リスニングの勉強を始めてみたものの、
- 音声が速く聞こえて何を言っているかわからない
- 海外ドラマや洋画を字幕なしで楽しみたいのに、ちょっとでも集中を切らすと聞き取れなくなる…
といった壁にぶつかったことはありませんか?英語を学んでいると、リスニングはやり方がわからずにつまずきやすいポイントの一つです。そのうえ、勉強方法の情報は数多く存在しますが、「どれが自分に合っているのか」「最速で効果が出る勉強法は何なのか」などの疑問に直面することも多いでしょう。
本記事では、そんな悩みを抱える方に向けて「リスニング力を着実に強化するための方法」を徹底解説していきます。
さらに、実際に使える具体的なトレーニング方法から、おすすめの教材・アプリ、そして継続のコツまで幅広く取り上げます。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
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リスニング力を伸ばす重要性
英語学習において、よく「スピーキングが全然できない」と悩まれている方をみかけますが、リスニングは実はスピーキングと同等、もしくはそれ以上に重要なスキルです。
ではなぜ重要なのか見ていきましょう。
1. コミュニケーションの基盤としてのリスニング
英語学習において「話す」スキルや「読む」スキルも大切ですが、最も基盤となるのが「聞く」スキルです。なぜなら、相手の言っていることを理解できなければ、適切な返答ができないからです。言い換えると、リスニングは英会話力の土台と言えます。
アメリカの言語学者クラッシェン(Stephen Krashen)の「インプット仮説」によれば、十分な理解可能なインプット(自分にとって少しだけレベルの高い音声や文章など)を継続的に浴びることが言語習得に重要とされています。まずは相手の言葉がどれだけ聞き取れるか、が大きな鍵を握っているのです。
2. 試験対策やビジネスの場面でのリスニング力
リスニング力はコミュニケーションだけでなく、TOEIC、英検、IELTSなど英語力を測る主要な試験でも大きな比重を占めます。試験によってはリスニングの配点が全体の3割から5割近くになることもあり、短時間で大きくスコアを伸ばせるパートとして注目されています。
また、ビジネスの場面で英語を使う機会が増えた昨今、オンライン会議や海外のクライアントとのやり取りなどで「聞き取れなくて会話に入れない」といった問題が顕在化しています。このように、リスニング力の強化は試験対策だけでなく、実務で成果を出すためにも重要なのです。
リスニング力を伸ばす効果的な学習法4選
1. シャドーイング
シャドーイングは、流れてくる英語音声を1~2語遅れながら追いかけて口に出す学習法です。耳で聞いた英語を即座に復唱することで、リスニング力はもちろん、発音矯正にも役立ちます。
シャドーイングをすることでリスニングの処理スピードも上げていけることができるので、「ゆっくりだったらリスニングができるけど、スピードが上がると何を言っているかわからない…」となる人にもとてもおすすめの学習法です。
<シャドーイングの基本的なやり方>
- スクリプトがついている短め(30秒~1分程度)の音源を用意する
- まずは英語音声を聞き、全体の内容を把握する
- スクリプトを確認し、発音や意味をチェック
- スクリプトを見ながら音声と同時に発話する(オーバーラッピング:目安5回以上)
- スクリプトを見ずに音声のみを頼りに1~2語遅れながら追いかけるように発話する(シャドーイング:目安20回以上)
- 録音・振り返りを行う
2. ディクテーション(書き起こし)
ディクテーションとは、音声を聞いて内容を一言一句書き起こすトレーニング法です。単に流れを理解するだけでなく、一音一音に集中しなければいけないため、リスニングの苦手な部分を「可視化」できる点が最大のメリットです。
ディクテーションを行うと、自分がどこで音を取りこぼしやすいのか、どの部分が曖昧に聞こえているのかが明確になるため課題発見ツールとして使うのがおすすめです。

3. オーバーラッピング
シャドーイングと似ていますが、こちらは音声の再生と同時に自分も同じ内容を発話する学習法です。シャドーイングが「少し遅れて追いかける」のに対し、オーバーラッピングは「同時に」声に出していく点が大きく異なります。
発音やリズムを音声にピッタリ合わせる練習になるため、自然な英語の抑揚やリズムを身につけやすいという利点があるため、シャドーイングの下準備として行うのが効率的です。

