英語学習に洋楽を取り入れる人が増えていますよね。
とはいえ、
- 洋楽でリスニングの練習をしても意味ないって本当?
- 洋楽で英語学習をするときは歌詞をノートに書きとるべき?
- 洋楽で英語を勉強するのにおすすめのサイトが知りたい
など、学習方法やその効果について疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、洋楽での英語学習は楽しく英語学習が継続できる上、英語力アップにも効果を発揮します。
当記事では、洋楽での英語学習方法とその効果についてわかりやすく解説していきます。
洋楽での学習におすすめの12曲も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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洋楽で英語学習したときの3つの効果
洋楽での英語学習には次の3つの効果が期待できます。
- リスニング力を強化できる
- 発音がスムーズになる
- 語彙・フレーズを増やすことができる
早速、具体的な内容をみていきましょう。
①リスニング力を強化できる
洋楽を英語学習に使えば、リスニング力を強化することができます。
洋楽がリスニング力に効果的である理由は、洋楽を聴くことによって、英語特有の音の変化に慣れることができるからです。
英語には以下のような音の変化があります。
- リエゾン
- リダクション
- フラップのT
- 弱形
リエゾンとは、音の連結のことです。
例えば、make itは「メイク イット」ではなく、「メイキッt」のように繋げて発音することを指します。
リダクションとは、音の消失のことです。
sit downを「シット ダウン」ではなく「シッダウン」のように発音されます。
フラップのTとは、Tが母音と母音、またはRの間に挟まれた時に、Tの音がラ行やダ行の音に変わることです。
water「ウォーター」は「ワーラー」のように発音されます。
弱形とは、語中の音をとても弱く発話することです。特に機能語と呼ばれる代名詞や前置詞など、文意をあまり左右しない言葉が弱く発話される傾向にあります。
洋楽にはこのような音の変化がたくさんあるため、繰り返し聴いていると、次第に耳が慣れてくるのです。
音の変化についてもっとよく知りたい方はこちらを参考にしてください。
②発音がスムーズになる
洋楽を英語学習に使うことで期待できるもう一つの効果は、発音がスムーズになることです。
前述の通り、洋楽には英語特有の音の変化がたくさん登場します。
そのため、洋楽を口ずさむことでリスニング力だけでなく発音も鍛えられるのです。
また、英語特有のアクセントやイントネーションも同時に身につけることができます。
③語彙・フレーズを増やすことができる
洋楽を英語学習に使うと、語彙やフレーズを増やすことができます。
洋楽には、ネイティブがよく使う自然な語彙やフレーズがたくさん含まれます。
歌詞の内容を理解するためにそれらの語彙やフレーズを調べていくことで知識を増やすことができるのです。
洋楽で英語学習したときの3つのメリット
ここでは、洋楽で英語学習をしたときのメリットについて解説していきます。
洋楽で英語学習を行うと、以下のようなメリットがあります。
- 自分の好きな教材で学習できる
- 語彙・フレーズを覚えやすい
- 隙間時間での学習が可能
①自分の好きな教材で学習できる
洋楽を英語学習に使うことのメリットの1つ目は、自分の好きな教材で学習できることです。
自分の好きなアーティストの曲であれば、英語学習が楽しくなります。
また、自分の好みに合わせて曲を選ぶことができるため、学習に使っていても飽きることがありません。
②語彙・フレーズを覚えやすい
洋楽を英語学習に使うことのメリットの2つ目は、語彙やフレーズを覚えやすいことです。
好きなアーティストの曲であれば、歌詞の意味を知りたくなるため、自然と調べようという気持ちが起きやすいものです。
知りたいと思って調べたことほど記憶に残りやすいので、曲に使われている語彙やフレーズが頭に残りやすいのです。
③隙間時間での学習が可能
洋楽を英語学習に使うことのメリットの3つ目は、隙間時間での学習が可能であるということです。
洋楽を使った学習は、スマホ1つあれば場所を選ばずどこでも始められます。
そのため、通勤途中の電車の中や昼休みなど細切れの時間を利用して英語学習ができます。
洋楽を使った効果的な学習方法
次に、洋楽を使った効果的な学習方法について解説していきます。
洋楽を使った効果的な学習方法は以下のとおりです。
STEP1:歌詞の内容を確認する
STEP2:集中しながら曲を聴く
STEP3:小声で口ずさむ
STEP4:シャドーイングをする
STEP5:録音してお手本と照らし合わせる
STEP1 歌詞の内容を確認する
洋楽を聞いていて、歌詞にわからない箇所があれば日本語訳を確認しましょう。
その際、日本語訳はこなれた表現にするために意訳されている場合があるので、英語の歌詞単語でわからないものがあれば辞書で調べます。
最終的には英語の歌詞を見たら歌詞の内容がわかる状態にしましょう。
STEP2 集中しながら曲を聴く
