英語での商談や会議、メールのやり取りのたびに、「失礼になっていないか不安…」と感じることはありませんか?
実はビジネスシーンでよく使われる英語表現には、フォーマルで適切な定型的なフレーズが数多く存在しており、それらをおさえるだけでコミュニケーションは格段に取りやすくなります。
この記事では、
- シーン別ビジネスマナーを備えた英語フレーズ
- 定型フレーズを効果的に活用する方法
などをご紹介します。
さらに、こうしたフレーズを正しく使いこなすにはリスニング力の向上も欠かせません。相手の言葉を正確に理解し、スムーズに返答できるようになれば、信頼感のあるコミュニケーションが可能になります。
ビジネスマナーを備えた英語力を磨きたい方は、ぜひご一読ください!
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ビジネスマナーを備えた英語が大切な理由
ビジネスマナーを備えた英語を身につけることは、国際的な仕事環境で成功するために必要不可欠です。
英語は多くの企業や取引先と接する際の共通語となっており、適切なマナーを守ることで信頼関係が築かれ、円滑なビジネスを進めることができるからです。
まずは英語でのビジネスマナーの重要性について詳しく解説します。
仕事の成否を左右するビジネス英語
英語でのビジネスマナーは、仕事の結果に大きく影響を与える要素のひとつです。
たとえ優れたアイデアやスキルがあっても、相手に不快感を与える言葉遣いや礼儀を欠いた振る舞いをしてしまうと、信頼関係を築くのは難しくなります。
時として話を聞いてもらえないことすらあります。
逆に適切な言葉遣いや表現を使うことで、相手に対する敬意やプロフェッショナリズムを示すことができ、仕事の成功を引き寄せることができます。
ビジネスマナーを備えた英語を学ぶことで、海外クライアントとの商談や会議で自信を持ってコミュニケーションを取ることができ、仕事の成果に直結します。
文化の違いとビジネスマナーの重要性
ビジネスマナーを備えた英語…と一言で言っても、国によって若干違いがあります。
例えば、アメリカでは率直で簡潔なコミュニケーションが好まれますが、アジアの一部では礼儀正しく、間接的な表現が重要とされることがあります。
文化の違いを理解していないと相手を不快にさせることがあるため、ビジネス英語を学ぶのはもちろん、取引先の文化や習慣を理解することも大切です。
文化理解とビジネスマナーを備えた英語力を身に着ければ、どの文化圏の人ともスムーズにやり取りができ、グローバルなビジネス環境での競争力を高めることができるでしょう。
【シーン別】ビジネスマナーを備えた英語の定型表現を覚えよう
「ビジネスマナーを備えた英語」というと難しそうな印象を受けますが、実はビジネスシーンで使われる英語表現には定型的な表現も多いです。
シーン別の定型的なフレーズを覚えるだけでも、コミュニケーションはかなり取りやすくなるもの。
シーン別に使えるビジネスシーンにも適切な丁寧な英語表現をご紹介します。
挨拶や自己紹介の基本フレーズ
挨拶や自己紹介は、ビジネスシーンでの第一印象を決定づけます。
丁寧に、そして自信を持って行うことが重要です。
◆It’s a pleasure to meet you.
(お会いできて嬉しいです。)
◆My name is [Name] and I’m the [Position] at [Company].
(私の名前は[名前]で、[会社]の[役職]です。)
◆How are you today?
(今日はどうですか?)
これらのフレーズを使うことで、相手に好印象を与え、スムーズに会話が始まります。
メールでの丁寧な表現
メールでは、相手に敬意を表す表現を使うことで、より良い信頼関係を築くことができます。以下のフレーズは、ビジネスメールでよく使われる丁寧な表現です。
◆ I hope this email finds you well.
(お元気でいらっしゃいますか?)
◆ Thank you for your prompt reply.
(迅速なご返信ありがとうございます。)
◆ I would appreciate your assistance with [topic].
([トピック]についてご協力いただけますと幸いです。)
メールのやり取りでは、相手への感謝の気持ちを表すことが大切です。特にビジネスでは、明確で礼儀正しい言葉選びが信頼を築くための鍵となります。
電話での丁寧な表現
電話でのやり取りは、声が相手に聞こえづらいことが多いため、はっきりと適切な大きさの声で発話する意識を持ちましょう。
◆ May I speak to [Name]?
([名前]さんにお繋ぎできますか?)
◆ Could you please hold for a moment?
(少々お待ちいただけますか?)
◆ Thank you for your time.
