- IELTSのスピーキングでうまく話せない…
- IELTSのスピーキングの点数が伸び悩んでいる
そんな悩みをお持ちではありませんか?
「論理的に明確に話す」ことが求められるIELTSのスピーキングは、難易度が高く苦手とする人が多いものです。
一方各partごとに傾向と回答のテンプレがあり、例題を通じてそれらを理解することで得点は取りやすくなります。
この記事を読めば
- IELTSスピーキングの概要
- IELTSスピーキングのPart別例題と攻略法
- IELTSスピーキングで高得点を取る勉強法
などがわかりますよ。
IELTSスピーキングで話せない、点数が伸びないと悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
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IELTSスピーキングの全体像と採点基準を理解しよう
IELTSスピーキングではパート1~3まで約11~14分間のやりとりが行われます。
実生活での英語運用力が評価されるため、ビジネスパーソンにとっても実践的な試験です。ここでは全体像や採点基準を詳しく見ていきます。
IELTSスピーキングの3つのパートと制限時間
IELTSスピーキングは、Part 1(イントロダクション&インタビュー)、Part 2(Individual Long Turn)、Part 3(Two-Way Discussion)の3パート構成で行われます。
試験時間はおよそ11~14分と短いですが、面接官と1対1で集中して受け答えをするため、問題の意図を把握するリスニング力が非常に重要です。
Part 1(Introduction & Interview)
日常や仕事、趣味など、個人的な話題について質問されます。
面接官とのウォーミングアップ的な位置付けですが、最初だからこそ緊張で実力を出し切れないケースもあるので注意が必要です。
Part 2(Individual Long Turn)
トピックカードをもとに1~2分程度、自分の経験や意見をまとめて話します。
論理性と流暢さが問われるため、短時間で内容を整理する力が求められます。
Part 3(Two-Way Discussion)
Part 2で話した内容や、社会問題・ビジネスなどのテーマをより深く掘り下げる質疑応答です。
追加質問への対応力が鍵となり、ここでスコアが大きく変動することもあります。
採点基準と高得点を狙うためのポイント
IELTSスピーキングの採点は、次の4観点から行われます。
- 流暢さと一貫性(Fluency and Coherence)
- 語彙力(Lexical Resource)
- 文法範囲と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
- 発音(Pronunciation)
どの観点もバランスよく伸ばす必要がありますが、特に「流暢に話せるか」「正確に単語や文法を使えているか」を苦手とする人が多いようです。
また面接官の質問を正しく理解できないと、回答の方向性がズレてしまうため、リスニング力も見落とせません。
高得点を狙う上では、相手が何を聞いているかを正確に把握し、それに即した回答をコンパクトかつ論理的にまとめる練習が重要になります。
Part 1の例題と攻略法
Part 1は比較的答えやすい質問が中心ですが、つまずきやすいポイントも少なくありません。
特に「仕事では英語を使っているけれど、プライベートな話題になると単語が出てこない」といったケースがビジネスパーソンには多いようです。
ここではPart 1の出題傾向や具体例を確認してみましょう。
Part 1の出題傾向と頻出トピック
このパートでは、趣味や仕事、家族構成、住環境、日常生活など、身近な話題について質問が投げかけられます。
あまり専門知識を必要としないため対策しやすい印象もありますが、短いやりとりがテンポ良く進むため、質問の意図をすぐに理解して端的に答える力が求められます。
ビジネスでは慣れていても、プライベートや一般的な趣味の話題になると英語表現が不足している人は珍しくありません。
自分の日常を英語でどのように表現すればいいか、日頃から意識しておくとスムーズに答えやすくなります。
自分の意見を短く的確に伝えるコツ
Part 1で多いミスは、質問に対して長々と説明しすぎてしまうことです。面接官が求めているのは、「シンプルかつ的確な回答」。
まずは「結論→理由→具体例」の順番で答える練習をしてみましょう。
そうすることで、面接官も質問の意図に合った追加質問をしやすく、会話が自然に続きます。
具体的な例題と回答パターン
よくある質問として、「What kind of work do you do?」が挙げられます。
ビジネスパーソンであれば、仕事の概要と英語を使う場面をセットで話すと効果的です。
Sample Answer:
“I’m currently working as a sales representative at a software company. I mainly deal with international clients, so I often communicate in English to understand their technical requirements.”