洋楽で英語学習を行うときは、集中して聴くようにしましょう。
これは歌詞をしっかり聴きとるためです。
単語や内容がわからない箇所があれば歌詞を見直し、聞き取れない箇所は何度も聞き直すようにしましょう。
しっかり聞き取るために再生速度を変えてもOKです。
STEP3 小声で曲を口ずさむ
次に、小声で曲を口ずさんでみましょう。
これはマンブリングと言われる方法で、小声で口ずさむことで曲に慣れていくことができます。
洋楽は短い小節にたくさんの単語を詰め込んでいることが多いので、いきなり歌おうとしてもうまくいきません。
マンブリングで歌に少しずつ慣れてからにしましょう。
STEP4 シャドーイングをする
マンブリングで曲に慣れてきたら、シャドーイングを行いましょう。
シャドーイングとは、モデル音声の後を影のように少しだけ遅れて発話するトレーニング法です。
第二言語習得に大きな効果があるとして、通訳の訓練法としても使われています。
洋楽でシャドーイングを行う場合は、曲に少しだけ遅れながら発話していきます。
慣れてきた場合は曲に追いついてしまっても構いません。ですが、基本的には音を聞きながら音通りに発話することが大事です。
シャドーイングの効果についてもっとよく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
STEP5 録音してお手本と照らし合わせる
最後にシャドーイング音声を録音し、お手本と照らし合わせましょう。
このとき、特に音の変化に注目するようにしてください。
正しい発音が身についていないと、リスニング力やスピーキング力のアップにつながらないので、しっかり確認しましょう。
洋楽での英語学習におすすめなアプリ・サイト Lyrics Training
ここでは洋楽での英語学習におすすめのアプリやサイトをご紹介します。
洋楽を使った英語学習におすすめなサイトはLyrics Trainingです。
Lyrics Trainingは、洋楽の歌詞のディクテーションが体験できるサイトです。
曲の流れに合わせて、タイピングをして歌詞の穴埋めをしていくタイプなので、ゲーム感覚でディクテーションを楽しむことができます。
アプリで利用することもでき、アプリ名はLingoclipと言います。
サイトの検索窓から好きなアーティストの曲を探すこともできますし、その日のおすすめの曲でトレーニングすることも可能です。
曲を決めたら、さらに4つのレベルを選ぶことができるようになっているので、自分に合ったディクテーションの難易度を設定しましょう。
洋楽英語学習におすすめなアーティストの厳選13曲
ここでは、洋楽を使った英語学習におすすめの13曲を一気に紹介していきます。
どれも人気の高い有名な曲ばかりなので、一度は耳にしたことがあるかも知れませんね。
素敵な曲ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
The Beatles 「Yesterday」
1曲目は言わずと知れた名曲、The BeatlesのYesterdayです。
歌詞も語彙レベルが優しい単語を用いて書かれており、中学校の教科書にもよく登場しています。
曲の内容もわかりやすく覚えやすいため、幅広いレベルの学習者に対応しています。
初心者はこの曲から始めてみることがおすすめです。
Adele「Someone Like You」
2曲目はAdeleのamSomeone Like Youです。
この曲は人気米学園ドラマGleeのシーズン3に登場します。
昔好きだった人が結婚してしまい、自分も別の誰かを見つけて幸せになるという決意をした女性の切ない心情を描いた内容です。
Adeleの声と曲の雰囲気もとてもマッチしていて、何度も聞き返したくなります。
使われている英語も平易でわかりやすく、初心者の方にもおすすめです。
Bruno Mars 「Just the Way You Are」
3曲目はBruno MarsのJust the Way You Areです。
Bruno Marsはアメリカのシンガーソングライターで、これまで次々とヒット曲を生み出し、グラミー賞を17回受賞してギネス入りしています。
そんな彼のヒット曲の1つであるJust the Way You Areとは、日本語で「ありのままの君で」という意味です。
コンプレックスで悩む彼女に対して、「ありのままの君が美しいんだよ」と囁く優しい歌です。
こちらもシンプルな英語で書かれているため、幅広いレベルの学習者に対応しています。
Elton John「Rocket Man」
4曲目はElton JohnのRocket Manです。
イギリスのミュージシャンでシンガーソングライターのElton Johnは、ピアノロックという新しいジャンルを確立した人物です。
Rocket Manは、火星に飛び立つ宇宙飛行士の悲哀を描いた曲で、家族と遠く離れて暮らす宇宙飛行士の孤独と彼自身とを重ね合わせているとも言われています。
また、この曲名をタイトルに冠した映画が2019年に公開され話題になりました。
映画と共に楽しむことで英語学習の効果も高まりそうですね。
Taylor Swift 「Blank Space」
5曲目はTaylor SwiftのBlack Spaceです。