(お時間をいただきありがとうございます。)
はっきりとした発音と、敬語を使ったやり取りで、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
会議やプレゼンで使うべきフレーズ
会議やプレゼンでは、わかりやすく簡潔に意見を伝えることが求められます。
◆Let me start by introducing the main points.
(まずは主なポイントを紹介させていただきます。)
◆Could you clarify that point a little more?
(その点についてもう少し詳しく説明していただけますか?)
◆I’d like to add something here.
(ここで一言加えさせていただきます。)
これらのフレーズを使えば、会議の進行がスムーズに行えます。
海外クライアントへの感謝の意を伝えるフレーズ
感謝の気持ちはビジネスにおいて非常に重要です。海外クライアントにも丁寧に感謝を伝えましょう。
◆Thank you for your continued support.
(引き続きご支援いただきありがとうございます。)
◆I really appreciate your time and attention to this matter.
(この件にご時間とご配慮をいただき、誠にありがとうございます。)
◆We are grateful for the opportunity to work with you.
(あなたと仕事をする機会をいただき、感謝しています。)
感謝の表現をしっかり使うことで、関係を深めることができます。
会議で意見を述べるためのフレーズ
会議では自分の意見を述べる際、相手に対する配慮を忘れずに表現しましょう。
◆In my opinion, [opinion].
(私の意見では、[意見])
◆I believe [reason] is the best approach.
([理由]が最適なアプローチだと考えます。)
◆Could you please share your thoughts on this?
(この件についてあなたの考えをお聞かせいただけますか?)
これらのフレーズを使うことで、自分の意見を冷静に伝えることができます。
商談中に使える交渉フレーズ
商談では、交渉が円滑に進むように適切な表現を使うことが大切です。
◆Could we consider [suggestion] as a possible solution?
([提案]を解決策の一つとして考えてみませんか?)
◆I think we can come to an agreement if [condition] is met.
([条件]が満たされれば、合意に至ると思います。)
◆Let’s find a compromise that works for both of us.
(双方にとって効果的な妥協案を見つけましょう。)
社内コミュニケーションに役立つ英語表現
社内コミュニケーションでも、立場や相手との関係性によっては、社外の人とのやりとりに用いるような丁寧な表現を使った方が良い場合もあります。
以下社内コミュニケーションに役立つ表現です。
◆Could you please [request]?
([お願い]していただけますか?)
◆Please make sure to [check].
([確認]してください。)
◆I appreciate your hard work on this project.
(このプロジェクトに対するご努力に感謝します。)
特に相手との関係が浅いうちは、丁寧な表現を心がけることをおすすめします。
リスニング力アップがポイント|ビジネスマナーを備えた英語力
ビジネスシーンでよく使われる定型的かつ丁寧な表現をおさえることで、相手に良い印象を与えることができます。一方で、実際のビジネスシーンでの会話で覚えた表現を使いこなすには、高いリスニング力が欠かせません。
ビジネスシーンでのリスニング力の重要性と、リスニング力アップの方法をご紹介します。
ビジネスシーンでの「リスニング力」の重要性
定型文を覚えることで、ビジネスマナーに沿った英語のやり取りはスムーズに行えるようになります。
しかし実際に英語を使う際、最も大切なのは相手の言っていることを正確に理解する力、すなわちリスニング力です。
相手が言っていることがわからなければ、いくら定型文を覚えていても、適切な返答や対応をすることができません。例えば、相手が問題を提起したり要求をしたりしているのに、こちらがその内容を理解していなければ、意図しない返答をしてしまい結果として失礼な印象を与えることになります。
またリスニング力が不足していると、会話の途中で戸惑ったり何度も相手に確認を取ったりすることになり、最低限のコミュニケーション能力もないと判断されかねません。
ビジネスマナーを備えた英語力を身につけるためには、相手の発言を的確に理解できるリスニング力の向上が不可欠です。
相手の意図やニュアンスを正確に理解することで、より円滑なコミュニケーションが可能となり、結果的により良いビジネスマナーの実践につながります。
リスニング力を鍛える方法:シャドーイング
