- 普通の英語の勉強は退屈過ぎて続かない。
- ネイティブスピーカーが実際に使っている英語が勉強したい。
- もっと楽しくに英語が上手になりたい
みなさんは普段、どんな方法で英語の勉強をしているでしょうか?英語の勉強は「こうでなければいけない」という決まりはありません。
もし、英語字幕を使って映画を見ながら英語を習得出来たらラッキーだと思いませんか。
また、普段から英語の勉強を習慣化している学習者であれば、「いつもの日課の英語の勉強を今日はどうしてもしたくない」なんて日もきっとありますよね。
そんな時にも「英語字幕を使って映画を見ながら英語の勉強」を取り入れれば、罪悪感もなく、楽しく英語の勉強を継続することができるでしょう。
この記事は「映画の英語字幕を使って英語力をあげる方法とは?」をテーマにしています。
また、記事の後半では、英語字幕を使ったおすすめの映画もご紹介していますので、ぜひ併せてお読みください。
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英語字幕を使って映画を見る手順とは?
英語字幕を使って映画を見る手順は以下の通りです。
始めるまではハードルが高いような気がする英語字幕での勉強ですが、慣れてくると案外簡単になりますよ。最初は5分ぐらいでもかまわないので、根気よく続けてみてくださいね。
STEP1:まずは日本語字幕で映画を楽しむ
STEP2:英語音声に英語字幕をつける
STEP3:同時にセリフを真似して言う
各ステップを詳しく紹介していきます。
STEP1:まずは日本語字幕で映画を楽しむ
STEP1は、特に英語字幕初心者さんには大切です。まずは日本語字幕をつけて映画を見て、おおまかなストーリーを把握します。
このステップでは「勉強をするぞ」と意気込まず、楽しむことを目的にリラックスして映画を鑑賞してください。
この際、できるだけ「吹き替え」でなく「英語音声・日本語字幕」で見るのがおすすめ。吹き替えはストーリーに入り込めますが、なるべく多くの英語の音に触れていただきたいところです。
ただしここはどうしても字幕では読めないと言う方は、ストーリーをつかむという目的を優先して吹き替えでも大丈夫です。
【字幕を読むコツ】
意外に多いのが、「字幕が早くて追えないから吹き替えにしている」と言う人。
字幕を読むコツは「一字一句を読まず、全体を見る」です。
本を読むように字幕を読んでいては、肝心の映像が見られません。
字幕も映像の一部として全体を捉えるようにして「読む」ではなく「見る」ようにしてください。何本か鑑賞するうちに次第にコツがつかめるはずです。
STEP2:英語音声に英語字幕をつける
次に英語音声+英語字幕で映画を鑑賞してください。
STEP2からは「教材としての映画」なので、気になる部分ではストーリーの進行を積極的にストップしてチェックします。
字幕の部分が聞き取れないときは、必ず一旦停止してなんといっているか聞くようにしましょう。
英語字幕の制限
英語字幕を作る際には様々なルールがありますが、そのひとつに、「字幕の表示時間は1秒以上7秒以内」というルールがあります。
これは、映画を快適に見るためにそう決められてます。
そのため、7秒以内に収まらないときは「同じような意味の別の言い回し」に変えられるため、時々、セリフと字幕が一致しません。
そういう時は別の言い換えを学べるチャンスなので、音声と字幕の両方をメモに取って比べてみてくださいね。
STEP3:同時にセリフを真似して言う
映画の中の登場人物になりきって、同じようにセリフを言ってみます。
意識すべきポイントは、セリフの真似をするときにリズムやイントネーションをお手本のセリフにピッタリ合わせることです。
英語が英語らしく聞こえるコツのひとつは、文全体のリズムやイントネーションです。
ひとつひとつの単語のアクセントは把握していても、それをひとつの文章として読む際に平坦な読み方をしてしまうと、いかにも「英語に慣れていない人の英語」的な響きになってしまいます。
ネイティブのような流暢な英語を話すためには、リズムやイントネーションを身に着けるのは必須条件です。
英語字幕を使って学習する際のコツ4選
英語字幕を使う手順を大まかに把握したら、次は勉強のコツをおさえましょう。
生きた英語をフル活用するためにもぜひ実施してください。
①字幕のスクリプトを活用する
字幕のスクリプトがあるなら、活用しない手はありません。
アクセントやイントネーション、分からない箇所等を印刷したスクリプトに直接書き込むことも可能なので、事前に予習をしてから映画を視聴すれば、さらに効果を高めることもできるでしょう
例えばNetflixであれば、Google Chromeの拡張機能「Language Learning with Netflix」を使ってスクリプトを印刷することができます。
また、この機能により英語字幕と日本語字幕を両方表示させることができるので、リスニングの勉強にとても役立ちます。
具体的なスクリプトの出し方はこちらで紹介しております。
②気になったフレーズ・単語を書き留めておく
気になった言い回しや好きな響きのセリフなどがあったらどんどん書き留めて置きましょう。書き留めておけば定期的に見直すこともできますし、自分の学習の経過としても残せます。
書き留めた後、何度もリピートして何も見ずに言えるようになるまで繰り返すのもおすすめです。