Blank Space は同時世間が彼女に対して持っていたボーイフレンドをコロコロ変えるというイメージをそのまま歌にしたものです。
元彼のリストの1番最後のスペースが空白(blank space)になっていて、「そこにあなたの名前を書くわ」という意味深な歌詞で終わっています。
テンポの良い曲で、思わず口ずさんでしまうような曲調です。
歌詞に使われている単語もシンプルでとっつきやすく、こちらもレベルを問わず学習に使える曲になっています。
Daniel Powter 「Bad Day」
6曲目はDaniel PowterのBad Dayです。
とても有名な曲で、日本でもCMで使用されていたこともあります。
気分が落ち込んでしまっているときや少し疲れたときに聞きたくなる曲です。
歌詞は平易な英語で書かれていますがテンポが速くリズムも軽快なため、ついていくのが少し難しいと感じるかもしれません。
練習するときは、難しいと感じるところのスピードを少し落として再生すると良いでしょう。
One Direction 「What Makes You Beautiful」
7曲目はOne DirectionのWhat Makes You Beautifulです。
One Directionはイギリスのボーイバンドです。
「ビートルズの再来」とも言われるほど世界的な成功を収めました。
そんな彼らのヒット曲であるWhat Makes You Beautifulは男の子が恋をする気持ちを歌った曲です。
この曲も難解な言い回しやスラングもなく、英語学習に向いています。
Ed Sheeran「Thinking out Loud」
8曲目はEd SheeranのThinking out Loudです。
Ed Sheeranといえば、グラミー賞を4回受賞したイギリスのシンガーソングライターで、人気曲にはShape of Youなどがあります。
Thinking out Loudは彼の人気曲の内の1つで、意味は「独り言を言う」や「考えていることを口に出す」と言う意味です。
こちらもロマンチックなラブソングで、スローなテンポで歌い上げられています。
そのため、音の変化が起きている部分もはっきりと聞き取れるので、英語独特の発音に慣れていない方が初めて練習するのにピッタリです。
Queen 「Don’t Stop Me Now」
9曲目はQueenのDon’t Stop Me Nowです。
Queenも言わずと知れた世界的に有名なロックバンドで、2018年にはボーカルであるフレディー・マーキュリーの生き様を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開され話題になりました。
Don’t Stop Me Nowは彼らの代表曲の1つで、軽快なリズムと疾走感が特徴です。
CMに使用されていたり、他のシンガーからカバーされていたりするので、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
前述の通りテンポの速い曲なので、英語特有の音の変化が聞き取りづらい部分があります。
シャドーイングするときは、再生速度を少し遅くして行うと良いでしょう。
Myley Cyrus 「Flowers」
10曲目はMiley CyrusのFlowersです。
Miley Cyrusはアメリカのシンガーソングライターです。
数々のヒット曲を世に出し、今回おすすめするFlowersは2023年に最もストリーミングされた曲に認定されました。
恋人と行き詰まっても、自分で自分を愛せるという前向きなメッセージが込められています。
Mileyのハスキーな声質ともマッチしていて、とてもかっこいい曲です。
シャドーイングもしやすく、初心者の学習にも向いています。
Maroon5 「Sugar」
11曲目はMaroon5のSugarです。
この曲のミュージックビデオでは、アメリカの大人気ロックバンドMaroon5が、アメリカ中のウェディングで生演奏を披露して回る様子が描かれています。
この曲を聴くときは、ミュージックビデオとともに楽しむと、よりハッピーな気持ちになれるのでおすすめです。
リズムやテンポが速いので、学習に使う場合は少し再生速度を遅めにする方が良いでしょう。
Mariah Carey 「All l I want for Christmas is you」
12曲目はMariah CareyのAll I want for Christmas is youです。
クリスマスといえばこの曲というぐらい世界中で聴かれている名曲です。
リズムもよく、使われている英語も易しいので、初心者の方でも学習できます。
クリスマスに使う英語表現も同時に身につくという利点もあります。
リスニング力をより強化するためには?
今回は、洋楽での英語学習の効果とおすすめの曲についてご紹介してきました。
前述のとおり、洋楽を英語学習に使うことは、リスニング力アップに効果が期待できますが、シャドーイングと組み合わせることで、その効果をより大きなものにすることができます。
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