- 海外とのオンライン会議が増えたのに、ネイティブスピーカーの英語が速すぎてついていけない…
- ビジネス英語を学びたいけれど、日々の業務で時間が取れない
そんな悩みを抱えていませんか?
グローバル化が進む現代の職場では、会議やプレゼン、交渉の場面など、英語のリスニング力が結果を大きく左右するシーンが増えています。しかもビジネスの現場では“巻き戻し”ができないため、英語が流れるままに聞き取れないと、重要情報を逃してしまうかもしれません。
そこで本記事では、忙しい社会人でも実践しやすいビジネス英語のリスニング攻略法を紹介します。
「英語が原因でプロジェクトを失敗させたくない」「外資系や海外拠点との連携に自信を持ちたい」そんな方はぜひ参考にしてください。たとえ毎日の学習時間が限られていても、方法次第でリスニング力は確実に向上します。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。
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教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。
ぜひこの機会にご検討ください。

ビジネス英語でリスニングが重要な理由3選
①会議やプレゼンでの情報把握がカギ
オンライン会議や電話会議はビジネスの定番です。相手が話している内容を正確にキャッチできないと、プロジェクトの方向性を誤解したり、大事な依頼や締め切りを聞き逃したりするリスクがあります。
特にリスニングはリアルタイム処理が求められるため、「後で読み返す」ことができるドキュメントのやり取りとは違い、その場でのキャッチ力が重要になります。
また、ビジネスの会議やプレゼンでは議題が複数にわたったり、専門用語が頻出したりすることも珍しくありません。こうした現場で英語をしっかり聞き取れると、重要なポイントをタイムリーに把握し、議論の流れについていくことが可能になります。
聞き逃しが減れば、その分プロジェクトの方針転換やリスク管理も迅速に行え、成果物のクオリティや納期遵守にも好影響をもたらすでしょう。
②深いコミュニケーションで信頼を築く
ビジネス英語では単語力や文法スキルだけでなく、相手が込めたニュアンスや微妙な言い回しをどれだけ理解できるかが肝心です。雑談や社交的な話題、顧客の要望の背景などもリスニングを通じて素早く把握できると、相手への信頼感を高めるきっかけになります。また、相槌や反応の速さもコミュニケーションの潤滑油となり、結果的に交渉の成功率や提案の受容度合いが変わってくるでしょう。
例えば、海外のクライアントとの雑談の中に出てきた細かな文脈を素早く察知できると、「この企業は我々の事情をよく理解してくれている」と相手が感じやすくなり、商談やプロジェクトの進展がスムーズになるケースも多々あります。
ビジネスは人と人とのやりとりが基盤ですから、リスニング力が“信頼関係を深める”大きな要素となるのです。
③キャリアアップや転職でも武器に
海外展開が当たり前の時代、英語ができる人材の需要はますます増加しています。リスニング力が高いと情報収集能力や国際的なプロジェクトへの参画チャンスが広がるため、人事評価にもプラスです。また、英語力を理由に転職で有利になるケースも多いでしょう。逆に言えば、リスニングでつまずくと「英語対応は荷が重そう」と判断され、仕事の機会や昇進を逃すことにもなりかねません。
特に国際会議や海外との取引が日常化している大企業、あるいはスタートアップであっても海外投資家とのコミュニケーションが頻繁に行われるような環境では、英語のリスニング力=即戦力とみなされやすいのが現状です。語学力がビジネスのボトルネックにならないよう、早めに対策しておくことがキャリア形成には不可欠といえるでしょう。
そもそも数週間や1カ月でリスニングは残念ながら完成しない
「短期集中でリスニング力を飛躍的に伸ばす」という宣伝文句を目にすることがありますが、実際にビジネスの現場で通用するレベルになるには、継続的な学習が不可欠です。もちろん短期集中トレーニングを行うことで一定の伸びを実感できる人は多いでしょう。しかし、英語リスニングは使えば使うほど伸びる技能であり、「ここまでやれば完成」というゴールはありません。
特にビジネスシーンでは話題も多岐にわたるうえ、相手によってアクセントや話し方が異なります。一度英語の基礎力をつけても、業界特有の用語や専門的なニュアンスが出てきた途端に苦戦することは珍しくありません。例えば金融業界であれば会計用語や経済指標、IT業界であれば技術的な単語やプロダクト特有の専門用語など、シチュエーションによって新たなハードルが次々と現れる可能性があります。