ノートにセリフだけメモすると、後で見返したときに、どういう流れからのそのセリフだったのか忘れてしまいますが、スクリプトに書き込むなら前後の脈略も分かるので便利ですよ。
③感想をまとめてみる
単語やフレーズを書き終わったら、最後に映画のあらすじや感想を英語で書いておきましょう。どんな内容だったか、どう感じたかを英語でまとめる練習をすることで、実際に英語で会話するときに自分の思いを表現できるようになります。
自分が書いた英語に自信が持てない方はオンライン英会話や文章添削サイト使って文法チェックをすることで、より一層正確性を持たせることができるでしょう。
④覚えたフレーズを実際に使ってみる
書き取った英語のフレーズは、暗記するまで読み込むようにすると効果的です。そして実際に英語を使える状況が来たら迷わず使ってみましょう。
記憶はインプットとアウトプットを繰り返すことで、徐々に定着していきます。
もし「フレーズを使うシチュエーションがない!」という場合は「独り言英会話」がおすすめ。
独り言英会話はスピーキング力を上げるための学習法のひとつで、すべてのレベルの英語学習者に幅広くおすすめできます。
こちらの記事で解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
学習におすすめの映画の選び方3選
単純に趣味として鑑賞するのではなく「学習のため」の映画選びについてのポイントをまとめました。まだ英語字幕に慣れていない方は、以下の点を参考にして選んでみてください。
- 時代設定が現代のもの
- 自分の興味に合っているもの
- 日常が設定になっているもの
①時代設定が現代のもの
時代設定は、できるだけ現代に近いものを選ぶようにしましょう。
例えば、中世ヨーロッパなどを設定にした映画では、現代ではほぼ使わない言いまわしや単語や表現が使用されていることがあるためです。
日本でも、時代物などは「~ではござる」や「拙者」「であろうよ」など、私たちが普段使わないフレーズが多用されていますよね。
また専門的すぎる内容やテーマがマニアックな映画も同様で、特殊な用語が多発して勉強の進度が遅くなってしまい、英語字幕を諦める理由につながってしまいます。
②自分の興味に合っているもの
映画は短くても90分くらいあります。
ボリュームが多いので、興味が湧かないテーマで勉強を開始してしまうと、途中で挫折する原因になってしまいます。
趣味としての映画が見つけられないのなら、仕事の取引先に関わりそうなものや、通っている英語教室の先生におすすめを聞いてみるなど、いつか「話題として」使えそうな映画を探してみるのもいいかもしれません。
特に興味のある分野がないのであれば、コメディやアクション映画を取り入れるのも手です。アクティブなシーンが多く飽きがこないうえに、セリフが短いので覚えやすいものが多いです。
一方でたくさんの日常会話を知りたい場合はアクション映画は一言しか発していないことが多いのであまりおすすめしません。
③日常が設定になっているもの
ストーリー設定が「日常」になっている映画であれば、実用的なフレーズや単語を覚えることができます。
自分の状況とかけ離れたフレーズや単語は、せっかく覚えても使う機会がないため忘れてしまいます。
まずは身近なテーマを題材とした映画から始めて、その周辺の単語やフレーズを覚え、そこから少しずつ外へ派生していくイメージで勉強を進めてください。
【レベル別】英語字幕での学習におすすめの映画6選
英語字幕で見るのにおすすめの映画を6本ピックアップしました。
前述したSTEP1-STEP3をおさえて、ぜひ効率よく勉強を進めましょう。
どれも有名な映画ばかりで、もしかしたらもう見たことがある、という映画もあるかもしれません。その場合は、STEP2から始めてくださいね。
ビジネスフレーズを映画を知りたい方はこちらの記事もあわせてお読みください。
初級・初心者にもおすすめの映画2選
まずは初心者におすすめの映画をご紹介します。
英語字幕初心者の方は、目標を「英語字幕に慣れる」ことにしましょう。
マイ・インターン
マイ・インターンは2015年に公開された映画で、アン・ハサウェイとロバート・デ・二―ロが共演して話題になりました。
ファッション業界を舞台にして活躍する、アン・ハサウェイ扮するジュールス。
そんな彼女の会社に40歳年上の「シニアインターン」のベン(デ・二―ロ)が雇われます。
最初は居心地の悪さを感じていたジュースルが次第にベンと友好を温め、彼の「最高の助言」に励まされ、少しずつ心が通っていくハートフルな人間ドラマ。
ビジネスに関する会話もちりばめられており、日々仕事に勤しむ会社員にもおすすめです。
ホーム・アローン
1990年公開でありながらクリスマスの映画として毎年話題になるほど根強い人気の映画と言えばこれです。
8歳の少年ケビン(マコーレ・カルキン)はいたずら好きな男の子。ある年のクリスマス、ケビンの両親は親戚一同集まって、クリスマス旅行に繰り出しました。
ところが、ちょっとしたきっかけで、両親はケビンだけを家に置いてけぼりにしてしまいます。自分が一人ぼっちで家に残されたことを知ったケビンは、悲しむどころか大喜び。
そこに留守を狙った泥棒コンビが登場して…。
少年ケビンとおまぬけな泥棒2人組がメインキャラクターで、全編を通して易しい英語で会話が進むため英語字幕初心者にも人気の映画です。
中級者におすすめの映画2選
中級者からは英語字幕の量も増え、会話も多いです。
その分役に立つフレーズなども多いので、しっかり勉強して落とし込みましょう!
