- 英語の数字を聞き逃しがちで困っている
- TOEICなどのリスニング問題で、数字のパートだけやたらと苦手に感じる
そんな悩みを抱えていませんか?英語学習を進めるなかでも、数字の聞き取りはひときわ難易度が高く、多くの学習者にとって悩みのタネになりやすい部分です。
何度聞き返しても区別がつかない、早口で大きな数字が出てくると頭が真っ白になってしまう——こうした経験に心当たりのある方も少なくないでしょう。
本記事では、英語の数字を聞き取りやすくするための具体的なトレーニング法や、実際の会話・試験で役立つコツ、アプリを解説します。あなたの「数字リスニング恐怖症」が改善され、「あ、ちゃんと聞き取れる!」という自信が少しずつ積み上がるはずです。まずは自分の苦手ポイントを見極め、正しいアプローチで克服を目指していきましょう。
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なぜ英語の数字は聞き取りにくいのか?3つの理由
①数字独特のリズムやイントネーション
英語の数字には、独特のリズムや音の強弱が存在します。特に「thirteen(13)」と「thirty(30)」など、似た発音の単語が立て続けに出ると、混乱して聞き取れないことがよくあります。
- thirteen /θɚtiːn/
- thirty /θɚti*/
このように、数字の後半部が強調されるかどうかで意味が変わってしまうケースが多々あり、慣れないうちは聞き間違いが起こりやすいのです。
②弱形やリエゾンが影響する
英語の会話では、数字も含めてリエゾン(音のつながり)や弱形が起こることが少なくありません。たとえば「ten o’clock」は「tenna clock」のように聞こえる場合があります。
さらに「twenty」と「twenty-one」が素早く連続して発音されると、聴こえたイメージと数字が一致しにくくなるのです。
③瞬間処理が求められる
会話のスピードは思った以上に早く、「1秒も経たないうちに数字が通過してしまった……」ということも。英語の数字は桁数が大きくなるほど複雑になり、123,456のような数を一度に聞き取るには高度な集中力とスキルが必要です。
知らない地名や名前がセットで登場しようものなら、処理が追いつかなくなってしまうことも少なくありません。
「数字リスニング」が試験・実生活で重要な3つの理由
①TOEICや英検などで頻出ポイント
英語の資格試験では、電話番号や価格、日付、時間などの問題が出されることが多く、数字の正確な聞き取りが合否やスコアに大きく影響します。特にTOEICのリスニングパートでは、アナウンスや会話文中で数字がさらっと提示されるケースがあり、「あとで復習しよう」と思ってもテープは戻ってくれません。
数字の強化はスコアアップに直結すると言っても過言ではありません。
②ビジネスや留学先でも活躍
仕事の電話対応で取引先の電話番号や金額を正確に把握する、留学先の寮で部屋番号や集合時間を間違えないように聞き取る……。こうした場面では「数字を正確に聴き取る力」が必須です。実際英語ネイティブでも聞き間違えが内容に数字は復唱することが多いです。
情報をミスしてしまうと、やり取り全体がストップしてしまう可能性も。特に海外旅行や現地生活では、ホテルの予約番号や飛行機のゲート番号など、実際に数字を聞き取るシーンが毎日のように訪れます。
③「数字克服」はリスニング全般の底力を上げる
数字は英語リスニングにおける“難所”であるがゆえに、ここを克服する過程で耳の感度や反射神経が高まります。
集中して細かい音の違いをキャッチしようと訓練を積むうちに、他の分野(通常の会話やニュースなど)のリスニング力向上にも繋がるのです。

数字リスニングを強化する具体的ステップ
①発音の基礎を押さえる
まずは1から20、30、40…など基本的な数字の発音やアクセントの位置を再確認しましょう。特に以下のペアは間違えやすい代表格です。
- thirteen(13)とthirty(30)
- fourteen(14)とforty(40)
- fifteen(15)とfifty(50)
実際に口を動かしながら、それぞれの強勢(アクセント)がどこに置かれるかをじっくり体得することが大事です。
②桁数の大きい数字に慣れる
「5,300,000(five million three hundred thousand)」のように大きな桁数の数字は、英語学習者にとって難易度が高め。最初は分解して慣れるのが効果的です。
- 5 million(5,000,000)
- 300 thousand(300,000)
- 5 million + 300 thousand → 5,300,000
こうした細分化で理解しやすくしてから、実際に聞き取る場面を想定して練習しましょう。
③「ナチュラルスピード」での聞き取り