結局のところ、リスニング力は“終わりのないブラッシュアップが前提”のスキルです。だからこそ、短期集中で得た手応えをきっかけにして、今後も段階的にレベルアップを続ける姿勢を持つことが、英語に強いビジネスパーソンへの道と言えます。
また、ビジネスシーンで求められるのは単なる「英語を聞き取る」力だけではなく、瞬時に内容を理解し、状況に応じた対応策を考え、適切に伝える能力です。リスニングが向上するほど、会議中の発言や議事録の作成速度、顧客への対応力などが格段に高まり、仕事全体のパフォーマンスを底上げできます。しかし、それを実現するには「少し聴き取れるようになったら終わり」ではなく、「さらに精度を高めていく」あるいは「新しい分野の単語を習得する」など、常に学び続ける姿勢が必要になるのです。
ビジネス英語リスニングを伸ばす4つのステップ
以下では、長期的な視点を持ちながら、なるべく短期間で成果を実感しやすいアプローチを段階的に紹介します。忙しい社会人でも取り組みやすいように、スキマ時間を活用する方法や学習効率を上げる工夫を織り交ぜてあります。
①基礎力固め:ビジネス単語と音声変化の理解
まずは基礎として、ビジネス単語や音声変化について理解・インプットから始めましょう。
●ビジネス単語・熟語を音声付きで学ぶ
「profit」「revenue」「quarterly」「agenda」など、TOEICやビジネス場面で頻出する単語や熟語を一度洗い出し、必ず音声でも確認します。文字のみで覚えると、実際の発音や弱形に対応できないままリスニングで苦しむ原因になるからです。
特に英語特有のリンキング(単語同士が繋がる現象)や、弱形(助動詞や前置詞などが弱く短く発音される現象)に注意しましょう。ビジネス英語でも “going to” →「ゴナ」、 “let me” →「レミ」 のように聞こえることがあり、文字の情報だけに頼っていると予想外に聞こえる可能性が高いです。オンライン辞書やアプリの音声を活用し、耳でしっかり確認してください。


●シャドーイングで音声変化のインプット&処理速度を向上する
1分程度のビジネス英語やニュース、スピーチ音源などを使用しシャドーイングを行いましょう。最初はゆっくりめの音声や、自分が比較的わかりやすいと感じる教材を使用するようにすることで、英語の語順とリズムに慣れることができます。
シャドーイングを行う際には、音声のスピードを調節できるアプリやツールを使うのもおすすめです。最初は0.8倍速などで聴き取り、慣れてきたら通常速度、さらに余裕があれば1.2倍速などにトライすると、耳の対応範囲が広がります。ただし、無理に速めると正確性が落ちる場合もあるため、段階的に速度を上げていくのがコツです。
具体的なシャドーイングのやり方については以下の記事で余すことなく解説しているため、ぜひこちらも合わせてお読みください!

①多聴+精聴の組み合わせ:耳慣れと正確さを両立
●ビジネス系ポッドキャストの多聴
通勤中や休憩中に、ビジネスニュースや経済番組、業界専門チャンネルなどを“意識しながら聞く”時間を確保します。リスニングのハードルは「音声スピードになれること」でもあるので、完全に理解しきれなくても英語環境に身を置くことで耳が徐々に慣れてきます。
例えば「BBC Global News Podcast」など、世界的なニュースを扱う番組にはビジネスのトピックが多く含まれています。ビジネス英語においては、国際的な時事問題や経済ニュースに触れるだけでも業界の動向を把握しやすいメリットがありますから、興味のあるテーマを探して継続的に聴いてみると良いでしょう。
●ディクテーションで苦手箇所を分析
多聴中に「ここ、何を言っているのか全然わからない」と感じた部分をピンポイントで精聴し、ディクテーション(書き取り)をしてみましょう。聞き取れなかった原因がリンキングなのか、弱形なのか、あるいは聞き慣れないビジネス用語なのかを把握するだけでも次回からのキャッチ率が格段に上がります。
ディクテーションは手間がかかりますが、その分「自分がどの音を取りこぼしているか」「どの単語の発音や意味を知らなかったか」を明確にできる手法です。忙しい社会人の場合は1回あたり10~20秒程度の短い音声で実践するのがおすすめ。
長すぎる素材だと時間も労力も大きく、挫折につながりやすいからです。焦らず小さな区間を丁寧に繰り返すことで、苦手な部分を着実に克服できます。

