TOEIC S&Wに挑戦しているけれど、スピーキングが苦手…。
そんな悩みをお持ちではありませんか?
実際TOEIC S&Wの平均点を見てみると、Speakingの方がWritingよりスコアが低くなっており、スピーキングを苦手としている人が多いことがわかります。
結論から言うと、TOEICスピーキングは試験の概要を理解し、それにあった回答の型や表現をおさえることで、かなり点数が取りやすくなります。
この記事では
- TOEICスピーキングの概要
- TOEICスピーキングで高得点をとるためのコツ
- TOEICスピーキング・セクションごとの回答の型や表現
などがわかりますよ。
TOEICスピーキングで高得点をとりたい方は、ぜひご一読ください。
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TOEICスピーキングとは?試験の概要と評価基準
TOEICスピーキングは、試験の概要と評価基準を理解し、それに合った対策をすることでかなり点数が取りやすくなります。
まずはTOEICスピーキングの内容を見ていきましょう。
TOEICスピーキングの試験構成と内容
TOEICスピーキングテストは、英語での「話す」能力を評価するもので、全11問から構成され、試験時間は約20分です。
試験構成:
◆音読問題(Questions 1-2):広告や短い新聞記事などを音読します。
◆写真描写(Questions 3-4):提示された写真を見て、その内容を詳細に説明する力を測ります。
◆応答(Questions 5-7):日常的な質問に対し、適切かつ流暢に応答する能力を評価します。
◆情報に基づく応答問題(Questions 8-10):提示された資料から内容を読み取り、質問に返信します。
◆意見表明(Questions 11):特定のトピックに対し、自分の意見を述べ、その理由を説明する能力を測ります。
スピーキング試験の目的と評価基準
TOEICスピーキングテストは、0点から200点の範囲で評価され、Question1から10は0~3のスケールで、最後のQuestion11は0~5のスケールが与えられます。
以下の評価基準をもとにスケールがつけられ、統計的処理の後0点~200点のスコアに変換され、最終的なTOEICスピーキングスコアとなります。
【評価基準】
◆発音: 英語の音声を正確に再現し、聴き手が理解しやすいかどうかを評価します。発音が非常に明確で正しければ3点、発音に不明確な部分が多い場合は0点に近くなります。
◆流暢さと一貫性: スムーズに話すことができ、情報を論理的かつ一貫して伝える能力を評価します。会話が途切れたり、意見や情報の展開に論理的なつながりが欠けている場合、スコアが下がります。
◆語彙と文法の適切さ: 適切な語彙と文法を使いこなせるかどうかを評価します。文法ミスや語彙の使い方が適切でない場合、スコアが低くなる可能性があります。
◆内容の充実度: 質問に対して十分な情報を提供でき、説得力のある回答ができるかを評価します。回答が簡潔すぎたり、情報が不十分だったりするとスコアが低くなります。
また、各評価項目はバランスよく評価されるため、特定の基準だけが優れていても、他の基準が低いと最終スコアに影響を与えることがあります。
TOEICスピーキングで高得点を取るために必要なこと
闇雲にスピーキング練習をしても、なかなかTOEICのスピーキングスコアは伸びません。
TOEICスピーキングで高得点をとるために必要なことを見ていきましょう。
継続的なスピーキング練習と反復
TOEICスピーキングで高得点を取るためには、継続的なスピーキング練習と反復が必要です。とはいえ、手あたり次第にスピーキング練習をするのは効率的ではありません。
まずは試験でよく出題されるトピックを中心に練習しましょう。「新しいオフィスの設備」といった仕事に関するトピックスや、「週末の過ごし方」といった日常生活に関わるもの、趣味に関するものなどがよく出題されます。
さらに練習後には自分の回答を録音して聞き返すことで、発音や流暢さ、内容の充実度などを自己評価できます。
また模擬テストの活用もおすすめです。実際の試験時間内で問題を解く訓練をすることで、時間配分にも慣れることができます。
こうした反復練習により自然な回答ができるようになり、本番でも自信を持って臨むことができるでしょう。
発音改善と会話力向上に役立つ練習をする
発音と会話力を向上させるためには、シャドーイングが非常に効果的です。シャドーイングとは、ネイティブスピーカーの発音を聞きながら、音源の1〜2語後を追いかけて発話する練習法です。
リスニング力向上に効果がある学習法として知られています。しかしシャドーイングはリスニング力だけではなく、発音改善や総合的な英会話力向上にも有効です。「聞きとれない音は発音できない」とは言語学習をする中でよく言われることですが、シャドーイングでリスニング力が向上し音が聞き取れるようになることで、正しく音が再現できるようになります。つまり発音改善に効果があるのです。
また音源を完全に再現するトレーニングを通じて、英語特有の音声変化やリズム、イントネーションに慣れることができます。ネイティブのような話し方に近づくことができ、総合的な英会話力向上にもつながります。