4. エクステンシブ・リスニング(多聴)
一つ一つ細かい部分を聞き取る「精聴」に対して、幅広い内容の音源をとにかく多く聞くのが「多聴」です。初級者にとっては、まず英語の音のリズムやイントネーションに慣れることが大切なので、自分が理解できるレベルより少し易しめの音声を大量に聞くことをおすすめします。
ただし、ただ聞くだけのトレーニングになってしまうことが多いので、先にご紹介した3つの学習を優先しましょう。イメージとしては先に他のトレーニングを実施したあとに時間があれば行う。というように優先度は少し下げて大丈夫です。
リスニング学習の効果を高めるためにおさえておきたいポイント3つ
ここからは、学習の効果を高めるために知っておきたい学習ポイントを3つ紹介していきます。
1. 学習習慣の確立
英語学習は「一日数時間まとめてやる」よりも「毎日30分でも続ける」ほうが効果的と言われています。そのため、リスニング力向上には、脳が英語を音として認識できるように回数を重ねることが重要です。
ポイント:朝起きてすぐや通勤・通学の時間など、日常のすき間時間を決めて学習をルーティン化することで、無理なく継続しやすくなります。
2. 自分のレベルにあった教材選び
難易度が高すぎる教材ばかり使っていると、聞き取れない部分が多くストレスが溜まります。逆に易しすぎる教材ばかりだと、成長スピードが遅く感じるでしょう。
自分の英語レベルより少しだけ上の教材を選ぶことで、やりがいや達成感を同時に味わいながら学習を進められます。
3. モチベーション維持の方法
モチベーションを維持するためには、成果を感じられる仕組み作りが大切です。リスニング教材を進めるときも、最初に聞き取れなかった音声を1か月後に再度聞いてみると、聞き取れる部分が増えているはずです。そういった「成長の見える化」を意識するだけでも勉強のモチベーションが続きやすくなります。
実践例:スマートフォンのボイスメモ機能で自分の声を録音し、数週間おきに聞き比べる。または、同じ教材を繰り返し使って進捗状況を記録する。
リスニング強化には何がおすすめ?
現在、リスニングの強化に使える教材の種類はたくさんあり、昔のように市販教材一択という環境ではもうありませんよね。そこで、リスニングの学習にどの媒体がおすすめなのかを簡単にご紹介していきます。
1. 英語学習アプリ
アプリは忙しい社会人やゲーム感覚で英語を強化したい人におすすめです。アプリの最大のメリットは手軽に学習できることですが、無料のものだと教材の質が担保されていないものものあるので注意しましょう。
リスニングにおすすめのシャドーイングをするならシャドテン

シャドテンは、英語コーチングを行なっている会社PROGRITが開発したシャドーイング専用アプリ・学習サービスです。アプリでシャドーイング音声を録音すると、英語のプロがその音声を添削してくれます。
添削が入ることで自分でも気づけなかった改善点に気づくことができるので、手軽さだけでなく効率的に学習をすすめていくことができます。忙しい方でもスキマ時間に簡単に取り組めるため、短期間で着実に英語力をアップさせたい方に最適です。
2. ポッドキャスト(例:BBC Learning English, CNN 10など)
ネイティブが日常的に使う表現を学べるうえ、ニュースや時事問題を英語でキャッチアップできるため、実用性が高いです。
スクリプトや字幕付きのチャンネルも増えており、慣れない単語があったときには文字情報で確認できます。

3. 洋画・海外ドラマ(Netflixなど)
映画やドラマはストーリーがあるため、内容に没入しながら英語を聞くことができます。好きな俳優や好きなジャンルがある場合は、楽しみながら学習を継続しやすいのが最大の魅力。
字幕を活用したり、設定で速度を落としたりすることで、自分に合ったリスニング訓練ができます。

4. 市販教材(例:英語ニュースのリスニング本、英語耳など)
体系的な学習をしたい人にとって、市販教材はリスニング以外の文法解説や問題演習がセットになっている場合が多く、学習効率を高めやすいです。
また、問題演習を通じて定期的に理解度をチェックできるメリットもあります。

試験別のリスニング対策・強化
ここでは試験別にリスニング対策をしたい人に向けて、何を強化すればいいのか簡単にお伝えします。
1. TOEIC
TOEICのリスニングセクションはパート1〜4で構成され、写真描写から会話形式、長文のアナウンスまでバリエーションが豊富です。
対策ポイント:
- 基本的な単語力を強化する
- 多聴と精聴を組み合わせて「短い会話 → 長い会話」へと徐々に慣れる
- TOEIC専用の模試や問題集を使い、出題形式に慣れておく
パート別でより具体的な対策をしたい方はこちらの記事もおすすめです。

2. IELTS
IELTSのリスニングは、学術的な内容や生活に密着した会話を含むため、幅広い語彙が求められます。番号や地名、日時などの細かい情報を正確に聞き取る力が特に重要です。
対策ポイント:
- 地図問題や図表問題などの対処法に慣れておく
- アカデミックな内容に触れる機会を増やす(大学の講義を扱うポッドキャストなど)
こちらの記事でより詳しくIELTSのリスニングについて解説していますので、あわせてご覧ください。

3. 英検
英検は級によってリスニングの難易度が大きく異なりますが、重要なのは「問題形式を事前に理解し、速度や長さに慣れること」です。特に2次試験(面接)がある級では、リスニングとスピーキングの両方を意識して練習するのが効果的です。
対策ポイント:
- 過去問でリスニング問題の形式を十分理解する
- 放送前の設問チェックなどの試験テクニックも合わせて身につける
まとめ:あなたに合った方法で、最速のリスニング力アップを目指そう!
リスニング力を強化するには、ディクテーションやシャドーイング、オーバーラッピング、多聴といった多角的なアプローチが欠かせません。
さらに、最適な教材やアプリを選び、地道に継続することで確実に力が身につきます。
もちろん、試験対策やビジネス英語など目的によって学ぶべき内容は異なりますが、共通して言えるのは「正しい方法を積み重ねること」が最短ルートであるという点です。
そして、その「正しい方法」をサポートしてくれるのが、オンライン英語学習サービスのシャドテンです。
英語のプロから直接フィードバックが得られるため、一人では気づきにくい音の変化を正してくれます。
もし、自己流の勉強で行き詰まりを感じているなら、一度シャドテンを試してみるのはいかがでしょうか。スキマ時間を活用しながら、あなたのペースに合わせて着実にリスニング力を伸ばしてくれるはずです。
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