ネイティブ同士の会話は想像以上に速く、数字も滑るように発音されます。最初からネイティブスピードに挑むと挫折しやすいので、0.75倍速 → 0.9倍速 → 1倍速というふうに段階的にスピードを上げるトレーニングがおすすめです。
数字のリスニングを鍛える学習法3選
①ディクテーション(書き取り)で精度を高める
数字を聞き取って正確に書き取る練習は、リスニングの精度を向上させるのに非常に効果的です。最初は短い数字(2桁、3桁程度)から始め、慣れてきたら長い桁数に挑戦しましょう。
- 音声を一度通しで聞く
- わからなかった部分だけ再度再生して書き取る
- 答え合わせをして、発音や桁の把握ミスを見直す
このステップを繰り返すうちに、耳が数字の音をキャッチしやすくなっていきます。
②リピート&オーバーラッピング
数字の音声を聞いたら、すぐに自分でも同じように発音してみる練習方法です。
さらに発音タイミングを合わせて「オーバーラッピング」(音声とかぶせながら同時発声)を行うことで、英語特有のリズムや強弱を体感できます。数字をスムーズに発音できるようになると、聞き取る際も「あ、これって自分の発音と同じパターンだ」と気付きやすくなります。
③シミュレーション練習で応用力を養う
実際の会話や試験形式を想定した練習が欠かせません。
<例>
- 試験対策: TOEICのPart1~4など、数字が含まれるパートを集中的に解く。何度も解き直して耳を慣らす。
- 電話シーンの練習: 友人や英語学習仲間と、電話番号や予約番号を相手に伝える・聞き返すシミュレーションをする。
- 日常生活とのリンク: 買い物で値段を聞き取ってみる、海外のニュースやラジオで数字に注目するなど、日々の生活シーンに取り入れる。
たとえば、スーパーで「$5.49」の商品を買った時に「five forty-nine」と脳内で即座に変換し、音として認識する癖をつけるとリスニング力がどんどん向上します。
継続こそ力なり:挫折しない学習プラン
①毎日5分の習慣を作る
数字のリスニング力は、一日二日で劇的に変化するものではありません。毎日少しずつ音に触れていくことが大切です。忙しい方でも、1日5分~10分程度、数字だけを集中的に練習する時間を設けてみましょう。
②失敗を恐れずリスニング回数を増やす
数字の聞き取りが苦手な人ほど「数字が出てきたら苦手意識が先行し、耳を塞ぎたくなる」状態に陥りがち。
しかし失敗を重ねることで、耳は確実に鍛えられます。最初は間違いだらけでも、少しずつ“数字の音”を脳がパターンとして認識し始め、正解率が高まっていくはずです。
③ご褒美設定でモチベーション維持
特に数字学習は地味で単調に感じることも多いので、一定の回数をこなしたらご褒美を設定するのも手です。
好きなスイーツを食べる、趣味に時間を使うなど、小さな達成感を積み重ねることで継続意欲が湧きやすくなります。
数字リスニングに役立つおすすめサイト・アプリ4選
英語の数字リスニングを効率的に学びたい方に向けて、いくつか便利なサイトやアプリを紹介します。
Elllo(エロ)
- さまざまな国の英語スピーカーによるインタビューや対話音声が豊富。多様なアクセントを含んだ音声には数字もよく登場するため、発音バリエーションを学べる。
- elllo.org で無料で利用可能。
News in Levels
- 世界のニュースを英語初級・中級・上級レベル向けに分けて発信しているサイト。ニュース内で大きな数字や統計情報が登場することが多く、数字リスニングの実践練習に最適。
- newsinlevels.com
abceed
- TOEIC対策アプリとして知られ、リスニングパートを細かく練習できる機能が充実。数字の聴き取りを強化したい人も、頻出パートに絞って反復できる。
りすなん
- 数字の英語をゲーム感覚で身につけるために開発されたアプリ。スキマ時間で行えるような設計になっているので毎日取り組みやすい。
上記のような学習リソースを活用しつつ、自分に合ったペースで練習を続けてみてください。
まとめ:数字克服は総合リスニング力のカギ
英語の数字を聞き取れるようになると、試験のスコアアップだけでなく、ビジネスや旅行、留学先などあらゆるシーンで役立ちます。数字は苦手意識が強まりやすい領域ですが、繰り返しトレーニングを重ねれば確実に上達が見込める分野でもあります。段階的に学習を進め、リスニング力全体の底上げを図りましょう。
- 基本の発音とアクセントをしっかり押さえる
- 桁数の大きい数字を細分化して理解する
- ディクテーションやリピート練習で正確性とスピードを強化
- 実践的なリスニング素材を活用して応用力を養う
あなたが「英語の数字ならお手のもの!」と言えるようになる日も、決して遠くはありません。一歩ずつ着実に、数字の苦手意識を克服していきましょう。
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