スピーキング対策に役立つ教材とリソースを使う
TOEICスピーキングの対策においては、信頼性の高い教材を使うことが成功への近道です。公式問題集や模擬試験は、試験の形式や問題の傾向を把握するのに役立ちます。特に公式問題集を使うことで、試験の構成や出題内容を事前に理解し、実践的な練習ができるでしょう。
また、オンラインリソースやアプリを活用することも非常に効果的です。例えばシャドテンのようなシャドーイング特化型アプリを利用すると、プロの添削を受けながら毎日練習でき、発音や流暢さを改善することができます。
加えて、会話アプリやYouTubeなどでネイティブスピーカーの会話を聴くことで、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えることができ、試験準備を効率的に進めることができます。
TOEICスピーキングでよく出る質問と回答の型・コツ
難しいと思われがちなTOEICスピーキングですが、回答のコツをおさえるだけでかなり取り組みやすくなります。
TOEICスピーキングでよく出る質問と回答の型・コツをご紹介します。
回答のコツ: 出題傾向を理解し回答の型を覚える
TOEICスピーキング試験では、パートごとに異なる出題傾向があります。これを理解し、各パートの回答の型を覚えておくことが高得点への近道です。
例えば、意見を述べるときにはこの表現、資料の説明をするときにはこの表現といったものを覚えておくことで、スムーズにスピーキングを始めることができます。
またパートごとに使う回答の型の順番を覚えておくと、自然と論理的なスピーキングになり、試験本番でも焦らずに自信を持って答えることができるようになります。
試験パート別出題形式と回答の型とコツ
音読問題(Questions 1-2)
【試験内容】
音読問題は、与えられたテキストをそのまま声に出して読み上げる形式です。
【評価基準】
発音、イントネーション、リズムなどが主な評価ポイントです。流暢に読み上げ、適切な間や抑揚をつけることが重要です。
【回答のコツ】
音読問題には決まった回答の型はありませんが、しっかりとした発音とリズムが求められます。音と音のつながりや、正しい発音を意識しながら文章を読み上げましょう。
写真描写(Questions 3-4)
【試験内容】
写真描写問題では、提示された写真を基に、その写真の内容を英語で描写する必要があります。
【評価基準】
写真の詳細をどれだけ的確に描写できるか、語彙力や流暢さが評価されます。どれだけ多くの情報を伝えられるかがポイントです。
【回答の型】
写真描写はかなり定型的なフレーズで対応できます。以下のフレーズと使う順番をしっかりと覚えましょう。
◆写真を全体的に紹介する
In this photo,we can see 〜 (この写真では~を見つけることができます。)
(例)”In this photo, we can see a group of people in a park.”
This image shows 〜(この画像は~を見せています。)
(例)”This image shows a busy street with many people walking.”
◆詳細を述べる
There is (物/人) -ing ~(~している物/人があります/います。)
(例)”There is a man wearing a blue shirt sitting on the grass.”
In/on/at the(場所),you can see~(場所で、~を見ることができます)
(例)”In the background, you can see tall buildings and cars moving.”
◆主観的なコメントや考察
It looks like ~(~のように見えます。)
(例)”It looks like they are enjoying a sunny afternoon together.”
This photo/image gives a sense of ~(この写真/画像は~のような感覚を与えます。)
(例)”This photo gives a sense of peace and relaxation.”
応答(Questions 5-7)
【試験内容】
応答問題では、与えられた質問に対して英語で適切な返答を行います。会話形式で答えるため、日常的な会話に近い問題が出題されます。
【評価基準】
質問に対して正確で適切な返答ができるか、流暢に会話を進めることができるかが評価されます。
【回答のコツ】
Questions 5-7では型よりも以下3つのポイントを意識しましょう。
◆質問の要点を把握する
疑問詞からはじまるのか、それともDo/Does~?やIs/Are~?ではじまるのかを確認し、質問の要点を把握します。疑問詞なら疑問詞に対応する具体的な物やコトを答え、Do/Does~?やIs/Are~?ならYes/Noから回答をはじめます。
(例)
質問:”What do you usually do on weekends?”
回答:”On weekends, I like to go hiking or visit my friends.”