リスニング力アップには、シャドーイングが最適解です。シャドーイングとは、聞いた音声の1〜2語後を影のように追いながら発話する練習方法のこと。
シャドーイングを継続することで、相手の言っていることを瞬時に理解できるようになり、ビジネスマナーを備えた英語を使いこなす力がついてきます。
シャドーイングの効果や、シャドーイングのやり方などをご紹介します。
リスニングのメカニズムとシャドーイングの効果
シャドーイングは、リスニングに必要な能力を鍛えるのに非常に効果的です。
それはシャドーイングがリスニングに必要な以下能力の内、特に日本人が苦手とする音声知覚を効果的に鍛えることができるからです。
音声知覚:音を単語・フレーズとしてとらえる力
意味理解:音声知覚でとらえた単語・フレーズの意味を理解する力
知識データベース:単語の意味や音、文法といった英語知識

シャドーイングを続けることで音声知覚が自動化されます。
その結果、意味理解に余裕が生まれ、リスニングがかなり楽になります。
また英語音源を正確に再現することで、英語特有の音変化やリズムに慣れることもでき、スピーキング能力の向上も期待できるのもシャドーイングのメリットです。
シャドーイングの基本的なやり方
シャドーイングの基本的な手順は次のようになります。
最初は難しさを感じるかもしれませんが、慣れてくると次第にスムーズに進められるようになりますよ。
STEP1. 音源を通して聞く(最大3回)
最初に音源を通して聞き、内容やスピードを大まかに把握します。この段階では、細かい部分をすべて聞き取れなくても問題ありません。
STEP2. スクリプトと音源を照らし合わせる(5~10分)
スクリプトを見ながら、文章の意味や発音、音の繋がりを確認します。英語を「意味を持つ音」として理解するためには、スクリプトの理解が大切です。
STEP3. オーバーラッピングを5回行う
オーバーラッピングとは、音源を流しながらスクリプトを見て声を出す練習です。英語のリズムやイントネーションを身につける準備として役立ちます。
STEP4. 必要に応じてマンブリング(1~3回)
小声で音源を追いかけるように真似する練習です。オーバーラッピングが難しいと感じたときの代替練習として取り入れます。
STEP5. シャドーイングを20回以上実施(スクリプトなし)
これまでの準備が整ったら、シャドーイングを行います。音源から1~2語遅れて、スクリプトを見ずに発話します。単なる音の模倣に留まらず、単語を意識して発音しましょう。
STEP6. 録音・振り返り
自分の発音を録音し、オリジナル音源と比較します。足りない部分や改善点を確認し、次回の練習に活かすようにしましょう。
2日目以降は、シャドーイング(STEP5)と録音・振り返り(STEP6)を繰り返して練習します。
慣れてきたら、音源のスピードを調整したり、難易度の高い音源に挑戦したりして、リスニング力を段階的に向上させていきましょう。
シャドーイング教材の選び方
シャドーイングに使用する教材選びも大切です。
自分に合った教材を選ぶことで、リスニング力を効率よく向上させることができます。
以下のポイントを押さえた教材を選びましょう。
◆自分に合ったレベルのものを選ぶ
自分の英語レベル+1程度の教材を選ぶことがポイントです。難しすぎる教材を選ぶと、挫折しやすくなります。自分の現在のレベルに少し挑戦する内容を選ぶことで、上達を感じやすくなります。
◆ビジネスシーンのものを中心に選ぶ
ビジネスマナーを備えた英語を学ぶためには、ビジネスシーンに特化した教材を選びましょう。会話の内容が実務に直結するため、実際の仕事で活かせるフレーズや表現が身につきます。
◆AI採点やフィードバックのあるものを選ぶ
リスニング力を効果的に向上させたいなら、シャドーイングを正確に行うことが必要です。
AI採点やフィードバック機能がある教材を使うことで、発音やリズムの改善点を具体的に知ることができ、より効果的にリスニング力を向上させることができます。
シャドテン×定型文でビジネスマナーを備えた英語を身につけよう
ビジネスマナーを備えた英語を身につけるためには、定型文を覚えるだけではなく、リスニング力を高めることが重要です。
リスニング力向上には、シャドーイングに特化したアプリ『シャドテン』がおすすめです。
シャドテンは、毎日プロからのフィードバックを受けながらシャドーイングが実施でき、独学で取り組むよりもはるかに効率的にリスニングをアップさせることができます。
また以下のような特徴もあり、自分の英語レベルや英語を学ぶ目的に合わせた教材でシャドーイングが実施できるのも魅力です。
- 日常会話からビジネス英語まで1000以上の教材
- 4つの英語アクセント
- 初心者から上級者まで対応
- 使いやすい便利な機能(AB再生、スピード調整、スクリプト表示切り替え機能など)
さらにアプリ1つでシャドーイングトレーニングから課題提出まで完結するためスキマ時間にも取り組みやすく、忙しい社会人にぴったりです。
ビジネス英語の定型文を学びつつシャドテンでリスニング力を伸ばし、ビジネスマナーを備えた英語力を身につけましょう。
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