③リアルなビジネスシーンへの応用
●会議やプレゼン動画を教材に
カンファレンスの録画、セミナー、企業説明会やTED Talks(ビジネス系)の映像を視聴し、実戦さながらの状況に慣れましょう。会話とプレゼンではテンポや使われる表現が異なるので、両方のパターンに触れておくのが理想です。
また、交渉シーンやインタビュー形式の動画など、複数人が会話している素材もリスニング練習には効果的です。複数のアクセントや話し方に慣れると、本番の会議でもさまざまな英語を聞き分けられるようになります。特にヨーロッパやアジア各国の人が話す英語には独特のイントネーションや発音の特徴があるため、そうしたバリエーションを経験しておくことがビジネス現場では非常に有利です。
●ロールプレイや発話練習も取り入れる
相手の英語を理解したうえで、自分も返答する場面を想定してロールプレイをすると、リスニング中の集中力が変わってきます。「次に何を言おうか」と英語脳を働かせる訓練は、相手の発言を逃さず聞き取る力にもつながります。
社内で同僚と英語のロールプレイをする機会を作るのが理想ですが、難しければオンライン英会話やAIチャットを活用して、模擬的な質疑応答を試すことも可能です。リスニングとスピーキングをセットで学ぶと、英語を聞き取る際に単語や文法構造が瞬時に頭に浮かぶようになり、理解度が一段と高まるでしょう。
④定期的にテスト&フィードバックを受ける
●TOEICなどのリスニングパートで進捗確認
ビジネス英語学習のモチベーションアップとして、定期的にTOEICや他の英語テストを受け、点数で現状を把握するのもおすすめ。点数が上がれば自信になり、もし伸び悩んでも原因を探って改善策を講じられます。
TOEICのリスニングセクションは「写真描写」「会話」「説明文」など多様な形式があるため、ビジネスシーンでありがちなやりとりのパターンを幅広くカバーしています。スコアアップはもちろんですが、どのパートが苦手なのか分析することで、学習時間を重点配分すべき分野を見極められるのも利点です。
●学習仲間やコーチの客観的アドバイス
独学だと自分の弱点に気づきにくい場合があります。社内の英語が得意な同僚に頼む、オンライン英会話や英語コーチングを利用するなど、客観的な視点で指摘やフィードバックをもらう機会を作ると、学習の効率がさらに高まるでしょう。
特にビジネス英語では「自分が発音できない単語=リスニングでも聞き取りにくい単語」というケースが多々あります。第三者に指摘されることで、「この単語は聞き間違いやすい」「このリンキングに慣れていない」といったポイントを早期に把握できるのです。費用対効果を考えると、一定期間だけ英語コーチングを受けるのも有力な選択肢と言えます。
忙しい社会人が続けるためのコツ3選
前述したように、リスニング力は数週間では向上しないため、継続がとても重要になります。忙しい社会人にとって継続はときに高い壁として立ちはだかることもありますが、以下を意識すると壁を乗り越えやすくなります。
①ゴールを小分けに設定
「いきなりネイティブ会議を完璧にこなせるようになる」など、漠然と高い目標を掲げるだけではくじけやすいものです。
最初は「1日10分のシャドーイングを毎日やる」「週1回ディクテーションを行う」など、小さな到達点を決めましょう。クリアするたびに達成感を味わえれば、自然と次のステップへ進めます。
さらに、学習を始める前に「どの業務でどのくらい英語が必要なのか」を洗い出しておくと、ゴール設定が明確になります。たとえば「来月のオンライン会議で発言内容の7割を聞き取る」「半年後にはTOEICのリスニングセクションで◯◯点を目指す」のように、期限付き・数値付きで目標を設定すると日々の学習がブレにくくなるでしょう。
②興味分野を選び、学習に楽しみを
英語ニュースやポッドキャストも、自分が興味を持てるトピックだと続けやすくなります。IT業界、金融、医療など、自身のビジネス領域に近い話題を扱う番組を選んでみると、学習と実務がリンクして一石二鳥。楽しみながらリスニングスキルを磨けるのが理想です。
また、業種が異なるとしても、趣味や関心のある分野で英語を聴き取れるようになると「英語で情報収集する楽しさ」を実感できるようになります。これが学習モチベーションの維持につながり、結果としてビジネス英語にも良い影響を及ぼすことが多いのです。退屈さを感じにくいジャンルを選ぶ工夫を忘れないでください。
③完璧主義を捨てる