◆Yes/No疑問文なら、情報を付け足す
Do/Does~?やIs/Are~?からはじまる質問の返答は、まずはYes/Noです。その後理由や情報を付け足し、Yes/Noだけで終わらせないようにしましょう。
(例)
質問:”Do you enjoy reading books?”
回答:”Yes, I enjoy reading books, especially mystery novels.”
◆簡潔かつ流暢に
難易度の高い単語や表現は求められていません。大切なのは質問に正しく適切に返答することです。自信をもって使える単語を使い、シンプルかつ流暢に話すよう意識しましょう。
(例)
質問:”How often do you exercise?”
回答:”I try to exercise three times a week. It helps me stay healthy.”
情報に基づく応答問題(Questions 8-10)
【試験内容】
資料や情報を基に、指定された内容について答える問題です。提供された情報を分析し、具体的な回答をする必要があります。
【評価基準】
資料を正確に理解し、与えられた情報を基に論理的に答える能力が求められます。
【回答のコツ】
Questions 8-10では型よりも以下3つのポイントを意識しましょう。
◆情報の要約
According to ~ (~によると)
(例)”According to the report, the company has increased its profits by 20%.”
The chart/report shows that ~ (チャート/レポートは~を示しています。)
(例)”The chart shows that most customers prefer the blue color.”
◆主張を述べる
I believe/think ~ (私は~と思います。)
(例)”I believe the new marketing strategy will be successful because it targets a younger audience.”
◆2つ以上の理由を挙げる
~ because A and B (AとBという理由で~)
(例)”I think this approach will work because it reduces costs and improves customer engagement.”
(例)”The strategy is effective because it addresses current market trends and customer preferences.”
意見表明(Question 11)
【試験内容】
特定のトピックについて自分の意見を述べ、その理由を説明する問題です。
【評価基準】
意見が明確で説得力があり、論理的に展開できるかが評価されます。
【回答の型】
Question 11では以下のようなフレーズを用いることで、構成をしやすくなります。
◆意見を述べる
In my opinion, ~(私の意見では~です。)
(例)”In my opinion, remote working is beneficial for both employees and companies.”
I believe that ~(私は~と思います。)
“I believe that education should focus more on practical skills rather than theory.”
◆理由を述べる
This is because ~(それは~だからです。)
(例)”This is because remote working allows for better work-life balance and flexibility.”
◆具体的な例を挙げる
For example,~(例えば~です。)
(例)”For example, many companies have reported higher productivity when employees work from home.”
For instance,~(例えば~です。)
(例)”For instance, in many industries, hands-on experience is more valued than academic knowledge.”
このように、各パートごとに「回答の型」を意識し、さらに具体的なフレーズを使うことで、試験の際にスムーズに回答できるようになります。
これらのフレーズを使いこなすことで、より自信を持って試験に臨むことができるでしょう。
シャドテンでTOEICスピーキング対策をしよう
TOEICスピーキングには各パートごとに回答の型や頻出の表現があり、それをおさえることでかなり楽にテストに取り組めるようになります。
一方で学んだ回答の型や表現を活かすためには、スムーズな発音も欠かせません。英語の発音を効率的に鍛えたいなら、シャドーイング特化型アプリ 「シャドテン」 がおすすめです。
毎日の学習をサポートする充実した機能とプロの添削を活用して、短期間で確実に発音とリスニング力を向上させることができます。
【シャドテンの魅力】
◆プロの添削で確実に上達
英語のリズムや発音のクセを自分だけで修正するのは難しいもの。シャドテンでは 英語特有の音声変化(リエゾンや脱落など)を熟知したプロが毎日添削し、的確なフィードバックを提供してくれます。
「どこが良かったのか」「どの部分をどう改善すればいいのか」が明確になるので、着実に発音やリズムを修正し、ネイティブに近い発話を目指せます。
◆豊富な教材と便利な学習機能
シャドテンには 4つのアクセント(アメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポール) に対応した 1000以上の教材が収録されています。ニュース、ビジネス英語、日常英会話など、 目的に合わせたコンテンツ を選べるので、学習が続けやすくなっています。
さらに、 AB再生・スピード調整・スクリプト表示の切り替え など、効果的に学習できる機能も充実しており自分のペースで無理なく取り組めるのもポイントです。
◆充実のサポート体制
独学では学習の進め方に迷ったり、疑問が生じたりすることもあるもの。シャドテンなら、LINEでいつでも気軽に質問可能です。プロの講師が丁寧に対応してくれるので、一人での学習でも安心して続けられます。
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