性に合わせてトーンと語彙を調整することが重要です。

ビジネスの提案力を高めるには「リスニング力」が必須

英語で提案を成功させるには、まず相手の要望や懸念を漏れなく聞き取るリスニング力が不可欠です。

例えば、会議中に “So if I understand correctly, your main concern is the 12‑week lead time?”(つまり御社の主な懸念は12週間のリードタイムということで間違いないでしょうか?)と即座にリキャップできれば、論点のズレをその場で修正できます。

一方で、相手の言っていることがわからなければスムーズな議論や提案は難しいと言えます。

そこでおすすめなのが「シャドーイング」という勉強法。シャドーイングはネイティブの音声の後を1~2語遅れながらそのまま真似して発話するトレーニングで、リスニングと発音向上に効果的です。

<シャドーイングの基本的なやり方>

  • スクリプトがついている短め(30秒~1分程度)の音源を用意する
  • 音声のみを聞き大まかな内容を把握する
  • スクリプトを見ながら音声を聞き発音や全体の意味を理解する
  • 5回を目安にオーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声と同時に発話)を行う
  • シャドーイング(スクリプトを見ずにお手本音声の1~2語後を追うように発話)を行う(20回以上)
  • 録音した自分の音声を聞き振り返りを行う

まとめ|「伝わる提案」は英語力と配慮で決まる

英語提案成功の鍵は、課題を数値で示し「問題→解決策→利点→行動」の順で簡潔に伝えることです。デメリットと対策を合わせて提示し、クッション言葉や要点のリキャップで相手の納得度を高めましょう。

提出後は期限を設けた丁寧なフォローで行動を促し、文化差を踏まえてフォーマル/カジュアルを切り替える柔軟性も欠かせません。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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