プラダを着た悪魔
この映画は、2003年4月に刊行されたローレン・ワイズバーガーによる小説を映画化したものです。
オシャレに興味のないアンディ(アン・ハサウェイ)が、なぜか一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントの仕事をゲットしてしまう。
ミランダはその性格から周囲に恐れられている人物で、アンディは彼女に終始振り回されっぱなし。上司のわがままと慣れない職種に悪戦苦闘するアンディが新鮮で魅力的。
随所で見られる世界のトップ・ブランドを着こなすキャスト陣の衣装も見どころの一つです。
幸せのちから
ウィル・スミスと彼の息子であるジェイデンが共演した話題作です。
妻に出て行かれた父親が残されたひとり息子を守るため、生き延びるための一か八かの勝負に出ます。いわゆる「ハッピーエンド」の定番映画ですが、やはり感動で涙する人続出です。
この映画は、ホームレスから億万長者へのアメリカンドリームを実現させた人物の実話をもとに制作されました。
ウィルとジェイデンの親子共演では、このほかに2013年「After Earth」があります。
上級者におすすめの映画2選
上級者となると会話スピードも内容もネイティブ並みです。
当然字幕にも見慣れない単語や言い回しが現れるので、一度で把握しようとせず、数回に分けて鑑賞しましょう。
キャッチミー・イフ・ユー・キャン
2002年に公開されたトム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオ主演の映画です。
1960年に実在した詐欺師フランク・アバグネイル(ディカプリオ)とFBI捜査官(トム・ハンクス)の話を元にした映画で、ストーリーはテンポよくセリフは明瞭で、英語の勉強にはぴったりです。
詐欺師としてだけでなく「いたずら好きの傷つきやすい少年」としての一面を持ったフランクは、多くの視聴者に好感を持たれました。
ちなみに、題名の”Catch e if you can”は追いかけっこを開始するときの合図として使われるフレーズです。
ソーシャル・ネットワーク
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のデヴィッド・フィンチャーを監督に迎え、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグの半生を描いた作品です。
当時19歳だったザッカーバーグは大学在学中からわずか数年で億万長者になります。
映画ではひとりの大学生であった青年のめまぐるしい人生の葛藤や苦しみが題材となっています。
映画の英語字幕での学習をより効果的にするためには?
映画を英語字幕で見るだけでも英語の勉強に役立ちますが、効率的ではあまりないため、以下の勉強と組み合わせること効率的に効果を実感しやすくなります。
- 単語・文法をインプットする
- リーディングをする
- シャドーイングをする
単語・文法をインプットする
話し言葉と書き言葉では使われる単語が違うことも多々ありますね。
英語で自然な言い回しを習得するために、映画内で使われていた単語や文法を丸暗記してしまいましょう。
文法を暗記するためには「文法は固定して、単語を入れ替えて文章を作る」練習をします。単語を暗記するには単語帳を作ったりアプリに入れ込むなどして、何度も繰り返すことで記憶に定着するようになります。
リーディングをする
リーディング力をつけることで、字幕を読む速度も速くなります。
具体的には、多読や速読のトレーニングをするのがお勧めです。
多読や速読の練習を繰り返すことで、先に来る単語や塊を予測できるようになったり、英語の語順で理解できるようになるため読むスピードが向上します。
また、字幕を読むスピードが上がるだけでなく、リスニング力の向上にもつながるのでおすすめです。
多読や速読の詳しいやり方はこちらでご紹介しております。
シャドーイングをする
リスニングに効果があると言われる「シャドーイング」は、聞こえた音声をそのまま繰り返す学習法です。
最初は映画の短いフレーズから始め、慣れてきたらシャドーイング用の教材を使って本格的な練習を続けることで、リスニング力に大きな効果が期待できます。
ただ英語の音源を聞き流すだけではリスニング力の向上は望めませんが、シャドーイングで音声知覚を鍛えれば、英語のリスニング力は確実に上達します。
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