ビジネスでの英語は確かに重要ですが、最初から完璧に理解しようとすると息切れしてしまいます。何割理解できたか、わからない単語は何だったか――そうした振り返りを積み重ねつつ「少しずつ聞き取れる部分が増えてきた」という手応えを大切に。完璧にこなす必要はありません。
特に会議やプレゼンでは、すべての単語を漏れなく聞き取るよりも、要点やキーフレーズを押さえるほうがはるかに実用的です。仮に「予算」とか「締め切り」といった重要キーワードだけを確実にキャッチできれば、業務の流れを大きく損なうことなく対応できます。
英語が苦手だと感じていても、最初のうちは「予算」「スケジュール」「責任範囲」など、自分の仕事に直結する言葉を重点的に抑えるだけでかなり違うはずです。
ビジネス英語のリスニングをしやすくするハック4選
ここでは「当たり前かもしれないけどやるとビジネス英語のリスニングがやりやすくなる」簡単なハックをご紹介します。
①専門用語リストを作る
自分の業界に特化した用語やフレーズは、まとめてリスト化しておくと便利です。これらを事前に頭に入れておくだけで、ミーティングで聞き取りやすくなります。外来語っぽくなっている日本語も、実際の英語発音は違う場合があるので、スペル・発音・意味をセットで再確認してください。
②英語字幕付き動画の活用
多くの配信サービスでは英語字幕を表示できるオプションがあります。最初は英語字幕をオンにして内容を把握し、慣れてきたら字幕をオフにしてチャレンジするなど、段階的な学習が可能です。
リスニング中に聞こえなかった箇所は、一時停止して字幕を見返すと「なるほど、この単語が聞き取れなかったのか」と発見できます。
③スピーキング練習との相乗効果
前述のロールプレイに加え、実際に英語で発話する練習をするとリスニング力が加速します。たとえば一日の終わりに「今日の会議内容を英語で要約してみる」などのアプローチを習慣化すると、日々の出来事と英語が結びつき、忘れにくくなるメリットもあります。
「英語をただ聞くだけ」より「聞いて、アウトプットして、修正する」プロセスがあると、脳に強く定着しやすいのです。
④スマホアプリの学習機能をフル活用
ビジネスパーソンは通勤や休憩などの限られた時間で学習することが多いはず。ポッドキャストアプリや学習用アプリの「再生速度調整」「ABリピート」「自動字幕生成」などを活用すると、限られた時間の中でも効率的にリスニング練習が進められます。移動中や隙間時間にサッと取り出せる手軽さこそが、忙しい社会人には大きな味方になるでしょう。
シャドテンでビジネス英語リスニングをブーストしよう!

ビジネス英語のリスニング力を効率よく伸ばしたいなら、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」が頼りになります。
最大の魅力は、プロが英語特有の音声変化を中心に毎日添削してくれ、良かった点と改善点を詳しくフィードバックしてくれること。4つのアクセントから選べる1000以上の教材があるため、自分の業界やレベルに合った素材がきっと見つかるはずです。
さらにAB再生やスピード調整、スクリプト表示の切り替えなどの便利機能が充実しているので、時間がない社会人でも効率的にシャドーイングを続けられます。「忙しくて練習時間が取れない」「独学だと成果を感じにくい」という方は、ぜひシャドテンでリスニング学習をブーストしてみてください。
まとめ
ビジネス英語のリスニング力は、会議やプレゼンなどの重要な局面で“結果”を左右する非常に大きな要素です。ただし、数週間や1カ月の集中だけで完成するものではなく、終わりのないブラッシュアップが必要になります。
今回ご紹介したステップ(基礎固め→多聴・精聴→実戦への応用→テストとフィードバック)を繰り返すことで、忙しい社会人でも少しずつ着実にリスニング精度を高められるでしょう。
完璧を求めすぎると挫折しやすいのも事実ですが、最低限のキーフレーズや業界特有の単語を押さえておくだけで、仕事で使えるレベルへと一歩近づくことができます。さらに、シャドーイングやロールプレイといった「能動的なトレーニング」を取り入れれば、実際の会議や商談でも英語が聞き取りやすくなるはずです。
「英語が苦手だから……」と尻込みしていた方も、ぜひ今回の方法をヒントに、一歩ずつ学習を進めてみてください。着実なリスニング力の向上は、あなたのビジネスキャリアをより広く、豊かに切り開く大きな武器になるでしょう。
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