このように、シンプルな構成と身近なビジネス関連フレーズを使うと、相手に伝わりやすくなります。
またその他にも以下のような問題が想定されます。
【Part 1で想定される例題3選】
- 「What do you usually do on weekends?」
休日の過ごし方や趣味を簡単に説明してみましょう。 - 「Do you prefer working alone or in a team? Why?」
ビジネスパーソンにとって、組織内での仕事の仕方に関する質問は頻出です。 - 「Can you tell me about your hometown?」
地元の特徴や思い出を伝えられると、会話の幅が広がります。
リスニング力アップでスムーズに質問を理解する
どんなに答えを用意していても、相手の言うことを聞き取れなければ本番での対応が難しくなります。Part 1は特に質問数が多いので、瞬発的なリスニング力が欠かせません。
その練習法としておすすめなのが、シャドーイングです。
シャドーイングは英語音声を追いかけながら発声するトレーニングで、音のつながりや省略などを肌感覚で覚えることができます。ビジネスシーンさながらの速い英語も、日々のシャドーイングで徐々に聞き取りやすくなるでしょう。
Part 2の例題と攻略法
Part 2では、トピックカードをもとに1~2分のスピーチを行います。短時間で論理的な構成を組み立てる必要があるため、多くの受験者が苦手意識を持ちやすいパートです。
事前に出題傾向や回答のテンプレートを頭に入れておくと、落ち着いて対応しやすくなります。
Part 2の出題傾向と頻出トピック
トピックカードには、「Describe a time when…」という形で、経験や出来事を語らせるものが多く見られます。
ビジネスパーソンにとっては、仕事でのプレゼン経験や新規プロジェクトの立ち上げなどを題材にすると話が膨らませやすいでしょう。
しかし、思いつきで話し始めると途中で行き詰まることも。
あらかじめ、「会議での成功談」「海外出張で得た学び」などを簡単に英語でまとめておくと、いざというときにスムーズに話せます。
ストーリー構成力と語彙力が鍵
このパートでは、「いつ」「どこで」「誰が」「何をしたか」といった基本情報を整理し、エピソードとしてわかりやすく語る力が求められます。
またエピソードを彩る形容詞やビジネス英語の語彙を増やしておけば、説得力のあるスピーチにつなげられます。
具体的な例題と回答テンプレート
例として、「Describe a meeting you had that was very important for your job.」というトピックを考えてみます。ビジネス環境では頻出のシチュエーションですよね。
◆PREP法(Point, Reason, Example, Point)
PREP法を意識して文章を組み立てると、時間内に要点を整理しやすいです。例えば上記の例題に対して“PREP法”を使い回答するなら、以下のようになります。
Point:会議の概要
Reason:なぜそれが重要だったか
Example:具体的なエピソード
Point:成果や今後の展望
といった手順で話すことで、2分間のスピーチでも論理性が保たれます。
その他にPart 2で想定される例題には以下のようなものがあります。
【Part 2で想定される例題3選】
- 「Describe a time when you gave a presentation at work.」
準備や内容、結果、そこから学んだことを伝えられると良いでしょう。 - 「Describe a project you worked on that involved global collaboration.」
多国籍チームでのコミュニケーションや、乗り越えた課題について述べてみましょう。 - 「Describe a situation where you had to deal with a tight deadline.」
タイムマネジメントや成果物のクオリティをどのように維持したかを語るのも効果的です。
Part 3の例題と攻略法
Part 3では、Part 2に関連したトピックについての自分の意見が求められます。
ここでのやり取りが「英語で意見をまとめる力の総仕上げ」となるため、対策不足だと失点につながりやすい部分でもあります。
しっかりとテスト前に対策をとっておきましょう。
Part 3の出題傾向と頻出トピック
Part 2で話した内容を掘り下げる形で質問されます。
テーマはビジネスや国際関係、最新テクノロジーや経済問題から日常生活に根ざした質問まで非常に幅広いため、日頃から英語ニュースに触れておくと、意見を述べやすくなるでしょう。
特に「チームワークの重要性」「リモートワークのメリット・デメリット」などは、近年のトレンドもあり頻出トピックとしてよく取り上げられます。
自分の考えを根拠立てて説明する必要性
Part 3では、結論だけでなく、その裏付けとなるデータやエピソードがあると説得力が増します。
ビジネスシーンでも、「根拠を提示して提案する」ことが求められるように、IELTSでも同様のスキルが高評価につながるのです。
必要に応じて数字や具体的な事例を簡潔に示すとよいでしょう。
具体的な例題とディスカッションのコツ
例として、「How important is teamwork in a business environment?」という質問を考えます。以下のような構成を意識すると話しやすくなります。
結論:チームワークは非常に重要
理由:多様な意見が集まり、問題解決がスムーズになる
具体例:実際にチームで新製品を開発したプロセスなど
まとめ:ビジネスにおける成功はチームワーク次第で大きく変わる
このように、結論→理由→具体例→まとめの流れで整理することで、面接官が追加質問をしやすくなり、会話も活性化します。
なおPart 3でよく出題される問題には、以下のようなものがあります。
【Part 3で想定される例題3選】
- 「How can businesses effectively train employees in cross-cultural communication?」
ビジネスパーソンならではの具体的な研修方法や事例を挙げるとよいでしょう。 - 「Do you think remote work affects productivity? Why or why not?」
自身の経験や周囲のケースを交えて論理的に説明してみてください。 - 「What role should governments play in regulating AI for business use?」
社会的影響や倫理面に言及すると、深みのある回答につながります。
ディスカッションを成立させるリスニング力が不可欠
Part 3では、面接官が興味を持ったポイントを掘り下げて質問を続けるため、瞬時に質問の要点をつかんで適切に答える必要があります。
リスニングに自信がないときは、あわてずキーワードを聞き逃さないように集中しましょう。
ビジネス現場と同じく、英語での交渉やプレゼンでも「相手が何を聞きたがっているか」を把握することがカギです。IELTSのPart 3で養ったスキルは、ビジネスにも直結するはずです。
IELTSスピーキング高得点を目指す勉強法
IELTSスピーキングで高得点を取るためには、パート別対策だけでなく総合的な英語力アップが不可欠です。
特に「リスニング力」と「アウトプット力」の両輪をバランス良く鍛えることが、IELTSスピーキングの高得点につながります。
IELTSスピーキング高得点を目指す勉強法をご紹介します。
モデルアンサーを使ったインプットとアウトプットのバランス
市販のIELTS対策本やオンライン上には、多くのモデルアンサーが公開されています。複数のモデルアンサーを読んでみて、使えそうな表現やフレーズをメモするのは効率的な学習法です。
しかし、暗記しただけでは自分の言葉として再現できない可能性があります。インプットした内容をすぐにアウトプットする、具体的には「自分ならこの質問にどう答えるか?」と声に出してみることが大切です。
ビジネス関連のトピックで語彙力を増やすコツ
仕事で使う英単語やビジネス特有のフレーズを増やしたい場合、英語ニュース記事やシャドテンラボなどを参考にすると効果的です。
例えば「stakeholder」「benchmark」「ROI」のようなビジネス用語を日常の英会話でも自然に使えるように練習しておくと、IELTS本番での表現力アップに直結します。
シャドーイングでスピーキングとリスニングを同時強化
Part 1は質問に対する瞬発力と短いやりとりへの対応、Part 3はディスカッション能力と柔軟な応答力が問われます。どちらのパートでも相手の質問を正確に聞き取るリスニング力がなければ本来の力を発揮できません。
シャドーイングは音声知覚を鍛え、リスニング力を向上させるのに最適な方法です。
また音源の再現を繰り返す中で、英語のリズムや発音、ナチュラルなスピードに慣れることもでき、スピーキング力向上にもつながります。
IELTSスピーキング対策にシャドーイングトレーニングを取り入れ、スピーキング力とリスニング力を効率的に鍛えましょう。
スピーキング力向上に役立つその他のトレーニング
シャドーイング以外にも、オンライン英会話や英語ディスカッションの場を活用して「実際に人と話す」練習を重ねることは重要です。
試験本番のシミュレーションになるだけでなく、英語でのやり取りに慣れていくとメンタル面の緊張も和らぎます。
また普段から英語で考えたり、メモを英語で取ったりする習慣を作るだけでも、IELTSスピーキングでとっさに意見をまとめる力が養われます。
スキマ時間に英語に触れる回数を増やすことで、ビジネス現場でも活用できる総合力が身につくでしょう。
IELTSスピーキング例題×シャドテンで効率よくスコアアップ
IELTSスピーキングで高得点をとるには、例題をしっかりと確認することが大切です。パートごとの出題傾向を把握することで、効率的にスピーキングトレーニングができます。
また上述した通り、IELTSスピーキングで高得点をとるには、リスニング力が必要不可欠です。そこで、リスニング力アップにおすすめなのがシャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。
シャドテンは以下のような特徴があり、効率よくリスニング力を向上させていくことができます。
【シャドテンの特徴】
◆プロの添削で確実に上達
英語特有の音声変化を中心に、プロが毎日添削します。良かった点と改善点を的確にフィードバックしてくれるので、効果的に発音やリズムを修正可能で独学よりも早くスピーキング力が向上します。
◆豊富な教材と便利な機能
4つのアクセントに対応し、1000以上の教材を収録。AB再生やスピード調整、スクリプト表示切り替えなど、便利な機能も充実しています。
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学習中の疑問や不安は、LINEで手軽に質問可能。プロの講師が丁寧に対応してくれるので、一人での学習でも安心です。
現在シャドテンでは7日間無料トライアルも実施しているので、この機会にぜひ使いやすさを実感してください!
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